令和4年3月『春の室礼と道具の勉強会』を開催しました。

令和4年3月10、11日『春の室礼と道具の勉強会』をオフィスエムサロンにて開催しました。

この勉強会は年2回開催しています。

2月は節句について、11月は正月と祝いについてをテーマに

室礼と道具を見ていただきます。

講師

松村 篤史(室礼師)

和室では、

お茶の道具組から掛軸や花入れ、茶碗、棗の見方や意味などを解説いたしました。

ギャラリースペースでは、

「掛軸」「茶懐石の器」「盆飾り」「土器の花入れ」のテーマごとに展示しました。

掛軸

年代の違う和歌の色紙や日本画

茶懐石の器

おひな様の盆飾り

小物色々

土器に花

現代の生活空間での床間室礼

次回の勉強会はこちらより。

室礼道具のご購入はこちらより。

https://shop.officeemu.jp/view/category/shitsurai

松村 篤史(室礼師)

1978年10月3日生まれ 天秤座 O型

高校卒業後ロンドンに約2年留学

帰国後、山荘無量塔の故藤林社長に出会い旅館という舞台で日々花をいけ、室礼、お客様をもてなすことで独自のスタイルを確立。35歳の時に独立、オフィスエムを立ち上げ室礼師として旅館の床の間を中心に様々な場所の空間コーディネイトを提案している。

室礼/実績報告

https://officeemu.jp/tag/%e5%ae%a4%e7%a4%bc-%e5%ae%9f%e7%b8%be%e5%a0%b1%e5%91%8a/

室礼師 松村へのお仕事のご依頼はこちらより承ります。

http://officeemu.jp/cycle/

出張講座

出張講座/実績報告

https://officeemu.jp/tag/%e5%87%ba%e5%bc%b5%e8%ac%9b%e5%ba%a7/

くまもと花博 開催記念/春のいけはな、室礼展

くまもと花とみどりの博覧会

第4回アジア・太平洋水サミット(熊本市)開催を記念し

熊本市認定歴史的風致建造物「野田市兵衞商店」にて

『 春のいけはな、室礼展 』を開催いたします。

くまもとDMCとオフィスエム企画『Premium Table』 は、

立田山の麓にある泰勝寺(旧肥後藩主細川家別邸)をメイン会場に

歴史的建造物を舞台に熊本ならではの食と文化を感じる特別な食事会を提供しています。

今回は『Premium Table』の活動の一環とし、

熊本市認定歴史的風致建造物「野田市兵衞商店」を舞台にくまもと花博を盛り上げたいと企画しました。

ご来場いただいた方には、細川家御用茶畑であった岳間(熊本県北)のお茶を無料でおもてなしいたします

会期

2022年4月23、24日

時間

10時~17時

拝観料

無料

場所

野田市兵衛商店/熊本市中央区辛島町8-21

いけはな・室礼

松村 篤史(室礼師)

1978年10月3日生まれ 天秤座 O型

高校卒業後ロンドンに約2年留学

帰国後、山荘無量塔の故藤林社長に出会い旅館という舞台で日々花をいけ、室礼、お客様をもてなすことで独自のスタイルを確立。35歳の時に独立、オフィスエムを立ち上げ室礼師として旅館の床の間を中心に様々な場所の空間コーディネイトを提案している。

室礼/実績報告

https://officeemu.jp/tag/%e5%ae%a4%e7%a4%bc-%e5%ae%9f%e7%b8%be%e5%a0%b1%e5%91%8a/

室礼師 松村へのお仕事のご依頼はこちらより承ります。

http://officeemu.jp/cycle/

Premium Table

食と文化を感じる特別な』食事会

https://premium-table.jp/

くまもとDMC

https://kumaryokkafair.com/

第4回アジア・太平洋水サミット(熊本市)

まゆみ食堂/新茶を楽しむランチ会

オフィスエム×好信楽×まゆみ食堂

コラボ企画

『 茶摘み体験&まゆみ食堂ランチ 』

茶師ヒロトガワが運営する『岳間茶寮好信楽』の茶畑で茶摘みを体験いたします。

摘んだ茶葉は、皆さんの前で茶師ヒロが製茶をし、できた茶葉はお持ち帰りいただきます。

茶摘み体験後は、

料理家まゆみさんがお茶に合うランチをご用意いたします。

日程

2022年5月11日(水)

時間

10時~14時

料金

6,600円(茶摘体験・ランチ・税込)

場所

岳間好信楽/熊本県山鹿市鹿北町椎持2172

お問合せ

096-346-6068 090-9570-7976(松村)

フードコーディネーター 橋本真由美

実家は老舗醬油屋(元祖玉子かけ醤油)

人気の甘酒シリーズをはじめNB食品やOEM商品の開発

メディアでのレシピ提供など幅広く活躍中。

茶師 Hiro Togawa

日々日本茶の焙煎を生業としつつ、2018年より日本茶の魅力を伝える活動をスタート。

お茶を淹れるだけでなく「日本茶の焙煎」を見ながらお茶を提供するスタイルを発案。

日本茶のオンラインショップ運営。

https://koushinrakuroku.com/

2021年5月、細川家御用茶畑『岳間』に『岳間茶寮 好信楽』をオープン。

昨年の「茶摘み体験」の様子

まゆみ食堂/掘りたて筍を食す

オフィスエム×玄窯×まゆみ食堂

コラボ企画

『 陶芸体験と掘りたて筍を食す会 』

オフィスエムプロダクト商品‘’Black&White”を製作していただいている玄窯さんでの陶芸体験です。

実際に陶芸を作ることでより深く器のことを知っていただきます。

当日はお茶碗と菓子皿を各1枚作っていただきます。

陶芸体験後は、

料理家まゆみさんが玄窯さんの裏庭の掘りたての筍を使ったランチをご用意いたします。

日程

2022年4月5日(火)

時間

10時~14時

料金

7,700円(陶芸体験・筍ランチ・税込)

場所

玄窯/熊本市北区植木町内985

お問合せ

096-346-6068 090-9570-7976(松村)

玄窯さんの竹林

昨年の「筍を食す会」の様子

フードコーディネーター 橋本真由美

実家は老舗醬油屋(元祖玉子かけ醤油)

人気の甘酒シリーズをはじめNB食品やOEM商品の開発

メディアでのレシピ提供など幅広く活躍中。

松村(オフィスエム代表)×齊藤博之(玄窯代表)

玄窯ホームページ

Black&Whiteについて

https://shop.officeemu.jp/view/category/blackwhite

新茶、茶摘み体験

オフィスエム×好信楽×まゆみ食堂

コラボ企画

『 茶摘み&製茶体験 』

茶師ヒロトガワが運営する『岳間茶寮好信楽』の茶畑で茶摘みを体験いたします。

摘んだ茶葉は、皆さんの前で茶師ヒロトガワが製茶をするところを披露します。

茶摘み体験後は、

料理家橋本真由美さんの岳間の新鮮なお野菜を活かしたランチをご用意いたします。

日程

5月17日(金)

時間

10時~14時

料金

6,600円(茶摘体験・ランチ・税込)

場所

岳間茶寮好信楽/熊本県山鹿市鹿北町椎持2172

お問合せ

096-346-6068 090-9570-7976(松村)

「茶摘み体験」の様子

岳間(熊本県山鹿市)は細川家の献上茶を生産していた由緒ある茶畑です。

現在でもお茶の木を大切に育てられ、お茶作りが続けられています。

茶畑は山間の斜面にあり、緑豊かな山の景色と澄んだ空気が心と身体をリフレッシュさせてくれます。

茶摘みが終わったら茶寮に戻ります。

岳間茶寮好信楽は昭和初期に建てられた民家を茶師ヒロトガワが前の持ち主から譲り受け日本茶の魅力を知ってもらうサロンとして活用しています。

緑の瓦が目印。

古き良き日本の暮らしが想像できる佇まいです。

内装は昭和レトロ。

タイムスリップしたようです。

土間は茶師ヒロトガワがセレクトした日本茶や茶器が展示販売されています。

ここで日本茶をいただくこともできます!!

茶師ヒロトガワが皆さんの前で茶葉を製茶するところを披露します。

参加者の方に少しお手伝いをしていただきます。

茶葉を手のひらで揉んで丸くします。

だんだんお茶の香りがしてきます。

もう一度乾煎りをして完成です。

お茶ができたら広間でランチです。

地元の採れ立てのお野菜をたっぷりと使います。

お食事と一緒にできたてのお茶も登場です。

豊かな自然の中で茶摘みをし、

できたてのお茶とお採れ立ての地元野菜のランチ。

岳間でしか味わうことができない贅沢な時間です。

都会の喧騒から少し身をうつし、

心穏やかな田舎時間を楽しみませんか?

コーディネーター

松村篤史(価値伝承師)

1997年3月、大阪あべの辻調理師学校卒業
卒業後は調理師としてロンドンで約2年働く
帰国後は家業の飲食店を管理、運営。

山荘無量塔の故藤林社長との出会いにより旅館業(接客、フロント)に携わる。

ロンドンから帰国後、日本文化に興味を持ち茶道・花道の勉強を始める。

旅館という舞台で日々花をいけ、室礼、お客様をもてなすことで独自の接客スタイルを確立。

35歳の時に独立、オフィスエムを立ち上げ室礼師として旅館の床の間を中心に様々な場所の空間コーディネイトを提案している。
2018年より価値伝承師として文化・食の普及活動をスタート。

茶師 

ヒロトガワ

日々日本茶の焙煎を生業としつつ、2018年より日本茶の魅力を伝える活動をスタート。

お茶を淹れるだけでなく「日本茶の焙煎」を見ながらお茶を提供するスタイルを発案。

日本茶のオンラインショップ運営。

https://koushinrakuroku.com/

2021年5月、細川家御用茶畑『岳間』に『岳間茶寮 好信楽』をオープン。

料理

橋本真由美

実家は老舗醬油屋(元祖玉子かけ醤油)

人気の甘酒シリーズをはじめNB食品やOEM商品の開発

メディアでのレシピ提供など幅広く活躍中。

陶芸体験と筍ランチ

オフィスエム×玄窯×まゆみ食堂

コラボ企画

『 陶芸体験と掘りたて筍を食す会 』

オフィスエムプロダクト商品‘’Black&White”を製作していただいている玄窯さんでの陶芸体験です。

実際に陶芸を作ることでより深く器のことを知っていただきます。

当日はお茶碗と菓子皿を各1枚作っていただきます。

陶芸体験後は、

料理家まゆみさんが玄窯さんの裏庭の掘りたての筍を使ったランチをご用意いたします。

日程

2022年4月5日(火)

時間

10時~14時

料金

7,700円(陶芸体験・筍ランチ・税込)

場所

玄窯/熊本市北区植木町内985

お問合せ

096-346-6068 090-9570-7976(松村)

玄窯さんの竹林

昨年の「筍を食す会」の様子

松村(オフィスエム代表)×齊藤博之(玄窯代表)

玄窯ホームページ

フードコーディネーター 橋本真由美

実家は老舗醬油屋(元祖玉子かけ醤油)

人気の甘酒シリーズをはじめNB食品やOEM商品の開発

メディアでのレシピ提供など幅広く活躍中。

Black&Whiteについて

https://shop.officeemu.jp/view/category/blackwhite

日本家屋探訪/野田市兵衛商店

野田市兵衛商店さんは1878年(明治11年)馬具商として創業

時代の変化と共に変革を行い2018年には創業140周年を迎えた熊本の老舗企業です。

本社は築百年を越える木造建築で、

熊本地震で被災されたものの復旧工事をされました。

熊本市の景観形成建造物に指定されています。

今回、野田市兵衛商店さんのご協力

こちらの和室とカフェスペースにて、

『くまもと花博 開催記念/春のいけはな、室礼展』

Premium Tableのおもてなしとして開催いたします。

野田市兵衛商店さんの美しい床間

当日はカフェスペースにたてはなを、和室には春の室礼と盆飾り

室礼師松村が担当いたします。

お越しいただいたお客様には熊本の抹茶と和菓子をご用意いたします。

くまもと花博に行かれた際はお気軽にお立ち寄りください。

くまもと花博

https://kumaryokkafair.com/

くまもと花博インスタグラムにて告知されました。

https://www.instagram.com/p/CcW84G8OjhR/?utm_source=ig_web_copy_link

Premium Tableについて

https://premium-table.jp/

室礼師松村篤史について

室礼について。

室礼とは、、、

色々な見解がありますが、

ここでは室礼師 松村篤史の考えをまとめました。

室礼師 松村篤史について

室礼(しつらい)とは、平安時代寝殿を設える(しつらえる)という言葉から派生し

室町時代に床の間が出現し儀礼的な装飾をするようになり「室礼」という文字になりました。

室礼は下の写真のように神様にお供えする行為から派生しています。

室町時代に入り武家屋敷の様式である「書院造」が誕生。

床の間が出現します。

客を迎える部屋に作られました。

床の間には基本の要素として、

宗教画の掛軸と仏器の五具足(ごぐそく)が飾られました。

床の間の出現と千利休が大成した「わび茶」により、

室礼が宗教から少しづつもてなしの要素が強くなりました。

現代では茶の湯をはじめ、

旅館や料亭の床の間に季節の掛物と花をいけお客様へのもてなしとして継承されています。

※オフィスエムでは、生け花教室も行っております。

室礼のポイント

床の間は神聖な場所であること。

・掛軸が神・仏の象徴であること。

・下には香炉・蝋燭・花が室礼の基本要素。

室礼のお仕事、出張講座はこちら

床の間がない現代の生活における室礼の取り入れ方をご提案します。

室礼をする場所(お薦めの場所/玄関・リビング・本棚、、、)を見立てます。

床の間は神聖な場であることをふまえ

そこにある物を全て移動し綺麗に掃除をし清めます。

壁があれば季節のお軸や絵を飾りその下に台を置きます。

台の上に季節の花を添えれば完成です。

リビングやダイニングなどでのみたての室礼

室礼師松村オリジナル

「盆飾り」

床の間がなく壁もない場合、「盆」を床の間に見立てます。

盆の中に掛軸の代わりに季節の置物と花をいけ、

神に祈る気持ちがあれば室礼と同じ行為です。

是非、皆さんもご自宅で実践してみてください。

ご購入はこちらから

稲飾り/大 / ¥3,850
稲飾り 2点セット / ¥3,520
敷板 Aタイプ / ¥14,300

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室礼をする上で大切にしたいこと

年中行事(祈り、感謝)

年中行事は国土安泰、五穀豊穣、無病息災を神様、ご先祖様に祈り

人間は自然の生命の一部であり、自然のおかげで生かされているという感謝することです。

そしてその行事から日本文化は育まれ形成されてきました。

五節句とは、、、

五節句の「節」というのは、唐時代の中国の暦法で定められた季節の変わり目のことです。

定められた日に宮中で邪気を祓う宴会が催されるようになり「節句」といわれるようになりました。

一月七日 人日(じんじつ)の節句(七草の節句)

一月七日の朝に春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)の入った七草粥を作りその一年の無病息災を願って食べます。

三月三日 上巳(じょうみ)の節句(桃の節句)

誕生した女児を祝福し、健やかな成長を願う、親から子、孫への愛情の節句。

雛人形を飾り、菱餅や桃の花も添えて、ちらし寿司や、白酒などで宴を催します。

五月五日 端午の節句(菖蒲の節句)

誕生した男児を祝福し、健やかな成長を願う、親から子、孫への愛情の節句。

鎧兜や人形を飾り、鯉のぼりを掲揚して、粽や柏餅に菖蒲の花を添えて宴を催します。

七月七日 七夕の節句(笹竹の節句)

日本古来の豊作を祈る祭りに、女性が針仕事などの上達を願う中国伝来の行事などが習合したものと考えられています。

九月九日 重陽の節句(菊の節句)

中国から伝わった重陽節が江戸時代に入り五節句の一つとなり庶民の間にも広まりました。

菊酒を飲み、菊の被綿(きせわた)に溜まった露で体を拭い健康と長寿を願います。

お彼岸

春分の日と秋分の日には、太陽が真東から上り真西へと沈みますが、

それによって彼岸と此岸とが通じやすくなり、

これらの時期に先祖供養をすることでご先祖の冥福を祈るとともに、

自らもいつか迷いのない此岸に到達できるよう願ったのです。

お墓、仏壇にぼた餅、おはぎをお供えする。

お盆(新暦7月15日、旧暦8月15日)

お盆の時期には先祖が浄土から地上に戻ってくると考えられ、

ご先祖様を1年に1回、家にお迎えしともにひと時を過ごして、

ご冥福をお祈りし、先祖の霊を供養する。

道具組について

掛軸、花器、花など道具の組み合わせで色々な表現を室礼ではすることができます。

こちらではテーマに合わせた道具組をご紹介します。

テーマ 「お盆」

掛軸

京都の五山送り火(ござんのおくりび)

お盆の時期に彼岸へ祖先の霊を送る送り火として行われるお盆の行事の一つ。

掛軸は生地の組み合わせで雰囲気が変わるのが魅力の一つです。

季節の色紙色々

昔の日本人は季節を楽しんでいた証です。

この色紙は12か月それぞれの月にちなんだ絵が描かれ箱にまとめられており

室礼の道具としてとても便利でおすすめです。

鬼灯(ほおずき)

鬼灯はふっくらした提灯のような形と炎の様なオレンジ色から、

お盆に帰ってくるご先祖様や精霊が迷わずに帰って来れるように

灯りとしての道しるべになる様に見立てられ、仏壇や盆棚、精霊棚に飾られます。

テーマ「 収穫の秋、お月様に感謝を込めて 」

秋と言えば中秋の名月。

日本人は月を神様と考え秋に収穫したものをお供し感謝をしました。

秋の室礼では、月・兔・団子・秋野菜がキーワードで想像を膨らませます。

秋室礼の出張講座より

テーマ 「 お正月 」

室礼師松村がこれまでに担当をした旅館の室礼をご紹介します。

写真の右側に置いている黄色い柑橘は「仏手柑」です。

仏の手に見えることが由来で

とても珍しい果物なのでおもてなしの室礼にオススメです。

コンクリートの壁が印象的なエントランス

ガラスのフラワーベースに、「松」「稲」だけで

シンプルな門松を室礼ました。

木のこずえに神が宿ると考えられ松は年神を家に迎え入れるための依り代という意味合いから

門松が玄関に飾られるようになりました。

稲は五穀豊穣を意味します。

日本人の原点は稲です。

松村の室礼では年間を通して稲を使います。

お正月では稲飾りをしめ縄にみたて

稲を白い奉書で巻いて、南天の実を合わせることで紅白としめでたさを表現しています。

室礼師松村による

室礼のお仕事、出張講座について

室礼師 松村は直接現場にて床の間をはじめ様々な場所の室礼をご提案いたします。

また、室礼についての出張講座(レクチャー、デモンストレーション)も承っております。

旅館には日本の文化を体験できる場所として世界中からお客様がいらっしゃいます。

しかし、国際化が進み日本文化が忘れ去られ旅館業界でも同じことがおこっています。

床の間をきっかけに、もう一度日本の文化を見直し旅館のあり方を考えてみるのはいかがでしょうか?

室礼/実績報告

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室礼師 松村へのお仕事のご依頼はこちらより承ります。

http://officeemu.jp/cycle/

関連イベント情報

季節の室礼教室

出張講座

出張講座/実績報告

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室礼道具のご購入はこちらより。

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『心を通わせる茶道教室』について

「心を通わせる茶道教室」は、お茶を通じて着物・書・道具など日本文化全般を知り、楽しみながら学ぶ大人の教養講座です。

通常の教室は、お茶を点てるお点前が中心ですが、当教室では限られた時間で効率的に茶道を学んでいただくため、お客様側の作法をお稽古します。

この作法を学ぶことで、長い茶道の歴史のなかで培われた究極の会話術やコミュニケーション能力を鍛え、円滑な人間関係を構築するスキルを習得することができます。

お稽古の流れ

所要時間約2時間

10分 講師挨拶と内容説明

40分 実技

   茶室の入り方、抹茶の飲み方、道具の拝見、茶室内での会話、、、 

10分 休憩

30分 文化講座

   茶道の歴史、道具、料理、着物について

20分 抹茶の点て方体験

10分 質疑応答

   終了

よくあるご質問

Q,着物でなければ参加できませんか?

A,ほとんどの方がカジュアルな普段着でいらっしゃいます。

 もちろん、和服で数寄屋袋などを持ち込んで参加されてもOKです。

Q,道具を持っていないのですが、、、。

A,こちらでご準備しておりますので、手ぶらでお気軽にお越しください。

Q,初めてなので緊張してしまいそうです。

A,「心を通わせる茶道教室」には初心者の方も多くご参加されています。知識ゼロでも楽しんでいただけるお稽古を心がけておりますのでどうぞリラックスしてお越しください。

日時

第4水曜日(予約制)

1日3回やっていますのでご都合の良い時間をお選びいただけます。

*日程は変更になる月もあります。

参加費

1回/3,300円(税込み)

抹茶・四季折々のお菓子付き

*1回だけの参加も、継続しての受講も可能です。

ご予約はこちらより。

茶道具の購入はこちらより。

https://shop.officeemu.jp/view/category/tea

茶道ってなに?

利休の名言に

「茶の湯とはただ湯を沸かして茶を点てて飲むばかりなる事と知るべし」

という教えがあります。

お湯を沸かすといっても、

お湯の沸き始め、盛り、終わりで温度や味が変わります。

お茶を点てるのも、

抹茶とお湯の割合で味が変わります。

その日の気温や、お客様のお好みでお茶を点てるお湯の温度を調整します。

茶道とは、

茶碗に抹茶を入れ、湯を注ぎ、茶筅でお茶を点てお客様にお茶を一服差し上げることですが、、、

その行為の中に

亭主はお客様を思いやる心を込め、

お客様はその亭主の思いを汲み取り、

亭主と客が心を通わせることで人と人の絆を深める「和の社交場」です。

この回では、亭主と客が具体的に心を通わせる代表的な5つの要素をご紹介します。

その① 

床の間は亭主からの第一メッセージ

お客様は茶室に入ると最初に床の間を拝見します。

床の間には、掛軸と季節の花がいけられいます。

茶会には、

招待されたお客様のお祝いの会であったり、

何かしらの亭主の思いが込められており、

それを最初に表現されるのが掛軸です。

その②

お客様に心をこめる茶道具

季節によって釜の位置が変わります。

春、夏の暑い時期は風炉にすることでお客様から火を遠くに置きます。

逆に、秋や冬の寒い時期は炉にすることでお客様に火を近づけます。

同じように、

茶碗の口の広さも季節によって変わります。

寒い季節は冷めづらいように口の狭いものを選びます。

暑い季節は口が広くなります。

夏にはガラスの茶碗で涼を演出したりもします。

茶道の見せ場の1つに釜の蓋を開ける時に出る湯気です。

風炉の釜は口が小さく、

炉の釜の口は大きく湯気が沢山みせることで温かさを演出します。

このように、道具には亭主のもてなしや思いが込められています。

その③

客と亭主の息づかい

茶室に入るとまず最初に床の間を拝見します。

あまり長く拝見していると亭主を待たせることになりますが、

さっさとしてしまうと亭主はお好みではなかったのかな?と心配になってしまいます。

お点前のテンポですが、

お茶を点てるまでは丁寧に少しゆっくりしますが、

片付けまでゆっくりしてしまうとお客様も疲れてしまいますので

片付けからは気持ちテンポを速くします。

お客様は神様ではありません。

客と亭主は平等です。

その④

呼ばれたら呼び返す

「呼ばれたら呼び返す」と言うと少し恐怖を感じますが、、、

そうゆうことではなく、

茶の湯とは本来プライベートのティーパーティーのようなものです。

誘われるだけでなく、お誘いをすることで人と人の絆が強まり、より心のこもったもてなしをすることができます。

茶室でお点前をしなくても、

ご自宅にご招待して、

お気に入りの器で美味しい和菓子と抹茶をテーブルに出すだけでも思いは込められます。

自分でできることを工夫することが大切です。

そして、お客様は既成の概念ではなく心で受け止め決してケチを付けてはいけません。

「心を通わせる茶道教室」では、

ご自宅で抹茶が出せるように点てる練習をします。

ご家族やお友達に抹茶を出しましょう。

その⑤

茶事は究極のおもてなし

茶事はお茶だけでなく食事も出てくる究極のおもてなしです。

茶会と言えば、お点前を拝見してお茶を一服いただくのが一般的なイメージだと思います。

茶会で出される泡立てられた抹茶は薄茶(うすちゃ)です。

茶事では濃茶(こいちゃ)が出されます。

濃茶は、抹茶を薄茶の倍の量を入れ少量のお湯で練ったものです。

千利休の時代お茶と言えば濃茶でした。

茶事では、

まずお湯を沸かすために炭点前をします。

湯が沸く間に茶懐石をいただきます。

食事が終わるころにちょうど湯が沸きますので、

最初に濃茶、次に薄茶をいただいて終了です。

炭の火を見ると心がホッとします。

茶懐石は日本料理の原点です。

茶事にはお客様をもてなす様々な仕掛けがあります。

道具も沢山必要ですし、準備も大変ですので

茶道をお稽古されている人にとっても貴重な会です。

オフィスエムでは初心者でも楽しめる茶事を企画していますので安心してご参加ください。

茶道とは、

亭主がお客様をもてなし

お客様はその心を汲み取り心を通わせることです。

抹茶が点てられれば誰でもできます!!

有名な道具、立派な茶室などがあっても、もてなしの心がなければ意味がありません。

あれがダメ、これがダメではなく

ポジティブシンキングで、

あれイイね!!、これイイね!!

で茶の湯を楽しめる場を作っていきたいと思っています。

関連イベント

「心を通わせる茶道教室」

「本格的な茶事を体験する会」

オンラインショップ

自宅でお抹茶一式セット

https://shop.officeemu.jp/view/item/000000000085?category_page_id=tea

座学/茶事の流れ

「茶道ってなに?」で簡単に説明をしました「茶事」について詳しく解説します。

茶事とは、、、

茶事はお茶だけでなく食事も出てくる究極のおもてなしです。

茶会と言えば、お点前を拝見してお茶を一服いただくのが一般的なイメージだと思います。

茶会で出される泡立てられた抹茶は薄茶(うすちゃ)です。

茶事では濃茶(こいちゃ)が出されます。

濃茶は、抹茶を薄茶の倍の量を入れ少量のお湯で練ったものです。

千利休の時代お茶と言えば濃茶でした。

茶事では、

まずお湯を沸かすために炭点前をします。

湯が沸く間に茶懐石をいただきます。

食事が終わるころにちょうど湯が沸きますので、

最初に濃茶、次に薄茶をいただいて終了です。

炭の火を見ると心がホッとします。

茶懐石は日本料理の原点です。

茶事にはお客様をもてなす様々な仕掛けがあります。

それでは具体的に茶事の流れをご説明します。

事前にご案内状が届きます。

茶事は今でいうホームパーティーのようなものです。

申し込むものではなく招待されるものという認識をもってください。

当日は直接茶室に入るのではなく、

まず待合という部屋で荷物をまとめご一緒する方にご挨拶をし茶室に入る準備をします。

準備ができたら腰掛という庭にある東屋に移動し亭主のお迎えを待ちます。

亭主のお迎えがあったら一人ずつ茶室に入ります。

最初にお湯を沸かすために亭主が炭を入れます。

これを炭点前といいます。

炭点前が終わったらお湯が沸くまで時間がかかりますのでその間に懐石が出てきます。

懐石が終わったらお菓子がでてきますのでそれを食べたら一度部屋を出て腰掛で一息つきます。

お客様が茶室を出たら、亭主は掛け軸を外し掛花入れに花をいけ床の間の模様替えをします。

銅鑼の音が聞こえたら入室の合図です。

もう一度茶室に入ります。

炭もおこり、湯が沸いていますのでここから濃茶のお点前です。

濃茶は厳粛なものなのであまり話はせず静かにお点前を拝見します。

濃茶が終わったらお薄です。

お薄は濃茶とは違ってお気楽にということで場も和み客も亭主も会話を楽しみながらリラックスした雰囲気でお茶をいただきます。

茶室から出る時に亭主がお見送りをし終了となります。

お茶はただ飲むだけでなく、部屋を出入りしたり、小間から大広間に移動したり色々な道具や料理、仕掛けでお客様をもてなすことができます。

客人はその亭主の思いを汲み取り心を通わせることが茶道です。

お点前ができても、掛軸の意味や道具の知識、洗練された言語能力があってはじめて茶事が成立します。

これは、会合や商談も同じではないでしょうか?

仕事に対する深い知識、知性のある会話によってお客様から信頼を獲得し円滑に商談を進めることができます。

茶事を非現実と思わず、アフタヌーンティーのような身近なお茶、食事の時間ととらえると、茶道の洗練された作法はきっと仕事、暮らしにも良い影響を与えてくれるはずです。

本格的な茶事を体験する会

心を通わせる茶道教室

茶室のお洒落

数寄屋袋/SUKI

https://shop.officeemu.jp/view/category/suki

茶道具のご購入はこちらより。

https://shop.officeemu.jp/view/category/tea

ギャラリーエム 正月と祝いの道具展・歳末セール

≪ ギャラリーエム ≫

室礼師松村が集めた

暮らしのうつわ

室礼道具

を展示販売いたします。

≪ 歳末セール・正月と祝いの道具展 ≫

室礼師オリジナル稲飾りをはじめ、大人気の木の葉窯の干支の置物などお正月の室礼道具を集めました。

また、常設で販売している暮らしの器や花器を期間限定で割引いたします。

この機会に是非お買い求めください。

日程

12月4・5・6・17・23日

(セールは12月4・5・6日のみ)

時間

10時~16時

場所

オフィスエムサロン/熊本県合志市須屋319-77

*不在にすることがありますのでいらっしゃる前にご一報ください。

  急遽日程を変更することがありますので随時日程をご確認ください。

 お電話/090-9570-7976

室礼師松村篤史について

室礼師松村オリジナル 稲飾り

暮らしのうつわ

1つの器で色々な使い方ができる日本のうつわ

室礼道具

お軸と花のうつわを中心に季節を楽しむお道具を集めました。

ECサイトでもお買物できます。

ご遠方の方はこちらより。

https://shop.officeemu.jp/

関連教室・イベント

季節の室礼と道具の勉強会

座学/茶の湯の道具

茶道では普段使わない道具が色々出てきます。

この回では、基本となる道具についてご説明します。

上の写真が基本の道具です。

まずは向かって左側の1番大きな道具が「釜」です。

釜がのっている下の部分を「風炉(ふろ)」です。

中に灰、炭を入れて湯を沸かします。

鉄で湯を沸かすとまろやかで美味しくなります。

右側の釜の次に多きい道具は「水指」です。

釜のお湯を足すときに使います。

次にお茶を点てるために使う道具をご紹介します。

向かって左側の赤と黒の塗の道具は「棗(なつめ)」です。

棗は抹茶入れです。

色々な形や蒔絵が施されたり可愛らしいものが沢山あります。

棗の上にのっているのが「茶杓(ちゃしゃく)」です。

抹茶を棗から茶碗に入れるスプーンのようなものです。

最後に右側にあるのが「茶筅」です。

抹茶を泡立てます。

穂先が80本や100本などがあります。

お点前をしないと知ることがない道具達ですが、、、

左の道具から、下は「蓋置(ふたおき)」、上は「柄杓(ひしゃく)」といいます。

蓋置は柄杓をのせたり、釜の蓋をのせたりします。

柄杓は釜の湯や水指の水をくむ道具です。

柄杓の素材は竹ですが、

蓋置は竹や焼物など色々な素材や形がありユニークな小道具といった立ち位置です。

右側は「建水(けんすい)」「こぼし」と言います。

茶碗に入れたお湯や水を捨てる器です。

最後に一番大切なのが「茶碗」です。

楽焼、萩焼、唐津焼など多種多様です。

その日の会の趣向や、気分に合わせてお茶碗を選ぶのは楽しいものです。

さあ、皆さんは今日はどんな気分ですか?

前回は床の間の3要素をご紹介しました。

茶の湯は、道具の組合せに亭主のメッセージが込められており、

客はその思いを受け止め「心を通わせる」のが醍醐味です。

道具の価値や金額ではなく、

亭主の思いを伝えることが大切です。

お茶会では、

どんな思いで亭主の方が道具組をされたのか想像しながらお茶をいただいてください。

< 自分をもてなす >

和菓子は季節によって様々な種類があります。

抹茶は近年、京都だけでなく地域ごとの個性豊かな抹茶が販売されるようになりました。

その日の気分でお茶碗と菓子器を選び

抹茶と季節の和菓子

まずは自分自身をもてなすのはいかがでしょうか?

関連イベント

「心を通わせる茶道教室」

オンラインショップ

自宅でお抹茶一式セット

https://shop.officeemu.jp/view/item/000000000085?category_page_id=tea

座学/床間とは、、、

床の間では、掛軸・花入れ・敷板が基本の道具です。

今回は簡単な床の間の説明と、

これら3つの道具についてご説明します。

床の間とは、、、

床の間(とこのま)とは、日本の住宅のうち格式を高めた客間などに設けられる一定の空間。

正しくは「床(とこ)」で、「床の間」は俗称とされる。

ハレの空間である客間の一角に造られ、床柱、床框などで構成されている。

掛け軸や活けた花などを飾る場所である。

ウィキペディアより

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%8A%E3%81%AE%E9%96%93

掛軸

掛軸は中国で北宋時代にはじまり、日本には飛鳥時代(約1000年前)に伝わりました。

茶の湯の流行と共に掛軸も一般にまで広がり、

来客者、季節、昼夜の時間を考慮して掛軸を取り替える習慣が生まれた。

掛軸の種類は、仏画、水墨画、墨蹟(禅僧の書)、古筆(平安~鎌倉時代の美しいかな書)など多種多様です。

現代では、暮らしの中で季節を楽しむ道具として、

床の間だけでなく、リビング・玄関などに飾られ楽しまれています。

ホストの思いをゲストに伝え、先人の想いを子孫に伝え、日本人の長い歴史に培われた「美」を表現する大切なお道具です。

花器

掛軸は仏教が発祥なので、花器も仏器である古銅との相性が良いです。

茶の湯の世界で様々な物を花器として使うようになり

現在では暮らしの楽しみとして、竹籠・磁器・陶器などがあります。

敷板

ほとんど注目されることがない悲しい道具ですが、じつは道具の組合せのアクセントとしてとても良い仕事をします。

本来の目的は畳を傷めないために花器の下に敷きます。

籠の花入は中に水を入れる受筒があるので籠そのものが、敷板の代わりをすることになので敷く必要がありません。

それでは具体的に床の間に室礼をしていきましょう。

まずは掛軸をかけます。

掛軸を掛けたら花器と敷板をセットします。

同じ花器でも敷板を変えると雰囲気がかわります。

あなたはどちらがお好きですか?

さあ、最後にお花を入れますが床の間は花を見せるための場所ではないことを認識してください。

ポイントは床の間・掛軸・花器それぞれが活かしあうように全体のバランスを考え、

花は最後に添える気持ちで控えめにいれましょう。

それでは最後に道具を組み替えて床の間の室礼をやってみます。

道具の組合せのよって雰囲気が変わるのをお楽しみください。

花と花器はそのままで掛軸だけ変えてみます。

時代物のお雛様の掛軸です。

掛軸だけでなく額装を合せるとミスマッチでお洒落になります。

次に器・敷板です。

花は同じでも器と敷板の組合せで表情がかわります。

床の間は季節ごとに掛軸を掛け替え、野の花を活け四季を楽しむ場所です。

あまり難しいことは考えず、お好きな掛軸・花器・敷板と季節の花をいけ床の間の暮らしをお楽しみください。

室礼の道具、花のうつわなどはオンラインショップでご購入いただけます。

何もお持ちでない方は、

まず花器・敷板を揃えられ花を日々いけることからはじめてみてはいかがでしょうか?

https://shop.officeemu.jp/view/category/shitsurai

<関連教室・イベント>

心を通わせる茶道教室@須屋

季節の室礼と道具の勉強会

筆者

オフィスエム代表/室礼師

松村篤史

座学/室礼の道具について

この回では室礼に使用する道具について解説します。

室礼についてはこちらをご覧ください。

上の写真2点が室礼の基本です。

床の間に

①軸 ②季節の花 ③調度品

の大きく3つの要素から構成されています。

それではこれら3つの要素について説明していきます。

①軸について

室礼をする時まず決めるのが掛軸です。

掛軸で室礼のテーマを表現します。

茶会では僧侶が書いた墨蹟を飾りますが、

自宅や料亭ではおもてなしとして季節の日本画や文字を掛けるます。

掛軸を楽しむポイントですが、

一番重要なのは本紙と言われる作品の部分ですが、、、

掛軸には名物裂と言われる古い貴重な生地や、

和紙や更紗など様々な生地を使われていますので注意して見てみてください。

この掛軸が縦に長く色々な文字がテンポよく書かれているのが魅力的です。

春のお野菜「豌豆」の絵です。

蔦のと花のが素敵ですね。

お正月が終わると少しづつ春を感じる物があるとお客様は喜ばれます。

この頃から桜や梅の掛軸を掛けます。

次に②季節の花です。

花をいけるにはまず花器が必要です。

また、畳を傷めないために花台を敷くのが基本です。

同じ花材でも花器を変えると雰囲気が変わります。

上は古道、下はローマングラスを模したイタリアの硝子です。

足つきの台に見立てで木製の器に枯蓮をいけました。

韓国の古い燭台を花台に見立てて。

最後に③調度品です。

基本は三具足(香炉・燭台・花)なので燭台や香炉を置くのが基本ですが、

茶道では花と逆側に香合を置きます。

調度品を組み合わせることで床の間が煌びやかになります。

お正月と言えば鏡餅。

丸い三宝に奉書を敷いて木製の鏡餅を置きました。

こちらの鏡餅は硝子です。

下は秋のお月見の室礼です。

三宝は、室礼で神様へのお供えとして餅や野菜などをのせる道具です。

神社や神棚で使用しますが、室礼でもよく使用しますので1つお持ちになっていると便利です。

オフィスエムでは床の間がない現代の生活空間での室礼の提案として

棚やお盆に季節の花と調度品を組み合わせる盆飾りをご提案しています。

見立てのススメ

このように棚やお盆を床の間を見立て季節を楽しむのはいかがでしょうか?

日本には正月をはじめ、桃の節句や端午の節句など1年の節目を祝う習慣があります。

室礼を通して日本古来の暮らしをお楽しみにください。

室礼師 松村篤史について

室礼/実績報告

https://officeemu.jp/tag/%e5%ae%a4%e7%a4%bc-%e5%ae%9f%e7%b8%be%e5%a0%b1%e5%91%8a/

室礼師 松村へのお仕事のご依頼はこちらより承ります。

http://officeemu.jp/cycle/

関連イベント

『季節の室礼と道具の勉強会』

出張講座

出張講座/実績報告

https://officeemu.jp/tag/%e5%87%ba%e5%bc%b5%e8%ac%9b%e5%ba%a7/

室礼道具のご購入はこちらより。

https://shop.officeemu.jp/view/category/shitsurai

簡単、抹茶の点て方を教えます。

抹茶は茶筅があれば簡単に点てることができます。

抹茶の点て方をまとめましたので

ご自宅でお好きなお菓子と一緒に抹茶時間をお楽しみください。

それでは抹茶の点て方をご説明します。

まずは抹茶とお湯の量ですが、

お茶のお稽古ではよく

茶杓2杯、柄杓軽く1杯などといいますが分かりつらいので

基本(抹茶2g、お湯80㎖)と設定します。

① お茶碗に抹茶を入れます。

ちょっとひと手間

冬など寒い時期はお茶碗が冷えています。

まず抹茶を入れる前に一度お湯を入れて器を温めるとお湯が冷めにくくなります。

② お湯を入れます。

③ さあ、茶筅で抹茶を点てます。

アドバイス

茶筅を前後に動かすだけですが、

最初は手首が動きつらいのでお茶碗にお湯だけを入れて茶筅を振る練習をします。

④ できあがり

ポイント

抹茶が点ったら茶筅を少し浮かせて同じように前後に振り

大きな泡をつぶすことで舌触りが良くなります。

好きな器やお菓子とご一緒に。

アドバイス

抹茶とお湯の割合を変えてお好みの濃さに調整しましょう。

熱湯がお茶は点ちやすいですが、

その日の気候やお客さまのお好みに合わせてお湯の温度を調整しましょう。

さあ、お抹茶時間をお楽しみください!!

『自宅でお抹茶一式セット』のご購入はこちらより。

大人気の『着物で茶道教室』

密かに人気の教室です。

毎月開催の茶道教室に合わせて

お稽古の前に着付の先生とお着物を着る練習をしたあと

そのままお着物でお茶のお稽古をします。

1つで2つのことが学べるお得な教室です。

『着物で茶道教室』のお申込はこちらより

https://officeemu.jp/1541/

大人の教養を身につける茶道教室

茶道は一杯のお茶を愉しむために

ホストは、

床を室礼、道具を組み合わせ、お菓子や食事を用意しゲストをもてなします。

ゲストは、

床の室礼や道具でホストの趣向を汲み取り室礼やお料理の感想、

道具の質問をし会話を通してホストと心を通わせます。

ゲストに道具や料理、掛軸、花などすべてのことに知識がないと茶道は成り立ちません。

現代のもてなしの場ではゲストが神様ですが、

茶道ではホストもゲストも対等でお互いが教養を身につけ努力することが求められています。

これは人生も同じではないでしょうか?

相手のことを思いやり、

相手もその気持ちを汲み取ることで

良好な関係性が構築され絆が生まれます。

オフィスエムではまず茶道教室を皆さまにお勧めしています。

茶道は日本の総合芸術です。

茶道を学ぶことで

日本文化の全体を知り

教養と社交性を身に付けることで、

人生を心豊かに幸せに送ることができるからです。

オフィスエムの茶道教室は、

現代のライフスタイルに合わせ一回ごとの完結型ですので

単発での受講が可能です。

初心者を対象にしていますので

お気軽にお時間がある時にご参加お待ちしております!!

心を通わせる茶道教室のお申込はこちらより。

関連イベント

本格的な茶事を体験する。@久留米城跡 有馬記念館

日本のうつわ 漆器編

 

 

漆は英語でJAPANと言われています。

 

15世紀の南蛮貿易、17世紀の東インド会社、1900年に開催されたパリ万国博覧会で日本の美術品や工芸品がヨーロッパに渡りました。

その時に特に評価されたのが漆であったことから日本の代名詞・愛称といして漆のことをJAPANと呼ばれるようになったそうです。

 

平安時代に上質な漆器が貴族の日常食器や容器として使われるようになり各地の産業として漆は重要な地位を占めるようになりました。

江戸時代には会津藩や加賀藩、津軽藩など、農作物が育ちにくい北国において産業育成のために力を入れて開発されました。

 

現代でも京都をはじめ石川県や福島県など全国で漆器は作り続けられています。

 

 

 

 

上の2点は安比塗(岩手県)の汁椀

3点目は匙屋(大分県)の子供用汁椀

 

漆器は生地に漆(うるし)の樹脂を塗ったモノです。

漆は乾燥して固まるとたいへん強靱で、熱にも湿気にも強く、また酸性やアルカリ性にも耐性が在ります。

 

漆器の魅力は機能が優れているだけではなく

口に触れた時の繊細な舌触り、使い続けて出てくる艶は時を重ねた芸術品です。

 

 

 

 

 

漆器のもう一つの魅力は「かたち」です。

 

伝統的な漆器の産地では漆器の生地を掘る職人と漆を塗る職人は別々です。

高度な技術で掘られた器は滑らかなフォルム、

椿皿や片口など日本独特の器の様式は暮らしの食器ではなく木の彫刻です。

 

 

 

 

 

そしてこれぞJAPANと言わしめたのが「蒔絵(まきえ)」です。

 

若い頃、お正月やお祝いの時に出てきた蒔絵の器は豪華すぎて苦手でした。

しかし年を重ねふと古い蒔絵のお皿に出会いました。

それが上のお皿です。

 

 

漆黒に繊細に描かれた金の蒔絵。

松の幹には贅沢に厚く塗られた金。

何と品があり美しいのでしょう。

一目惚れでした。

 

 

安比塗の汁椀は毎朝お味噌汁の時に登場します。

椿皿は和菓子やケーキなどをのせています。

蒔絵のお皿は干菓子をのせたり、秋の月夜やお正月にお軸の代わりとして室礼に使ったりもします。

 

 

 

日本のうつわは機能性だけではなく

時を重ね洗練されたフォルム

卓越した職人・アーティストが生み出す価値ある芸術ではないでしょうか。

 

 

 

 

次回は「日本のうつわ 陶器編」です。

お楽しみに!!

 

 

 

 

オンラインショップでは

「価値を所有する」をキーワードに

作品そのものが後の歴史となり価値あるモノになる

そんなアーティスト・作品をご紹介しています。

オンラインショップ|価値を所有する

 

 

 

 

日本のうつわ 陶器編

 

 

日本のやきものは、陶器と磁器2種類があります。

まずは大まかな違いをご説明した後に陶器についてお話いたします。

 

 

 

原材料の違い

陶器
「土もの」とも呼ばれるように、陶土と呼ばれる粘土が原材料です。

ひび割れが起きやすいため、ガラスの材料となる珪石(けいせき)や長石を混ぜて使います。

 

磁器
こちらは「石もの」と呼ばれ、原材料は石英や長石などの陶石です。

これらを粉砕して粉にし、粘土と混ぜて使います。

 

 

 

焼き方の違い

焼く工程における違いは主に2つあります。

(1)温度

陶器:800~1250℃
磁器:1200~1400℃

 

(2)焼く方法

酸化焼成
窯内に酸素を十分に取り込んで、徐々に温度を上げ青白い炎で焼きます。

 

還元焼成
窯内の空気の流れを遮断して、不完全燃焼の状態で焼きます。
赤黒い炎で一酸化炭素を発生し、黒い煙が出ることも。
燃料の種類や供給のタイミングが難しいため、高度な技術が必要です。

 

陶器は酸化焼成と還元焼成のどちらでも焼くことができ、磁器は還元焼成のみです。

 

 

 

陶器は素地の隙間が大きいため空気が入りやすくなります。

その結果、空気の層が熱を伝えにくくするため、熱いものを注いでもゆっくり温まる、一度温まると冷めにくい特徴を持っています。

また、水が腐りづらく特に夏など花のうつわに最適です。

 

 

陶器の最大の魅力は何と言っても「土そのものの表情と釉薬表現」です。

 

 

 

 

 

まずは「土」の魅力です。

 

写真1枚目は備前焼、大桐大氏の作品です。

手前は素地に火襷(ひだすき)が出ており備前らしい風合いです。

 

2,3枚目の写真は信楽焼、武田浪氏の作品です。

丸皿は信楽の土ですが、徳利は琵琶湖の周りで自身で掘り生成したオリジナルの土で鬼ヶ島という名がついています。

 

このように、有名な備前・信楽・丹波など以外の土も使われておりそれぞれに特徴があります。

 

 

 

 

 

 

次に「釉薬」(ゆうやく)です。

 

釉薬とは、原料の粘土などを成型後表面にかける薬品のことで「うわぐすり」とも呼ばれ、焼くことでガラス状になり器の表面をコーティングする。

材料は種類によって異なりますが、代表的なものに灰釉(はいゆう・かいゆう)があります。これは草木の灰と、長石などの砕いた土石類を水で熔いたものです。

釉薬は素焼きの後に施釉(せゆう:釉薬を塗ること)します。本焼きをすると釉薬が高温で熔けて、陶磁器の表面でガラス質になります。

 

写真1枚目は一道窯(熊本県)の三島手の向付です。

2枚目は鹿田焼、坂本創作

3枚目は唐津焼、藤ノ木土平作の朝鮮唐津です。

 

 

 

日本のうつわは他の国のうつわと違い

土の素材、色、形の種類が豊富です。

 

 

オフィスエムでは日本のうつわに慣れていまい方のために暮らしで使いやすいうつわを「Black&Whiteシリーズ」として陶芸家齊藤博之氏と共同で企画販売をしています。こちらのオンラインショップにて購入いただけますので是非ご自宅でも日本のうつわをお楽しみください!!

 

初めての和食器 Black&White

 

 

 

日本のうつわ 磁器と硝子編

 

 

日本のうつわについてこれまで

漆器、陶器について書いてきました。

おさらいとしてリンクを貼りますのでご覧ください。

 

 

 

日本のうつわ 漆器編

日本のうつわ 陶器編

 

 

 

今回は最終編「磁器と硝子」についてです。

 

古伊万里 染付網目 向付

 

陶器の起源は古く原始時代の土器から始まりますが、

磁器が発明されたのは比較的遅く、北宋(960~1126)の景徳皇帝の時代(=景徳年間と称す1004~1007)ころと言われています。

磁器については「陶器編」で素材や焼き方、釉薬について一緒に書いていますのでそちらをご覧ください!!

 

 

 

 

島田真平作 夏茶碗

 

アンティークバカラ(フランス)

 

さて硝子ですが、日本のガラス工芸は海外に開かれていた長崎に始まり、大阪、京都、江戸、薩摩へと広がっていきました。

日本を代表するガラス工芸は、「吹きガラス」の技法を使ったものと、「カット技術」を活かしたものに分かれます。

切子の代表的なものは「江戸切子(東京)」「薩摩切子(鹿児島)」「天満切子(大阪)」です。

日本の吹きガラスは、世界に注目されるほど高い技術を誇ります。江戸時代から続く技術を受け継いでいる代表的な産地が「肥前びーどろ」(佐賀)と「琉球ガラス」(沖縄)です。

 

 

 

 

磁器のうつわは、透明性があり白の美しさが印象的で暑い夏に爽やかさを与えてくれます。

また染付、赤絵など絵付けが特徴で産地や作家によって様々な個性があるのが魅力です。

 

磁器のうつわを愛でる時は、磁器ならではの白の美しさと絵付けの表情を見るのはいかがでしょうか。

 

 

古伊万里 芙蓉手 豆皿

 

古伊万里 赤絵 豆皿

 

リモージュ(フランス)

 

 

 

オフィスエムおすすめ

「日本のうつわ」のご購入はこちらより

オンラインショップ|価値を所有する

 

 

林竜馬さん(アートコーディネーター)から観た茶道教室

 

 

林竜馬さんはNYの芸大を卒業され現在は熊本を中心に現代アートのイベント・企画展などを主催するアートコーディネーターです。

 

林竜馬 https://www.facebook.com/profile.php?id=100010602992815&epa=SEARCH_BOX

 

 

 

 

現代アートは目に見える現象の中にある見えない概念、哲学をアートいう手段で表現しており、日本文化の見えない世界への敬意など非常に共通しているところがあると感じています。

 

侘茶を大成した千利休もその時代の現代アーティストであったのではないでしょうか?

 

時代と共に変化する、常識・非常識。

 

そこで古の現代アートであった、茶道が現代においてどのように観えているのか竜馬さんに茶道教室を撮影しながら観じたことをレポートにしていただきました。

 

 

 

 

ここからは竜馬さんのレポートです。

題して『 Ryuma’s Eye vol.1 』

 

オフィスエム主催の茶道教室での撮影と共に僕が感じた事も書いて欲しいという、ありがたい仕事のオファーを頂いた。

 

ただ、感想といっても、茶道からは学ぶことや気付きが多すぎるので、数回に分けて書いてみようかと思う。

 

さて、僕自身が元々武道を生業にしようとしていた時期があったので、「道」のつくものに接すると、どうしても武道的視点で考えてしまう癖があるのだが、撮影しながら武道や茶道、華道などにも共通するであろう「型・形」の重要性を改めて考えさせられた。

 

茶道でも武道でも、初心者はまず不自然なほど「型・形」を意識させられる。

 

普段僕達が自然にこなしていると思っている立ったり座ったりの動作から、モノを持つ仕草の一つ一つにまで、いちいち細かく「型・形」があり、決まりがある。

それらの「型・形」を半強制的に意識させられると途端に、普通に歩くことすらぎこちなく、不自然になる経験をする。

「あれ?歩く時は右足からだったっけ?左足からだったっけ?」「ん?お茶碗って右手で持ってたっけ?左手で持ってたっけ?」てな具合。

 

そもそも自然に振る舞う、自然の動作、所作って何だろう?と考え始める。

その無意識だった日常の所作を、まずは意識し始めることが実はかなり重要なんだと思う。

 

茶道でも武道でも、そういった「型・形」から入り、それを何回も何回も反復させ身に付けさせるのは、自然な立ち振る舞いを身に付けさせる為というのが理由の一つにあるのだと僕は考えている。

 

鍛錬され研ぎ澄まされた自然の立ち振る舞いからは無駄が削ぎ落とされ美しさが香り立ち始める。

 

 

自然と共存する為の所作
自然に溶け込む為の所作

 

 

これらの所作を身に付ける為に一見不自然な「型・形」に一旦はめ込むという修練法に僕は武道とも通じる何かを茶道に感じた。

そしてこの「型・形」を忠実に守ることで次に出てくる「守破離」の概念。

それらまで書くと長くなるので、今回はここまでにして次に譲りたい。

 

 

このオフィスエム茶道教室を撮影しながらの僕の学びや気付きについては更に今後も何回かに分けて投稿させてもらおうと思うが、この投稿の一部と撮った画像はオフィスエムのブログに載せていただけるらしい。

 

 

最後に、歌舞伎役者十八代目中村勘九郎も座右の銘としていた「型があるから型破り、型が無ければ形無し」という言葉を添えておく。

 

 

 

 

 

 

林竜馬さん(アートコーディネーター)から観た茶道教室vol.2

 

 

一寸先は闇。
明日は何が起こるかわからない現代社会はどことなく戦国時代にも共通している気がする。
そんな戦国時代の武将や侍、そして剣術使い達は何故戦いの中でも茶会を開き、茶を嗜んだのか。
一つ一つの所作の中に、激動の時代を生き抜いた先人達から脈々と受け継がれてきた、激動を生き抜く為のヒントが隠されている気がする。
こんな時代、こんな今だからこその茶道教室。
僕も写真撮影やブログで協力させて頂いています。
文化・芸術・食の普及活動を行っているoffece emuの茶道教室。
かしこまり過ぎず、和気藹々とした雰囲気なので初心者にオススメ。

林竜馬さんはNYの芸大を卒業され現在は熊本を中心に現代アートのイベント・企画展などを主催するアートコーディネーターです。

 

林竜馬

https://www.facebook.com/profile.php?id=100010602992815&epa=SEARCH_BOX

令和4年1月 着物でランチ会&初詣終了いたしました。

毎年恒例の「松囃子」

着物で初詣を兼ねて見に行きました。

12月の能楽塾でも解説しましたが、

この「松囃子」は神事として毎年1月5日に最初に北岡神社、

その後に藤崎八幡宮で奉納されます。

松囃子の前には、

熊本の老舗「洋食の橋本」名物のカレーランチをいただきました。

洋食の橋本

https://tabelog.com/kumamoto/A4301/A430101/43000997/

次回は浴衣でお出かけしましょう。

『初心者のための能楽塾』のお申込はこちらより。

茶道教室 「祈る」ということ。

茶道では茶室に入ったらまず床の間の正面に座り頭を下げて掛軸を拝見します。

お茶は禅宗の創設者である栄西が中国からお茶の種と抹茶の製方を持ち帰ったことがきっかけでひろがり、仏教と茶道は深い関係があります。

掛軸には、喫茶去、一期一会、和敬静寂、日々是好日、、、など墨蹟と言われる禅宗の僧侶が書いた毛筆が掛けられます。

中国から発生したコロナウィルスが猛威を振るい世界中に不安を広めています。

文明社会が成熟し平和で快適な生活を送れているように感じられますが本当にそうでしょうか?

台風、地震、疫病など自然の力は人間ではどうすることもできないことが現代社会でも多々あります。

文明がなかった時代は神様に祈ることで害を逃れようとしていました。

もちろん迅速な新薬の開発、行政の対応は必要ですが

そこに「 祈る 」ということもこれからは必要ではないでしょうか。

茶道には言葉の力で仏の悟りを伝える役割があります。

もう一度人間の弱さを自覚し、頭を下げる謙虚な心を持ち、

茶道を通して見えない力を見直してみてはいかがでしょうか?

「心を通わせる茶道教室@下通」の教室風景

6月12,13,16,27日 茶道教室 / 初級 客の作法編

茶道教室「 清める 」

 

 

前回は、床の間に一礼し掛軸を拝見する作法から

「 祈る 」をテーマに頭を下げる謙虚な心について書きました。

 

 

今回は「 清める 」です。

 

 

お手前の中で茶杓と棗(抹茶を入れる器)を袱紗という絹の布で清めるところがあります。

 

これは汚いから拭くのではなく、清めるのです。

文明の理屈からみると不必要な行為であり、無駄、非効率です。

 

でも、本当に無駄でしょうか?

 

文明社会になりこの様な理屈にかなわないものは捨てさられ

特に日本文化は日本人が故意に捨てているように感じます。

 

これは日本が敗戦国となり西洋文明に強い憧れを今でも引きずっているからではないでしょうか?

 

戦後70年が経ち世界が狭くなり国際社会となった現代において

長い歴史と伝統が受け継がれている日本文化は世界的に高い評価を得ています。

 

残念ながら戦後欧米化が進み日本の文化や工芸は消え失せようとしています。

今、日本人がもう一度自国の文化の価値に目を向け守らなければ将来消滅してしまいます。

 

まずは日本の総合芸術である茶道を学び一緒に日本の文化を守りませんか?

 

 

 

 

オフィスエムでは文化・芸術・食の普及事業を展開しています。

オフィスエム企業理念

企業概要

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喜多流特別公演「翁」を見に行ったきました。

江戸時代、『翁』は五穀豊穣・国家安穏を祈念する最重要な演目として新年に舞われていました。

今年は熊本縁の能楽師が勢揃いし、大濠公園能楽堂(福岡)で公演されるということで見に行ってきました。

12月に「初心者のための能楽塾」で飯冨先生に解説もしていただいてましたので更に楽しみが増しての当日でした。

大濠公園能楽堂は年間を通して能楽公演が開催されています。

翁の時は舞台にしめ縄が巻かれます。

大濠公園の近くにある護国神社に新年のお参りに行きました。

福岡と言えば梅枝餅。

「梅枝」という演目が能にあるそうです。

関連イベント

「初心者のための能楽塾」

「浴衣で薪能を見に行こう」/はじめての着物シリーズ

着物でランチ会&初詣

お着物で一緒にランチしませんか?

このイベントはお着物を着て気軽にお出かけを楽しむイベントです。

熊本では毎年1月5日に北岡神社藤崎八旛宮で能楽の奉納があります。

このことを『松囃子』と言い1年の福と厄払いを願い神様に能を奉納します。

松囃子について https://officeemu.jp/4050/

熊本市内で軽いランチをいただいた後、

藤崎八旛宮に参拝し、『松囃子』を皆さんと一緒に鑑賞いたします。

日程  令和7年1月5日(日)

時間  集合/11時30分  解散/13時30分

集合場所 長﨑書店前/熊本市中央区上通町6-23   

参加費  3,300円(ランチ・案内料・税込)

予約制

関連イベント

https://officeemu.jp/1541

前回のイベントの様子

令和3年12月「初心者のための能楽塾」終了いたしました。

今回は北岡神社と藤崎八幡宮にて毎年1月5日に奉納されている『松囃子』と、

来年1月に大濠公園能楽堂(福岡市)で公演される『翁』について飯冨先生に解説いただきました。

熊本の能楽スケジュール

喜多流特別公演『翁』

チケット購入はこちらより。

座学/日本の風習としきたり 正月編

室礼、旅館、日本の中で『正月』は一番大切な日ではないでしょうか?

今回はあらためて『正月』とは何か考えて見ました。

正月のしきたりと風習

目的 「年神様」をお迎えし家に福を招く

12月13日 

正月事始め(お正月の準備を始める日)

・煤祓い(1年間の汚れを祓い清める/お掃除)

・松迎え(正月用の松を採りに行くこと、しめ縄作り)

・晴れ着の準備(下着や草履など新しくおろすならお正月)

・年賀状

・おせち

・餅つき(運を付く)

12月20日ごろ

冬至(1年で最も夜が長い日)

・柚子風呂(邪気を祓う)

・南瓜(無病息災/軒に吊るした保存食)

12月26~30日(29、31日はさける)

正月飾り

・門松(年神様を迎える道しるべ/常緑は生命力の象徴、神木)

・しめ縄(神事と俗事を区切る/邪除け)

・鏡餅(丸は魂を表し年神様が宿る場所)

12月31日

・年越し蕎麦(忙しい年用意/蕎麦のように長く長寿であるように)

・除夜の鐘(108の煩悩を祓う)

1月1日

正月

・初詣(除夜の鐘が鳴りやむ頃)

・お屠蘇(1年の邪気を祓い、長寿を願う)

・お節

(お重/福を重ねる、黒豆/邪気払いと、マメに勤勉に働けるように、数の子/子孫繁栄、田作り/イワシを肥料として使い田畑が豊作になったことにちなみ、五穀豊穣を願う)

・雑煮(大晦日の夜に年神様に供えた食物を下げてごった煮にし、神と人が一緒に食事をし霊力を得ると考えられていました。

1月7日

人日の節句(新春の祝い)

・七草粥(1年の無病息災/春の七草:せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ)

1月11日

鏡開き

(室町時代からの風習/縁起をかつぎ「開く」という。/神様からエネルギーをいただく。)

1月15日

小正月(旧暦の1月15日は立春後の満月のこと)

・小豆粥(小豆の赤い色が邪気を払うと考えられ無病息災と五穀豊穣を祈る)

・餅花、繭玉(豊作を願う)

・どんど焼き(煙に乗って年神様が天上に帰ってゆく。/厄祓い)

どんどん焼で年神様をお見送りし正月は終了です!!

日本では、正月をはじめ季節の変わり目に神様・仏様に祈り感謝をすることで

厄を祓い、五穀豊穣願っていました。

これが五節句の起源です。

室礼を通し「祈り」を暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか?

五節句について。

関連イベント

季節の室礼と道具の勉強会

室礼師松村について

室礼/実績報告

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室礼師 松村へのお仕事のご依頼はこちらより承ります。

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出張講座

出張講座/実績報告

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室礼道具のご購入はこちらより。

https://shop.officeemu.jp/view/category/shitsurai

座学/日本の風習としきたり 五節句とお彼岸、お盆について

五節句は、

国土安泰、五穀豊穣、無病息災を神様に祈り、

人間は自然生命の一部であり、

自然のおかげで生かされていることに感謝する日です。

五節句の「節」というのは、

唐時代の中国の暦法で定められた季節の変わり目のことです。

定められた日に宮中で邪気を祓う宴会が催されるようになり「節句」といわれるようになりました。

日本でも年中行事として宮廷・幕府で決められ正式な儀礼となり、

日本文化を根幹を形成しました。

それでは五節句をご紹介します。

一月七日 人日(じんじつ)の節句(七草の節句)

一月七日の朝に春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)の入った七草粥を作りその一年の無病息災を願って食べます。

三月三日 上巳(じょうみ)の節句(桃の節句)

誕生した女児を祝福し、健やかな成長を願う、親から子、孫への愛情の節句。

雛人形を飾り、菱餅や桃の花も添えて、ちらし寿司や、白酒などで宴を催します。

五月五日 端午の節句(菖蒲の節句)

誕生した男児を祝福し、健やかな成長を願う、親から子、孫への愛情の節句。

鎧兜や人形を飾り、鯉のぼりを掲揚して、粽や柏餅に菖蒲の花を添えて宴を催します。

七月七日 七夕の節句(笹竹の節句)

日本古来の豊作を祈る祭りに、女性が針仕事などの上達を願う中国伝来の行事などが習合したものと考えられています。

九月九日 重陽の節句(菊の節句)

菊酒を飲み、菊の被綿(きせわた)に溜まった露で体を拭い健康と長寿を願います

お彼岸

春分の日と秋分の日には、太陽が真東から上り真西へと沈みますが、それによって彼岸と此岸とが通じやすくなり、これらの時期に先祖供養をすることでご先祖の冥福を祈るとともに、自らもいつか迷いのない此岸に到達できるよう願いました。

お墓、仏壇にぼた餅、おはぎをお供えする。

お盆(新暦7月15日、旧暦8月15日)

お盆の時期には先祖が浄土から地上に戻ってくると考えられ、

ご先祖様を1年に1回、

家にお迎えしともにひと時を過ごして、

ご冥福をお祈りし、先祖の霊を供養します。

日本には四季があり、

五節句をはじめ季節ごとに様々な行事に人が集まり絆を深めてきました。

このようにして、

日本人のDNAには季節を楽しむ心が育まれたのではないでしょうか?

最後に、

日本人が季節を楽しむ心を表現した言葉をご紹介します。

春は野山に出かけて早春の季節に遊び

夏は風によって厄を祓い

秋には月を愛で豊作に感謝

冬には一陽来復を祝う

室礼師 松村篤史について

室礼/実績報告

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関連イベント

季節の室礼と道具の勉強会

出張講座

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初釜 洋菓子茶会

昨年コロナで中止となった洋菓子茶会を令和5年の初釜として開催いたします。

コンラッド東京で修行されたパティシエ河野氏のスイーツをお召し上がりいただいた後にお抹茶を一杯差し上げます。

初心者の方でもご参加いただけます。

ご家族やご友人をお誘いあわせの上、

気軽にお申込み下さい。

日程 2023年 2月6日(月)

時間 ①10時 ➁12時 ③14時 ④19時

*コメント欄にご希望のお時間をご記入下さい。

会費 6,600円(洋菓子・茶・税込)

場所 オフィスエムサロン / 熊本県合志市須屋319-77

オフィスエムサロンでの茶会の様子

祈りと文化

 

 

『祈りの室礼展』に寄せて

 

 

近代社会では産業が発達し物質的豊かさを手に入れました。

しかしそれと共に自然を破壊し地球のバランスが崩れ

コロナウィルスは世界中に感染し戦後最悪の事態になりました。

 

コロナウィルスは疫病です。

 

これは人間の非力さを認め古が積み上げてきた歴史や文化を見つめ直すチャンスではないでしょうか?

 

 

日本は古来、天下泰平・五穀豊穣・家族の成長と幸せを

年中行事やお彼岸・お盆を通して神様・仏様・ご先祖様に祈ってきました。

 

 

茶道は千利休が「わび茶」と云う禅の精神を持った「道」に昇華し現在も継承されています。

能楽や花も起源は神様に捧げる行為からはじまっています。

 

 

『祈りの室礼展』を通し

疫病退散・世界平和を祈り

古が積み上げてきた歴史や文化を振り返り

これから人間が何をするべきか皆さんと一緒に考えるきっかけになれば幸いです。

 

 

 

 室礼師 松村篤史

 

 

 

 

祈りの室礼展

https://officeemu.jp/2349/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会記 『祈りの室礼展』

 

今回の展示では、まつむらコレクションを中心に

真言宗高野山にまつわる木仏、お守や御摩木を使い

室礼師松村が「祈り」をテーマに室礼ます。

 

その中の一部をご紹介いたします。

 

 

 

作 田上允克

「 観音経 」

まつむらコレクションより

 

 

木仏

現代

作 無名僧侶

 

 

作 夏目陽介

根来塗 天目茶碗 天目台

まつむらコレクションより

 

 

作 夏目陽介

蓮弁

まつむらコレクションより

 

 

高野山霊香

元気になる病院 あそ統合医療研究所

 

 

あそ統合医療研究所では病気の治療はもちろん、ラドン浴やオゾン療法など体をメンテナンスし健康になる場所として仕事や家事で忙しい方や病気で体力や免疫が落ちている方などが通われる元気になる病院です。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

https://asotateno.or.jp/institute/

 

 

 

 

こちらでは空間も心と体を健康にする大切な要素として

室礼師松村が空間のコーディネートをはじめ

地元に縁のある抽象画家内田勝弘氏の作品と一緒にお花をいけています。

 

 

 

 

文化には心と体が健康になる作用があります。

オフィスエムでは医師稲葉俊郎氏が提唱する「からだとこころの健康学」の勉強会を開催。

 

コロナ感染拡大の前は「あそ統合医療研究所」にて

定期的にお花を触って元気になる「おはな教室」も開催していました。

 

このように健康という側面から文化の普及・継承活動をオフィスエムは続けています。

 

 

 

 

10月27日

勉強会⑥ 稲葉俊郎著書 「からだとこころの健康学」について考える

https://officeemu.jp/1195/

 

 

出張講座 日本料理&日本茶の研修会@黒川温泉旅館組合

室礼師松村が講師を務めさせていただいてる

黒川温泉旅館組合さんの研修として

日本料理人 秋吉雄一朗

茶師 ヒロトガワ

を迎えて

「日本料理と日本茶を学ぶ」研修会をオフィスエムがコーディネートいたしました。

令和3年10月26日(火)正午

黒川の価値を高める研究所 EAT LABO BR を会場に室礼、テーブルコーディネイトを松村が担当いたしました。

黒川の新スポット EAT LABO BR

EAT LABO BRを運営されているふもと旅館若女将漣祐子さん

この研修会の企画者でもあります。

松村は今回サービスも担当。

玄関の室礼は黒川で収穫された稲を使った松村オリジナル稲飾り

テーブルコーディネイトはシンプルに和の折敷+ワイングラスで華やかに。

秋吉シェフのお料理+茶師ヒロの日本茶のペアリング

先付

様々なキノコのすりながし 柿のシルク白和え

スパークリングほうじ茶/熊本県産
ウェルカムドリンク的な意味も含めてスパークリングにしました。
胡麻が含まれるシルク白和えの香ばしさとほうじ茶の香ばしさがバッチリ合います。

煮物椀 

渡り蟹のしんじょ ほうれん草 松茸 柚子

星野玉露冷水抽出
せっかくの松茸の香りを生かすため、香りより味に特徴のある玉露をセレクトしました。

お造り 

鰆の焼霜 香味野菜のジュレ

高千穂烏龍/みなみさやか
華やかな香りが有りますので魚臭さを抑えてくれます。

強肴 

里芋の柚子風呂吹き

萎凋釜炒り茶スパークリング
爽やかな風味で、後半のお料理のためにここで一旦リセット。

焼物 

甘鯛龍鱗焼き 薬味卸しポン酢

伊勢神宮献上茶園謹製極上煎茶強焙煎仕立て
龍燐焼きの香ばしい香りに馴染むお茶の焙煎香はさっぱりとした後味にしてくれます。

御飯 

子持ち鮎のごはん

全部どっかいっちゃえティー
ご飯の甘味とごぼう茶の甘味がよく合い、ジンジャーがお魚の臭みを消してくれます。

水物 

みかんのブランマンジェ

鹿児島県産和紅茶
みかんの風味と合わさることでレモンティーのような後味になり、しっかりと〆てくれるでしょう。

研修会で着物を着るために着付の練習もされたそうです。

皆さんお綺麗でした!!

着付を教えられた和らくの女将さんと若女将。

親子で猫の帯。

粋ですね。

日本茶で乾杯

茶師ヒロとジュン女将

秋吉シェフ

お料理の説明や最後に記念撮影も。

オフィスエムもこれからもっと黒川温泉の新しい文化・風土を作るお手伝いができますように。

料理、日本茶、室礼、、、

様々な文化の出張講座いたします。

企業、自治体などでの研修をお考えの方はお気軽にお問合せください。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

茶道教室&書道教室 同時開催いたしました。

毎月開催している茶道教室。

10月は初企画『はじめての書道教室 年賀状編』を同時開催しました。

茶道教室の後に書道教室にも参加していただけるので

1日で2つのお稽古ができ、

時間を効率的に使っていただけと好評でした。

着物で茶道教室も同じです!!

『着物で茶道教室』ではじめて着物デビューした方も今では上手にご自分で着付をしてお稽古にいらっしゃます。

お忙しい方は教室で着物を着られます。

ちょうど1年前に着物デビューされたマダム。

毎回素敵なお着物のコーディネートを見るのが楽しみになっています。

まだ着物歴1年ですが、何度も着られているのでベテランのオーラが出ています。

今回初めて企画した『はじめての書道教室』

講師の阿部鳳竹先生もじつは『お着物で茶道教室』の生徒さんでもあります。

阿部先生も頑張ってお着物で!!

着付講師の前田先生は襷掛けでお稽古。

年賀状編では、先生がサンプルを数点用意され

そこから1つ好きな作品を選び練習をしました。

かな文字を選ぶ方が多く、初心者には難しいかと思いましたが

上手に見える文字を選ばれているそうで短時間で皆さん上手に書かれていました。

豆知識で書の鑑賞の仕方も教えていただきました。

書道の道具にも興味津々

書の世界の魅力を沢山発見できました。

また来年企画いたしますのでお楽しみに。

10月の茶道教室ですが趣向は「紅葉狩り」

お菓子はたちばな製の「紅葉金団」

床の花は、ピクニックの籠にたっぷりの秋花

お点前は「茶箱」

まるで秋の山中でお茶をいただいているようでした。

11月は「炉開」きです。

風炉から炉に変わり、

茶道ではお正月にあたる季節です。

11月はいつもお稽古している内容を本番の茶会として開催します。

茶会だけの参加もいただけます。

炉開きの趣向でお迎えいたしますのでお気軽にどなたでもご参加ください。

心を通わせる茶道教室 茶会体験

お申込み受付中

https://officeemu.jp/3306/

月の神様に新稲をお供えする。

松村が室礼を担当させていただいてる

一壺天(湯布院)https://www.ikkoten.com/

の玄関です。

秋月の神様にお供えをする意味で

今年地元で採れた稲を束ね、兎の置物と一緒に室礼ました。

年末にはこのお供えした稲でお正月の飾りを作ります。

これまでの一壺天の正月室礼。

来年の正月室礼もご報告しますのでお楽しみに。

松村による室礼のご要望はこちらより。

室礼の出張講座も受けたまります。

「菊池の御松囃子御能」生き続ける日本文化

農業体験の日(10月13日)は菊池で650年続く松囃子の日でした。

菊池の松囃子は熊本県菊池市に伝承される芸能で、

毎年10月13日の菊池神社の秋の大祭初日に

征西将軍懐良親王に見立てられた将軍木(しょうぐんぼく)に奉納します。

本来は正月に舞われていましたが、

現在では収穫の秋に、将軍木の前にお供えをし神様に無事収穫できたことを感謝する日となっているようです。

これこそ、本当の日本文化ではないでしょうか?

楽しい狂言

地元の子供さんも登場します。

凜と美しい袴姿の女性

菊池の能は650年前からあり地元で大切に守り継承され、

現在の能楽とはまた違う歴史を辿っているそうです。

能楽塾でもいつかその事についての勉強会をできればと思いました。

関連イベント

初心者のための能楽塾

農業体験 田植え~稲刈りまで

日本の文化は稲作と共にできたと言っても過言ではありません。

自然環境によって収穫の量が左右されることは死活問題です。

日本は自然を神とし崇拝していました。

文明がない時代は、一年の節目ごとに神様に供物を捧げ五穀豊穣を祈りました。

この名残が五節句として残っているのではないでしょうか?

稲作を知ることで日本文化の本当の意味が分かるのではと考えました。

そこで、菊池で無農薬をされている農家さんに協力をしていただき

年間を通して稲作の体験をさせていただき遂に稲刈りをすることができました。

菊池の美しい大地

豊かな水

そして清らかな空気

熊本県の北東に位置する菊池市

平安時代から約450年、菊池一族が繁栄した歴史があり

温泉としても有名ですが、

少し山手に入ると豊かな自然がまだ残っている貴重な土地です。

文化財としても登録されているこの土地で今回農業体験をさせていただきました。

田植えをする前の5月の田んぼです。

人工的な物がなく段々畑が一面に広がる景色に感動したことを覚えています。

ゴールデンウィークが終わりまずは苗床を作ります。

種は原種の旭一号です。

現代の品種改良された稲より背が高くなり収穫する時はお米がポロポロと落ちやすいので機会で刈ることが難しいそうですが、昔は西日本で一番多く育てられた品種だったそうです。

苗がある程度成長したら1~3本ずつ手で植えていきます。

裸足で田んぼへ。

泥の感触がだんだん気持ちよくなってきました。

田植えが終わり7月は稲の間に生えている雑草を取ります。

ここはタニシが雑草を食べてくれるそうで最初に雑草を取って

稲が成長をはじめたら草取りはあまりしなくていいそうです。

9月、稲穂が膨らみ順調に成長していました。

夏に雨の日が続いた時期がありましたが、

台風が少なくて助かったそうです。

10月、やっと収穫です。

無事に育ってくれて神様に感謝です。

さあ、稲刈りです。

お米が落ちないように一束づつ丁寧に刈っていきます。

左側が緑米と言ってもち米です。

右側には、インドやパキスタンで栽培される香米とも言われるバスマティーライスも植えられてました。

バスマティーライスは日本の稲より穂が細長いです。

最後に竹に掛けて乾燥させます。

これからあまり雨が降りませんように。

田植えの前に去年収穫した藁でしめ縄づくりを地元の人たちやりました。

今回収穫した藁で

正月飾りやたてはな教室の込藁の材料として使用します。

菊池の藁を使った「たてはな教室」

神様と自然と共に生きた日本人を知る。

『 季節の室礼と道具の勉強会 』

宿の秋室礼

今年の秋は「兎と満月」をキーワードに室礼をしました。

室礼をすることでそこそこの個性を表現します。

同じテーマでも道具や花の組み合わせによって雰囲気が変わります。

こちらは別のお宿さんです。

9月の室礼です。

10月の室礼です。

組み合わせはあまり変わりませんがお花を変えるだけで印象がガラり!!

旅館は日本の文化を五感で楽しめる場所です。

泊まる時は室礼も気をつけて見てみてください。

旅館・料亭の室礼やいけこみのご要望はこちらより。

おすすめイベント

室礼と道具の勉強会

令和3年10月『たてはな教室』秋の花編終了いたしました。

令和3年10月9日『たてはな教室』秋の花編を開催しました。

今回は8月にいけた蓮をドライにしたものも花材として使用しました。

生きた植物に枯れた蓮がアクセントになり素敵に仕上がりました。

秋は生花+ドライの組み合わせをするとワンランク上になるのでおすすめです。

生徒さんのお花をご紹介いたします。

生花+ドライ

たっぷり秋の花をいれて

秋の杜若

先生がいけられた生花(しょうか/剣山を使わず配りだけで花をとめるいけ方)

生徒さんの「たてはな」

いける人、花の組み合わせ、器で印象がガラリ

次回の『たてはな教室』は12月23日に開催いたします。

正月の花編です。

令和3年最後のお稽古となります。

令和2年の正月の花

令和3年9月「心を通わせる茶道教室」終了いたしました。

9月秋本番

鈴虫の声、心地よい秋風が吹き

お着物を着たくなる季節となりました。

今月からお着物でお稽古される方が多くなってきました。

この教室では、洋服で来られて着物に着替え

終わったらまた洋服に着替えることも可能です。

花・・・晒菜升麻(さらしなしょうま)野紺菊・えのころ草

いつもお楽しみのお菓子「秋色」たちばな製

次回の茶道教室はこちらより。

https://officeemu.jp/2959/

プロダクト商品 Black&Whit の使い方

日本のうつわ初心者の方のために考案したBlack&Whitシリーズ

オフィスエムのイベントでは様々なシーンで実際に使用していますのでその風景をご紹介します。

まゆみ食堂/勉強会(健康学)のデドックスランチ

秋吉シェフの日本料理の会にて

瞑想茶会にて

ドーナツも器に盛りつけると贅沢に!!

お家時間を楽しむのにうつわは良い仕事をします。

うつわを変えてお家時間をお楽しみください。

オンラインショップにて販売中です。

「秋満月、瞑想茶会」終了いたしました。

この茶会は、勉強会(健康学)の実践編として企画いたしました。

最初に蝋燭の明かりで灯された茶室でヨガ講師の岩﨑ゆか先生

瞑想について簡単に説明をした後に瞑想に入ります。

瞑想をしている間に亭主がお茶を点てます。

瞑想中は目をつぶっていますのでお手前は見えませんが、

湯の沸く音、茶筅を振る音などを感じていただき

心を落ち着いた状態で無言でお茶を堪能していただきました。

お茶の後は岩﨑先生を囲んでまゆみ食堂デドックスコースを召し上がっていただきながら

瞑想について意見交換をしました。

写真が撮れなかったのでお献立だけご報告いたします。

・酵素たっぷりサラダと味噌ドレッシング

・蛤とエリンギのスープ

・揚げ銀杏

・お月見うどん

・南京白玉の甘酒ぜんざい

床の間

絵/楚里勇己作 「菊」

花/たてはなに萱

菓子/マカロン lepinparasol製

/Full Moon

菓子器/Black&White https://officeemu.jp/383/

次回の瞑想茶会は令和4年2月1日新月の日です。

https://officeemu.jp/4480/

「稲葉俊郎著書 「からだとこころの健康学」について考える 勉強会⑩」

初心者のための『書道教室』

この教室は初心者を対象とした書道教室です。

漢字やかな、写経などまずは皆さんがやってみたいことから始めます。

書道には興味があるけど何がしたいか分からない方は、

筆の持ち方や動かし方などを練習をしていただき、

まずは漢字1文字書くことをお勧めしています。

経験者の方は、

ご本人のやりたいことに先生が寄り添い指導をいたします。

初心者から経験者まで幅広く書道を楽しんでいただく教室を目指していますのでお気軽にご参加お待ちしています。

日程 

4月24日(水)

時間 

13時~15時 

料金

3,300円(講習料・税込)

持参品 

筆、練習紙は用意しますので手ぶらでお越しいただいて大丈夫です。

もちろん、使いたいお道具がありましたお気軽にお持ちください。

場所 

オフィスエムサロン/熊本県合志市須屋319-77

お問合 

096-346-6068 090-9570-7976(松村)

講師/ 阿部鳳竹(あべほうちく)

熊本県書道連盟選抜会員 ・広深書道会師範 ・書道研究玄心会常務理事 ・日本教育書道連盟審査会員

読売書法展幹事 読売書法展で特選2回連続受賞、読売奨励賞受賞 ・日展入選作家

日本書道美術館参与 ・日本教育書道連盟代表作家展監査部入選

書道教室の様子

喜多流特別公演「翁」@大濠公園能楽堂(福岡)

チラシデーター

大濠公園能楽堂開館35周年記念

第1弾 喜多流特別公演「翁」

日程 令和4年1月4日(火)

時間 開場/12:15  開演/13:00

*翁公演中は客室への入退場ができません。時間に余裕をもってお越しください。

チケット 指定席(椅子席)/5,000円(税込)

     自由席(桟敷席)/4,000円(税込)

場所 大濠公園能楽堂/福岡市中央区大濠公園1-5

お申込方法

予約フォームにチケットの送付先(お名前、住所)、ご希望のチケット枚数をご記入ください。

下記口座にお振込みが確認できましたらチケットを郵送いたします。

お振込口座

ゆうちょ銀行 【店名】〇二八 【店番】028 普通預金4983608 マツムラアツシ

熊本銀行    菊南支店 普通預金3058479 マツムラアツシ

事前勉強会のご案内

飯冨章宏(能楽師小鼓方)先生に「翁」の解説と見どころを教えていただきます。

初心者を対象とした講座です。

お気軽にご参加ください。

令和3年9月「初心者のための能楽塾」終了いたしました。

この講座では、オフィスエムがお勧めする能楽公演を楽しく見るための事前勉強会です。

今回は、9月19日開催/野村万作・萬斎出演「熊本 狂言の会」で公演される

宗論・業平餅について飯冨先生(小鼓方能楽師)に解説をしていただきました。

これまで、野田市兵衛商店さんで夜開催していましたが

今回より寿心亭(福田病院)さんで午後にも開催できるようになりました。

さあ、次回は

1月4日に大濠公園能楽堂(福岡)で公演される「翁」

1月5日に北岡神社・藤崎八幡宮で奉納される「松囃子」

について勉強します。

令和3年12月7日開催

オフィスエムおすすめ能楽公演

人間国宝 友枝昭世 出演 『 翁 』 

イベントレポート/稲葉俊郎著書 「からだとこころの健康学」について考える 勉強会⑨

稲葉俊郎著書 「からだとこころの健康学」について考える 勉強会⑨を8月29日に開催しました。

今回の活動発表は、中原和之先生の『統合医療センター』についてお話をしていただきました。

もう1人は、ホリスティックサロン香鈴を主宰されている平山久留美さんに『快医学』についてお話をしていただきました。

勉強会の風景

中原先生より統合医療研究センターの活動について。

平山久留美さんはレジュメをもとに快医学について分かりやすくお話くださいました。

大好評、まゆみ食堂のデドックスランチ。

発酵農園さんの自然栽培の大豆で作られた味噌のドレッシングと酵素たっぷりサラダからスタート。

ポタージュはさつまいも。

今回酵素玄米に使用したお米は「亀の尾」という品種です。

昔、東日本で広く栽培されていたそうです。

生産者は菊池で自然農法されている実取義洋さんです。

詳しくはこちらをご覧ください。

https://wedge.ismedia.jp/articles/-/16736?layout=b&fbclid=IwAR27UT1oY6k1mSJKNZ5YdS-A_EZ5dn5vXmEmwEt9PzM4WyK7sJeCWxs6XJ4

デザートは葡萄と白ワインゼリー

ハーブティーは阿蘇薬草園の3年番茶のほうじ茶割り

意識的に水分を摂っていただくてめに、講座中にお一人1本ずつ飲んでいただきます。

次回の勉強会は12月12日です。

ご参加お待ちしております。

関連企画

文化を通して健康になるイベント

秋満月、瞑想茶会

9月22日(水)19時~21時

https://officeemu.jp/4480/

野村萬斎出演 夏季狂言の会@熊本 S席完売残席わずか

野村萬斎出演『夏季狂言の会@熊本』

日程:2024年9月15日(日)

時間:開場13時 開演14時

入場料
・S席/8,800円(残席僅か)
・A席/6,600円(残席僅か)
・B席/5,500円
・自由席/3,300円

場所:熊本県立劇場/熊本市中央区大江2-7-1

お申込方法予約フォームにチケットの送付先(お名前、住所)・ご希望のチケット枚数をご記入ください。下記口座にお振込みが確認できましたらチケットを郵送いたします。

お振込口座

ゆうちょ銀行 / 【記号】10260 / 【番号】49836081 / マツムラアツシ
熊本銀行 / 菊南支店 / 普通預金 3058479 / マツムラアツシ

2019年夏季狂言の会にて野村萬斎さんと稲葉俊郎先生(こころとからだの健康学著者)の対談を機にご縁をいただきオフィスエムでも夏季狂言の会チケットの販売をさせていただいております。

今年の熊本での演目は『月見座頭』と『木六駄(きろくだ)』です。

この演目の事前勉強会を7月31日に開催いたしますので合わせてご参加をお待ちしております。

室礼,出張講座 秋編 @ 黒川温泉

昨年に引き続き2期目の黒川温泉旅館組合「季節の室礼講座」秋編の講師を務めました。

この講座では室礼師松村が毎回違う旅館さんを舞台に、

フロントや客室など様々な場所に室礼を提案

参加者の人の前でデモンストレーションをします。

後半は参加者の人にも実際に室礼をしていただくことで各お宿でも室礼ができるようにしています。

講座の最初では床の間の意味と五節句について説明をします。

それを踏まえて、実際に室礼のデモンストレーションをはじめます。

まずは現状から床の間を整えます。

ほとんどの旅館が、テレビや金庫が置いてあります。(残念、、、)

床の間が整ったら基本の室礼(掛軸、花器、花)を見ていただきます。

基本の室礼を見ていただいたところから、道具を組み替えてアレンジを加えていきます。

今回のテーマは『秋』ですので、お月見や収穫の秋などをキーワードに展開していきます。

掛軸はそのままで、三宝に秋の食材をお供しました。

秋は月を神様と考えお供をし1年の五穀豊穣に感謝をします。

次に掛軸を変えました。

掛軸はそのままでお供物を変えました。

最後に掛軸+花の組合せに戻りますが、お花のいけ方で雰囲気が変わります。

たっぷり秋草を入れることで特別感を演出しました。

これが旅館らしい室礼です!!

いかがでしょうか?

掛軸を扇子に変えて。

皆さんはどちらがお好きですか?

さあ、デモンストレーションを見ていただいた後はワークショップです。

数組に分かれていただいて実際に室礼を発表していただき、室礼師松村が手直しをします。

各旅館さんから室礼に使いたい道具を持ってきていただきました。

まずは、掛軸が額装の物に変わりました。

ご自身で採ってこられた自然のお花をいけます。

最後にお供物を添えて出来上がりです。

お花を少しだけ手直しました。

旅館には床の間だけではなく、フロントやコーナーなど色々な場所に室礼う場があります。

そこにも花のいけ方や、道具組で印象が変わることを実際にお見せしています。

階段を上ったところのコーナーです。

玄関の迎え花

低く入れてあったお花に背の高い芒を合せました。

高低差を付けることでワンランク上のいけ花になります。

廊下のコーナに

秋らしくお供物と小さな兔の置物を合せました。

室礼のご要望はこちらより。

室礼師 松村篤史

自宅でお抹茶一式セット

 

 

抹茶は茶筅があれば簡単にできます。

ご自宅でお気軽にお好きな和菓子と一緒に抹茶を飲まれませんか?

 

お客様に抹茶でおもてなしするのもお薦めです!!

 

 

ご自宅で抹茶を点てるのに必要な道具一式をセットにしました。

・茶筅     1,500円

・茶筅くせ直し  500円

・茶杓     5,000円

・茶漉し    3,000円

・White 鉢(茶碗に見立てて) 3,200円

 

 

『心を通わせる茶道教室』ではお茶を点てる練習をします。

 

https://officeemu.jp/2959/

 

 

 

自宅でお抹茶 3点セット

 

 

抹茶は茶筅があれば簡単にできます。

ご自宅でお気軽にお好きな和菓子と一緒に抹茶を飲まれませんか?

 

お客様に抹茶でおもてなしするのもお薦めです!!

 

 

ご自宅で抹茶を点てるのに必要な道具3点をセットにしました。

・茶筅     1,500円

・茶杓     5,000円

・White 鉢(茶碗に見立てて) 3,200円

 

 

 

『心を通わせる茶道教室』ではお茶を点てる練習をします。

 

https://officeemu.jp/2959/

 

 

 

茶筅+クセ直しセット ひと手間グッズ③

 

 

はじめて茶筅を購入される方にお薦めセットです。

茶筅の膨らみがお茶を美味しく点てるコツです。

はじめて茶筅を購入される方はくせ直しも一緒にご購入されることをお薦めします。

 

 

茶筅

お抹茶とお湯を茶筅で混ぜることで

ふんわり泡の点ったお茶をいれることができます。

 

 

ちょっとひと手間でお茶がおいしくなるグッズ

くせ直し

茶筅を使い終わった後

クセ直しに茶筅を挿すことで膨らみをキープさせることができます。

泡だて器と一緒で膨らみがなくなるとお茶が点てづらくなり

お茶の風味を損なってしまいます。

 

クセ直しは色が2種類あります。

コメントにご希望の色をご指定ください。

左/青磁 右/白

 

 

 

 

 

自宅でお抹茶一式セットはこちらより

 

自宅でお抹茶一式セット

 

 

 

『心を通わせる茶道教室』ではお茶を点てる練習をしたいます。

 

https://officeemu.jp/2959/

 

 

 

 

茶筅

 

 

茶筅

お抹茶とお湯を茶筅で混ぜることで

ふんわり泡の点ったお茶をいれることができます。

 

 

 

茶筅の膨らみがお茶を美味しく点てるコツですので

まだお持ちではない方はくせ直しも一緒にご購入されることをお薦めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自宅でお抹茶一式セットはこちらより

 

自宅でお抹茶一式セット

 

 

 

『心を通わせる茶道教室』ではお茶を点てる練習をしたいます。

 

https://officeemu.jp/2959/

 

 

 

 

くせ直し ひと手間グッズ②

 

 

 

 

ちょっとひと手間でお茶がおいしくなるグッズ その②

くせ直し

茶筅を使い終わった後

クセ直しに茶筅を挿すことで膨らみをキープさせることができます。

泡だて器と一緒で膨らみがなくなるとお茶が点てづらくなり

お茶の風味を損なってしまいます。

 

 

 

 

 

自宅でお抹茶一式セットはこちらより

 

自宅でお抹茶一式セット

 

 

 

『心を通わせる茶道教室』ではお茶を点てる練習をしたいます。

 

https://officeemu.jp/2959/

 

 

 

 

茶杓(白竹)

 

 

 

 

茶杓

大分県竹田市で竹作品を製作されている工房に

オフィスエムのために特別に作っていただいている茶杓です。

茶杓はシンプルですが奥が深い茶道らしい道具ではないでしょうか?

 

茶杓も作り手のよって高価になります。

工業製品は安いけど面白くない。

この茶杓はお手頃ですが味わい深いお薦めの一品です。

 

*注意*

一点ずつ、少しずつ様子が違います
●商品は全て作家による手造りですので写真のものとは個体差がございます。

●複数個お買い上げの場合はなるべく様子を揃えるようにしておりますが、多少の様子の違い(色・サイズなど)がある場合がございます。また、同じ商品でも入荷時期の違いにより様子が変わってまいります。

●商品の写真はできる限り実物に近いよう調整しておりますが、お客さまのモニターの環境などにより、色味が変わって見える場合がございます。

あらかじめご了承ください。

 

 

 

 

 

左/煤竹(すすだけ) 右/白竹(しろたけ)

 

竹の違いで色々な種類の茶杓がありますが

オフィスエムではスタンダードな竹2種類をご用意しています。

道具に合わせて素材をかえて楽しむのが茶道です。

 

 

 

 

自宅でお抹茶一式セットはこちらより

 

自宅でお抹茶一式セット

 

 

 

『心を通わせる茶道教室』ではお茶を点てる練習をしたいます。

 

https://officeemu.jp/2959/

 

茶杓(煤竹)

 

 

 

 

茶杓

大分県竹田市で竹作品を製作されている工房に

オフィスエムのために特別に作っていただいている茶杓です。

茶杓はシンプルですが奥が深い茶道らしい道具ではないでしょうか?

 

茶杓も作り手のよって高価になります。

工業製品は安いけど面白くない。

この茶杓はお手頃ですが味わい深いお薦めの一品です。

 

*注意*

一点ずつ、少しずつ様子が違います
●商品は全て作家による手造りですので写真のものとは個体差がございます。

●複数個お買い上げの場合はなるべく様子を揃えるようにしておりますが、多少の様子の違い(色・サイズなど)がある場合がございます。また、同じ商品でも入荷時期の違いにより様子が変わってまいります。

●商品の写真はできる限り実物に近いよう調整しておりますが、お客さまのモニターの環境などにより、色味が変わって見える場合がございます。

あらかじめご了承ください。

 

 

 

 

 

左/煤竹(すすだけ) 右/白竹(しろたけ)

 

竹の違いで色々な種類の茶杓がありますが

オフィスエムではスタンダードな竹2種類をご用意しています。

道具に合わせて素材をかえて楽しむのが茶道です。

 

 

 

 

自宅でお抹茶一式セットはこちらより

 

自宅でお抹茶一式セット

 

 

 

『心を通わせる茶道教室』ではお茶を点てる練習をしたいます。

 

https://officeemu.jp/2959/

 

茶漉し ひと手間グッズ①

 

 

 

ちょっとひと手間でお茶が美味しくなるグッズ その①

茶漉し

お茶を点てる前に濾すことによってだまを無くし、

お茶とお湯が混ざりやすくなるので

お茶が点てやすく風味が良くなります。

 

 

自宅でお抹茶一式セットはこちらより

 

自宅でお抹茶一式セット

 

 

 

『心を通わせる茶道教室』ではお茶を点てる練習をしたいます。

 

https://officeemu.jp/2959/

 

Black 鉢 茶碗に見立てて、、、

 

オフィスエム × 玄窯  コラボレーション商品

Black & Whiteの鉢を茶碗に見立てました。

 

口が広く茶筅が振りやすいので初心者にお薦めです。

 

『心を通わせる茶道教室』ではお茶を点て練習の時に使っています。

 

 

 

サイズ 直径165×高さ65㎜

 

一点ずつ、少しずつ様子が違います
●商品は全て作家による手造りですので写真のものとは個体差がございます。

●複数個お買い上げの場合はなるべく様子を揃えるようにしておりますが、多少の様子の違い(色・サイズなど)がある場合がございます。また、同じ商品でも入荷時期の違いにより様子が変わってまいります。

●商品の写真はできる限り実物に近いよう調整しておりますが、お客さまのモニターの環境などにより、色味が変わって見える場合がございます。

あらかじめご了承ください。

 

 

Black & White について

 

初めての和食器 Black&White

 

 

 

 

 

 

 

抹茶は茶筅があれば簡単にできます。

ご自宅でお気軽にお好きな和菓子と一緒に抹茶を飲まれませんか?

 

お客様に抹茶でおもてなしするのもお薦めです!!

 

 

 

ご自宅で抹茶を点てるのに必要な道具一式をセットにしました。

 

自宅でお抹茶一式セット

 

 

 

『心を通わせる茶道教室』ではお茶を点てる練習をします。

 

https://officeemu.jp/2959/

 

 

 

White 鉢 茶碗に見立てて、、、

 

オフィスエム × 玄窯  コラボレーション商品

Black & Whiteの鉢を茶碗に見立てました。

 

口が広く茶筅が振りやすいので初心者にお薦めです。

 

『心を通わせる茶道教室』ではお茶を点て練習の時に使っています。

 

 

 

サイズ 直径165×高さ65㎜

 

一点ずつ、少しずつ様子が違います
●商品は全て作家による手造りですので写真のものとは個体差がございます。

●複数個お買い上げの場合はなるべく様子を揃えるようにしておりますが、多少の様子の違い(色・サイズなど)がある場合がございます。また、同じ商品でも入荷時期の違いにより様子が変わってまいります。

●商品の写真はできる限り実物に近いよう調整しておりますが、お客さまのモニターの環境などにより、色味が変わって見える場合がございます。

あらかじめご了承ください。

 

Black & White について

 

初めての和食器 Black&White

 

 

 

 

 

 

 

 

 

抹茶は茶筅があれば簡単にできます。

ご自宅でお気軽にお好きな和菓子と一緒に抹茶を飲まれませんか?

 

お客様に抹茶でおもてなしするのもお薦めです!!

 

 

 

ご自宅で抹茶を点てるのに必要な道具一式をセットにしました。

 

自宅でお抹茶一式セット

 

 

 

『心を通わせる茶道教室』ではお茶を点てる練習をします。

 

https://officeemu.jp/2959/

 

 

 

お稽古はじめ一式(女性用)

 

 

 

茶道のお稽古をはじめる時に最初に必要な物をセットにしました。

・懐紙 220円×2束

(お菓子をいただく時に使います。)

・扇子 2,200円

(お部屋に入る時、床の間を拝見する時などに使います。)

・袱紗 4,500円

(道具を清めたり、釜の蓋を開ける時に使います。)

 

 

数奇屋袋はこちらよりお好きな物を、、、

(茶会で必要な道具を入れるバック)

 

数寄屋袋|SUKI

 

 

お稽古はじめ一式(男性用)

 

 

 

茶道のお稽古をはじめる時に最初に必要な物をセットにしました。

・懐紙 275円×2束

(お菓子をいただく時に使います。)

・扇子 2,750円

(お部屋に入る時、床の間を拝見する時などに使います。)

・袱紗 4,950円

(道具を清めたり、釜の蓋を開ける時に使います。)

 

 

数奇屋袋はこちらよりお好きな物を、、、

(茶会で必要な道具を入れるバック)

 

数寄屋袋|SUKI

 

 

懐紙(女性用)

 

 

 

 

懐紙

懐紙はお菓子が取りまわされた時に取皿として使います。

また、お茶を飲んだ後の飲み口を拭いたり

お金や何か物を人に渡す時に包み紙として使ったり

懐紙は色々な使い方できる便利グッズです。

 

サイズ

男性用 17.5 × 20.6 ㎝

女性用 14.5 × 17.5 ㎝

各30枚入

 

 

 

 

茶道のお稽古を始める時に準備する物

・懐紙、黒文字(お菓子をいただく時に使います。)

・扇子(お部屋に入る時、床の間を拝見する時などに使います。)

・服紗(道具を清めたり、釜の蓋を開ける時に使います。)

・数寄屋袋(茶会で必要な道具を入れるバック)

 

懐紙(男性用)

 

 

 

 

懐紙

懐紙はお菓子が取りまわされた時に取皿として使います。

また、お茶を飲んだ後の飲み口を拭いたり

お金や何か物を人に渡す時に包み紙として使ったり

懐紙は色々な使い方できる便利グッズです。

 

サイズ

男性用 17.5 × 20.6 ㎝

女性用 14.5 × 17.5 ㎝

各30枚入

 

 

 

 

茶道のお稽古を始める時に準備する物

・懐紙、黒文字(お菓子をいただく時に使います。)

・扇子(お部屋に入る時、床の間を拝見する時などに使います。)

・服紗(道具を清めたり、釜の蓋を開ける時に使います。)

・数寄屋袋(茶会で必要な道具を入れるバック)

 

美食の会 レポート最終回

最終回はソムリエの松岡さんをご紹介します。

オフィスエムではコロナ感染拡大前の2019年まで

毎年松岡さんのワイン会を熊本のお店で開催していました。

松岡さんは現在柏屋(大阪/ミシュラン3つ星)の支配人兼、ソムリエを勤められ

2021年ゴ・エ・ミヨにてベストソムリエ賞を受賞。

『ゴ・エ・ミヨ』は世界20カ国で出版されているフランス発のガイドブックです。

ミシュランガイドの「レッドガイド」に対し、

「イエローガイド」と称されるほどゴエミヨ(ゴーミヨ)は

世界的には認知度が高いレストランガイドブック。

ソムリエを目指す人のためのブログ

「ちょっとまじめソムリエ試験対策こーざ」を開設。

ソムリエ試験受験者の中で人気のブログとなっています。

https://koza.majime2.com/profile/matsuoka/

それでは美食の会で松岡さんがセレクトをしたワインをご紹介します。

シャンパーニュ、ブルゴーニュを主軸に

ドイツ、ギリシャのコアなワインをセレクト。

ブルゴーニュのJURAの赤ワインとイサキのお造は驚きのペアリングでした。

ワインリスト

先付  無花果のシルク白和え   

    夏野菜のエチュベ

    Champagne Royer Réserve Brut

煮物椀 牡丹鱧 冬瓜 生姜

    Assyrtiko Monemvasia Domaine Sigalas 2019

お造り イサキと山葵ジュレ

    Cotes du Jura Trousseau Domaine Grand 2018

強肴  純血アグー豚のロースト 

    Schlatter Maltesergarten Spatburgunder Martin Wassmer2015

飯   焼き玉蜀黍ごはん

    Weisserburgunder Bernhard Huber 2018

菓水物 西瓜と塩アイス

    Clairette de Die Methode Ancestrale M.Chapoutier 2018

次回のワイン会もお楽しみに!!

美食の会 レポート②

開催日8月1.2日

夏の盛りのお野菜を中心に鱧のお椀、希少なアグー豚のロースとなど

今回も素材を活かしたお料理に皆さん大満足でした。

お献立
先付  無花果のシルク白和え
    夏野菜のエチュベ
煮物椀 鱧真丈 冬瓜 柚子
お造り イサキと山葵ジュレ
強肴  純血アグー豚のロースト
飯   焼き玉蜀黍ごはん
香の物 季節のもの
水物  西瓜と塩アイス

トップの写真が先付けです。

定番のシルク白和えは無花果と合わせて。

お椀は鱧と上には薄くスライスした冬瓜が氷山に見立てて載せられていました。

お造は、イサキの昆布締めの上に出汁とポン酢のジュレを合わせて。

アグー豚のロースとには有馬山椒を添えて

付け合わせは白茄子です。

炊きたてのご飯に醤油であぶった玉蜀黍を混ぜられていました。

茶師ヒロが合わせた鹿児島の清ざね茶園さんの冷水茶と香ばしい玉蜀黍のペアリングに感動。

西瓜とアイスの上に岩塩をかけた小粋なデザート

デザートのお塩が白ワインを発泡させた甘いスパークリングワインを引き立たせていました。

レポート最終回はソムリエ松岡さんをご紹介いたします。

和食器|初心者用

日本では古来から守り受け継がれた個性豊かな器が沢山あります。

このオンショップでは現在作られている職人さんや作家さんの

お手頃な作品を販売しています。

美食の会 レポート①

大人気、秋吉シェフの日本料理の会はご縁が広がり

江津湖(熊本市中央区)の湖畔に佇むリリカサロンさんのご協力のもと開催いたしました。

今回はスペシャルゲストとして、

大阪より柏屋(大阪/ミシュラン三ツ星)の支配人兼ソムリエの松岡正浩氏をお迎えしワインのペアリングをお楽しみいただきました。

また、ソフトドリンクはお馴染みの茶師ヒロトガワがお茶のペアリングを担当いたしました。

女将も参戦。

左から

茶師ヒロ夫人、秋吉夫人、松村夫人。

リリカサロンはご紹介性のプライベートサロンです。

テラスの前は江津湖公園が広がり緑豊かな美しいロケーションが人気です。

ハウスウェディングとしても利用されており約60名のお客様が入れる広さがあります。

今後も食を中心としたイベントをリリカサロンでも開催いたしますのでご期待下さい。

次回のレポートではお料理についてご報告いたします。

令和3年7月「心を通わせる茶道教室」終了いたしました。

毎月開催している『心を通わせる茶道教室』も1年が過ぎ

生徒さんの立ち居振る舞いも綺麗になってきました。

今月のお花は涼やかな竹籠に夏の花がたっぷりといけられていました。

目にも爽やかなお菓子

毎月茶道教室では2種類の和菓子を先生がご用意くださいます。

次回は8月24日開催予定です。

https://officeemu.jp/2959/

令和3年7月『たてはな教室』夏花編終了いたしました。

夏と言えば『 蓮 』

今回は贅沢に蓮の花一式のたてはなをお稽古しました。

蓮の葉や花の形態には三世の世界が象徴されているそうです。

 「現在」→ 開花、真葉
 「過去」→ 蓮房、朽葉
 「未来」→ つぼみ、巻葉

蓮の水揚げ方法

蓮の茎は筒状になっているので専用のポンプで茎の根本から水を直接入れて水揚げをします。

特に葉は水が蒸発しやすく丸まりやすいので

保管するときはビニールに包むと丸まりにくくなります。

生徒さんの作品をご紹介します。

床の間の室礼はお盆に合わせて京都の大文字焼の色紙を掛けました。

『 たてはな教室 』は季節ごとに開催しています。

扇子(女性用)

 

 

 

 

扇子

扇子は茶室に入る時、道具を拝見する時に膝の手前において結界を引くための道具です。

茶道での扇子は扇ぐおのではないので開くことは基本ありません。

 

女性用が少し短めです。

 

 

 

茶道のお稽古を始める時に準備する物

・懐紙、黒文字(お菓子をいただく時に使います。)

・扇子(お部屋に入る時、床の間を拝見する時などに使います。)

・服紗(道具を清めたり、釜の蓋を開ける時に使います。)

・数寄屋袋(茶会で必要な道具を入れるバック)

 

扇子(男性用)

 

 

 

 

扇子

扇子は茶室に入る時、道具を拝見する時に膝の手前において結界を引くための道具です。

茶道での扇子は扇ぐおのではないので開くことは基本ありません。

 

男性用が少し長めです。

 

 

 

茶道のお稽古を始める時に準備する物

・懐紙、黒文字(お菓子をいただく時に使います。)

・扇子(お部屋に入る時、床の間を拝見する時などに使います。)

・服紗(道具を清めたり、釜の蓋を開ける時に使います。)

・数寄屋袋(茶会で必要な道具を入れるバック)

 

袱紗(朱)

 

 

 

 

袱紗(ふくさ)

袱紗は点前の中で道具を清めたり、釜の蓋をとるときに使う正絹の布です。
茶道では、ふくさを服紗帛紗と表記します。
大きさは縦が約28.5cm、横が約27.5cmです。

 

服紗を腰につけるのは、亭主です。

一方、客は着物の胸元に服紗を懐中しておき

お道具を拝見するときなど丁寧に扱うときに使います。

 

 

 

服紗の色について。

男性は紫、女性は朱を使います。

 

 

 

服紗のお手入れについて。

服紗は、基本的に濡らしません。

正絹は洗うと縮みます。
帛紗は、縮んだりよれたりすると布地の手触りのやわらさが無くなり、感触が悪くなります。

 

服紗は、道具の片付けの際に茶杓をふきます。建水の上で服紗を上から軽くはたいて茶を払いますが、どうしても抹茶が残ります。
お稽古の後に、ご自宅で改めて はたくなどして表面についた抹茶を取り除いてください。

 

帛紗を変えるタイミングは、一般的に1~2年です。
また、年始の初釜に新しいものに新調される方も多いです。

お稽古時とは違う綺麗な帛紗をお持ちください。

 

 

大切なお道具を清めるための服紗です。

汚れがついていれば、買い換えましょう。

 

 

 

茶道のお稽古を始める時に準備する物

・懐紙、黒文字(お菓子をいただく時に使います。)

・扇子(お部屋に入る時、床の間を拝見する時などに使います。)

・服紗(道具を清めたり、釜の蓋を開ける時に使います。)

・数寄屋袋(茶会で必要な道具を入れるバック)

 

袱紗(紫)

 

袱紗(ふくさ)

袱紗は点前の中で道具を清めたり、釜の蓋をとるときに使う正絹の布です。
茶道では、ふくさを服紗帛紗と表記します。
大きさは縦が約28.5cm、横が約27.5cmです。

 

服紗を腰につけるのは、亭主です。

一方、客は着物の胸元に服紗を懐中しておき

お道具を拝見するときなど丁寧に扱うときに使います。

 

 

 

服紗の色について。

男性は紫、女性は朱を使います。

 

 

 

服紗のお手入れについて。

服紗は、基本的に濡らしません。

正絹は洗うと縮みます。
帛紗は、縮んだりよれたりすると布地の手触りのやわらさが無くなり、感触が悪くなります。

 

服紗は、道具の片付けの際に茶杓をふきます。建水の上で服紗を上から軽くはたいて茶を払いますが、どうしても抹茶が残ります。
お稽古の後に、ご自宅で改めて はたくなどして表面についた抹茶を取り除いてください。

 

帛紗を変えるタイミングは、一般的に1~2年です。
また、年始の初釜に新しいものに新調される方も多いです。

お稽古時とは違う綺麗な帛紗をお持ちください。

 

 

大切なお道具を清めるための服紗です。

汚れがついていれば、買い換えましょう。

 

 

 

茶道のお稽古を始める時に準備する物

・懐紙、黒文字(お菓子をいただく時に使います。)

・扇子(お部屋に入る時、床の間を拝見する時などに使います。)

・服紗(道具を清めたり、釜の蓋を開ける時に使います。)

・数寄屋袋(茶会で必要な道具を入れるバック)

 

日本茶を愉しむ会 祿茶会×まゆみ食堂 終了いたしました。 

7月の「日本茶を愉しむ会」は新茶販売会の期間中に開催いたしました。

今回はフードコーディネーターの真由美先生のお料理に合わせ

茶師ヒロトガワがお茶をペアリングをしました。

まゆみ食堂はフードコーディネーター真由美先生とオフィスエムのコラボ食堂です。

この食堂では、生産者の見える食材と発酵を中心とした体に良く、

美味しい新日本料理を模索します。

オーガニック野菜 味噌ドレッシング×パッションフルーツ

茶/緑茶とレモングラスの炭酸割

バジルと桃 冷製スープ  お茶の出汁

茶/岳間甘露香茶

出汁香る卵ご飯&Hiroのお茶漬け

茶/熊本御船町産 極上旨味煎

*卵の黄身と泡立てた卵白が酵素玄米の上にのせた卵かけご飯をまずお楽しみいただき

途中で茶師ヒロトガワが旨味を凝縮させた緑茶を注ぎお茶漬としてお楽しみいただきました。

お茶が美味しいくだもの餡

茶/Hiroスペシャル

最後のお茶はお客様のお好みを聞いて茶師ヒロトガワがおすすめの1杯を淹れました。

今回使われた美しい食材たち

サラダのお野菜は軽く昆布出汁で湯がきます。

冷静スープでは大量のバジルと桃を食べる直前に調理します。

最初のお茶は、緑茶にフレッシュレモングラスを短く切ったもの高温のお湯でいっきに抽出します。

次回のまゆみ食堂は健康学の勉強会でランチを担当します。

次回の茶師ヒロトガワは「秋吉シェフの日本料理の会」にてお茶のペアリングを担当いたします。

今回の食事で使用したうつわは

玄窯×オフィスエム 

はじめての和食器シリーズ Black & White です。

こちらの商品はオンラインショップよりご購入いただけます。

2021年 新茶販売会 終了いたしました。

新茶がそろう季節。

茶師ヒロトガワが全国より厳選した日本茶の販売会を開催しました。

お越しくださいました皆さまありがとうございました。

2021年出品リストをご紹介します。 

熊本県

・好信楽 祿 煎茶「いつでも笑みを」

・お茶乃のぐち 極上旨味煎茶

鹿児島県

・清ざね茶園 水出し煎茶

・香輝園 霧島上煎茶

・末吉製茶工房 青焙茶

三重県

・中森製茶 特別煎茶 生・焙煎

埼玉県

・平岡園 狭山茶

新潟県

・うずまき屋 柿の種用ペアリング煎茶

静岡県

・駄農園 煎茶

今回は6つの県から10種類のお茶をセレクト。

茶師ヒロトガワが生産者さんとそのお茶について説明したカードをご用意しました。

少量ずつ小袋で購入できるため、

色々な種類のお茶を求められお買物を楽しまれていました。

今回は国産の小麦と植物性油脂で美味しい焼き菓子を作られている

bake shop hayashiに

https://bakeshophayashi.com/

日本茶に合うクッキーを

3種類新茶販売会用に作っていただきました。

ハヤシさんの可愛いギフトボックスにお茶とクッキーのセットは

お中元やお土産として大好評でした。

bake shop hayashi × オフィスエム

新茶販売会限定 コラボクッキー

素材の味を直接感じていただくために

人気のキューブクッキーのプレーンに絡ませるタイプにしていただきました。

・きなこ味(菊池産無農薬大豆)

・黒糖味(芦北産)

・山椒味(ひた山椒粗びき)

人気だったギフトセット」

セット小

クッキー3種類、お茶1種類・・・1,770円

セット中

クッキー3種類、お茶2種類・・・2,310円

セット大

クッキー3種類、お茶4種類・・・3,390円

ギフトセットご希望の方は5セット以上からオーダーにて

お受けいたしますのでご希望の方はこちらよりお申込ください。

茶師ヒロトガワのお茶を飲まれたい方へ

8月1,2日開催

「秋吉シェフの日本料理の会」

にてお茶のペアリングを担当いたします。

稲葉俊郎著書 「からだとこころの健康学」について考える 勉強会⑩

2019年9月22日に開催しました

東大医師 稲葉俊郎 トークセッション

『いのちの働きから見た能楽』を踏まえ、

医師 中原和之先生、

ホリスティックサロン香鈴主宰平山久留美さん

を中心に様々な分野の方が集まり体と心の健康について対話する会です。

毎回参加者から、

西洋医学、快医学からお1人づつ活動の発表をしていただき

その後で参加者全員で意見交換会をします。

途中で酵素玄米を取り入れた「排泄食事法」のデドックスランチをお召し上がりいただきます。

ご自分がされていることと、

健康に接点を持たれている方であればどなたでも参加いただけます。

オフィスエムでも文化・食という視点から

人の心と体の作用についてこの勉強会を通して検証していきます。

日程  2021年12月12日(日)

時間  11時~14時

参加費 2,200円(基本講習料は無料、お食事代のみいただきます。)

場所 オフィスエムサロン / 熊本県合志市須屋319-77

お問合 090-9570-7976(オフィスエム 松村)

参加資格 稲葉俊郎著書 「からだとこころの健康学」を持っており、読まれた方。

稲葉俊郎(いなば としろう)

https://www.toshiroinaba.com/

医師 東京大学医学部付属病院 循環器内科助教授。

1979年熊本生まれ。熊本高校卒業。

医療の多様性と調和への土壌づくりのため、西洋医学だけでなく伝統医療、補完代替医療、民間医療も広く修める。

2011年東日本大震災をきっかけに、医療の本質や予防学を広く伝えるべく個人での活動を始める。

古来の日本は心と体の知恵が芸術・芸能・美・「道」へと高められ心身の調和が予防医療の役割を果たしていた、という仮説持ち、自らも能楽の稽古に励む。

著書に『いのちを呼びさますもの ひとのこころとからだ』(2018年アノニマ・スタジオ)、共著に『見えないものに、耳をすます 音楽と医療の対話』(2017年アノニマ・スタジオ)

2019年9月21日熊本「万作・萬斎の会 夏季狂言の会」にて野村萬斎と対談

中原  和之(なかはら  かずゆき)

https://www.fujiokakai.org/%E7%B5%B1%E5%90%88%E5%8C%BB%E7%99%82%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC/

藤岡医院 副院長

医師(消化器内科医)・消化器病専門医

サイモントン療法協会認定カウンセラー・臨床瞑想法指導者講習修了

1995年に医師免許取得し、熊本大学医学部付属病院消化器内科へ入局。

その後関連病院勤務等を経て、2008年4月より現職の熊本地域医療センターへ勤務。

診療を通じてがん患者さんや家族の心のケアの必要性を痛感し、2010年より心のケアの学びを始め、以後診療や患者会等を通じて心のケアの提供を行ってきた。

2012年よりがん患者や家族、医療スタッフの心のケアのための勉強会

(熊本がん心のケア研究会)を開始し、現在も継続している。

平山久留美(ホリスティックサロン香鈴主宰)

香鈴

https://holisticsalonkarin.com/

掘りたての筍を食す。

オフィスエムのプロダクト商品Black&Whiteを

作ってもらっている玄窯さんの竹林で筍を掘りをさせていただきました。

掘った筍は、フードコーディネーターの田中真由美先生と一緒にお料理。

筍は掘った時から灰汁が強くなるのですが

すぐに茹でることで甘くて美味しい筍になります。

筍は掘ったらすぐ茹でる!!

茹でたての筍

それだけでも美味です。

玄窯さんの粉引のうつわに筍の天ぷら

うつわによって料理の見栄えが良くなりますね。

真由美先生オリジナルレシピ

猪肉と筍の麦酒煮

定番の筍ご飯

自然の中で体を動かし、採りたてをいただく。

これこそ本当の贅沢な食事ではないでしょうか?

また来年も筍の季節が楽しみになりました。

玄窯×オフィスエム

「 黒と白のうつわ 」

オンラインショップでご購入いただけます。

真由美先生のお料理が食べれます!!

「 まゆみ食堂 」

茶師Hiroの茶寮が5月にオープンします。

「日本茶を愉しむ会」でお茶を呈茶してくれている

茶師Hiroが熊本県北部に位置する山鹿市岳間に

Hiroセレクトの日本茶と茶器を購入できるショップと

お茶が飲める茶寮が八十八夜の5月1日にオープンします。

現在お店の改装をしているということで障子の張り替えにお邪魔しました。

障子は和紙を糊で貼り付けているため水に濡らすと剥がれます。

障子のある家では、年末に家族で障子の張り替えをしていました。

和紙がきれいに剥がれると気持ちが良いんです!!

みなさんもいつかこの快感を体験してみてほしいです。

障子が沢山あったので剥いだ和紙が山積みです。

手間のかかる作業ですが、和紙を貼って最後に霧を吹いて乾かすと

張りができとても綺麗に仕上がります。

できあがりました。

新しい和紙になると部屋の中が明るくなります。

茶寮はとても立派な古い邸宅です。

欄間や襖の取っ手まで意匠のこだわりのある物が使われていますので

お店に行かれる際は是非チェックしてみてください。

詳しくは「好信楽 祿」のホームページをご覧ください。

https://koushinrakuroku.com/news/6043e3ac6e84d538925214d5

オフィスエムでの茶師Hiroのイベント

『 日本茶を愉しむ会 』

『 新茶販売会 』

令和3年4月『たてはな教室』春の花編終了いたしました。  

 

 

令和3年4月11日『たてはな教室』春の花編を開催しました。

 

今年は全般的に花が咲くのが早く桜も終盤でしたが、

山桜、牡丹桜など5種類の桜と藤や貝母、都忘れなど春の花材が揃いました。

 

今回のお稽古のメインは桜でした。

枝の先を細く削いで込藁に入れないといけないため

小刀を使って枝を削ぐ練習になりました。

 

 

 

まずは生徒さんの作品をご紹介します。

最初にご紹介するのは桜一色と言ってい数種類の桜をメインにたてた作品です。

生徒さんのお一人が「桜三昧」と表現され和やかな雰囲気になりました。

 

 

 

 

 

 

次に色々な種類を組み合わせて軽くたてた作品です。

現代の暮らしにはこのスタイルがお勧めです。

 

 

 

 

 

最後に先生が込藁も使わずなげいれでいけたお花です。

力強い苔木に軽やかに春の風を感じる藤の蔓の組み合わせいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

次にお稽古の風景です。

 

『たてはな教室』も回を重ね皆さん慣れてこられ真剣にお花と向き合っていらっしゃいました。

できた花は柴田先生が手直しを、出来上がりに毎回感動です。

完成したお花は床であらためて拝見します。

 

床のお軸は高野山のお坊さんの作で

「真言不思議」しんごんはふしぎなり

をかけました。

 

 

 

 

 

最後に春の花です。

春の色と言えば黄色からはじまり紫、白そして新緑の緑です。

見ているだけで癒されます。

 

 

 

 

次回の『たてはな教室』は7月27日です。

お花を触って気分転換にいらっしぃませんか?

お気軽にご参加お待ちしております。

お申込みはこちらより。

https://officeemu.jp/1475/

 

 

茶師HIROセレクト 新茶販売会

 

 

DMプリントアウトはこちらより

新茶販売会_DM_ウラ

新茶販売会_DM_オモテ

 

 

 

八十八夜とは、

立春から数えて88日目に摘まれたお茶を飲むと長生きができると言われていました。

新茶のできるこの季節、

茶師HIROが全国より厳選したお茶の販売会を開催いたします。

 

 

 

 

会期

2021年6月25、26,27日

 

時間

10時~17時

 

場所

オフィスエムサロン 熊本県合志市須屋319-77

 

 

 

 

祿茶会とは、

茶師HiroTogawaが日本茶の新しい可能性を模索し

お茶の魅力をお伝えする日本茶の会です。

数種類の厳選したお茶やアレンジティーをお愉しみいただきます。

知ってるようで知らない日本茶の世界を是非体験してください。

 

 

祿茶会は毎月1回開催しています。

https://officeemu.jp/1718/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茶師 Hiro Togawa

日々日本茶の焙煎を生業としつつ、2018年より日本茶の魅力を伝える活動をスタート。

お茶を淹れるだけでなく「日本茶の焙煎」を見ながらお茶を提供するスタイルを発案。

日本茶のオンラインショップ「好信楽 祿」を運営。

 

「好信楽 祿」  https://roc-utuwa.stores.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会期中は茶師HIROが使っているお茶の道具も販売いたします。

また、オフィスエム×玄窯コラボレーション

はじめての日本の器 Black&White も入荷いたします。

 

オンラインショップ Black&White

https://officeemu.jp/383/

 

 

 

 

「新茶販売会」関連企画

 

 

祿茶会×まゆみ食堂

日程 6月25,27日

https://officeemu.jp/3483/

 

 

 

はじめて茶事を体験する会

日程 6月26日

https://officeemu.jp/3306/

 

日本茶を愉しむ会 祿茶会×まゆみ食堂

 

 

 

 

6月の祿茶会はフードコーディネーター田中真由美先生をお迎えしての

お料理と日本茶のペアリングの会です。

 

お料理はEsthétiqueTIARA CLUBさんが推奨されている

「排泄食事法」を基本に

熊本のオーガニックな食材を使った

BeutyLunch

(酵素たっぷり山盛りサラダ、季節野菜のポタージュ、上質なたんぱく質、酵素玄米、デザート)

 

 

EsthétiqueTIARA CLUBさんについて

https://tiaraclub.jp/?page_id=2162

 

 

 

 

 

祿茶会とは、

茶師HiroTogawaが日本茶の新しい可能性を模索し

お茶の魅力をお伝えする日本茶の会です。

数種類の厳選したお茶やアレンジティーをお愉しみいただきます。

知ってるようで知らない日本茶の世界を是非体験してください。

 

 

 

 

 

 

日程

2021年6月25、27日

 

 

時間(開場は各席開始の15分前)

1席 11時~12時

2席 13時~14時

3席 15時~16時

 

会費

6,600円(税込・茶・食事)

 

場所

オフィスエムサロン 熊本県合志市須屋319-77

 

お席に限りがあるためご予約制です。

コメント欄に第1、第2希望の日にち、時間をご入力ください。

 

 

 

 

 

 

茶師 Hiro Togawa

日々日本茶の焙煎を生業としつつ、2018年より日本茶の魅力を伝える活動をスタート。

お茶を淹れるだけでなく「日本茶の焙煎」を見ながらお茶を提供するスタイルを発案。

日本茶のオンラインショップ「好信楽 祿」を運営。

 

「好信楽 祿」  https://roc-utuwa.stores.jp/

 

 

 

 

 

 

フードコーディネーター 田中真由美

 

実家は老舗醬油屋(元祖玉子かけ醤油)

人気の甘酒シリーズをはじめNB食品やOEM商品の開発

メディアでのレシピ提供など幅広く活躍中。

 

プレオデザインフードプロデューサー兼任

https://preodesign.com/about-us/

 

 

 

 

 

関連企画

茶師HIROセレクト 新茶販売会

https://officeemu.jp/3495/

 

 

 

 

心を通わせる茶道教室 茶事編

https://officeemu.jp/3306/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着物に興味がある方、

まずは着物をきてみませんか?

準備する物はナシ!!

全部レンタルで気軽に着物を着てそのまま祿茶会へ!!

 

料金

・着物レンタル・着付 5500円(税込)~

 

・着付のみ 3300円(税込)

 お着物をお持ちの方は着付のみも承ります。

 

 

 

 


 

 

レンタル着物・着付 

おたふく 

熊本市中央区九品寺3丁目15-40

.https://www.kitsukeotafuku.com/

090-7980-2992(前田)

 

お申込、お問合は直接おたふくさんへご連絡ください。

 

 

 

 

 

講師紹介

 

 

一級着付講師 / 前田 妙子 

 

 

 

一級着付講師 / 池間 由紀

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

竜田会 令和3年春の茶会へ

オフィスエム会員の方と、茶道教室の生徒さんと一緒に竜田会のお茶会へ行ってきました。

竜田会とは、

細川護光さん(細川家18代当主)を会長に様々な流派の熊本の茶人が集まり定期的に茶会を開催する会です。

今回は遠州流所縁のお道具組での趣向でした。

お楽しみのお菓子は、

福岡の「鮹松月(たこしょうげつ)」さんの金団で銘が「初桜」でした。

茶会風景

床の間の花は松江藩主松平不昧公所縁の椿「四ケ村(しかむら)」

この日のために大切に島根県よりやってきたそうです。

遠州流と言えば「綺麗さび」

品の良いお道具に眼福でした。

お茶をいただいた後はゆっくりお道具を拝見

オフィスエムでは、本格的な茶会を初心者の方でも安心していただけるよう

お稽古をされている方と一緒にグループを作って参加しています。

また、『心を通わせる茶道教室』では初心者の方を対象にお茶を飲む作法をお稽古しています。

茶会や茶事は全国で開催されています。

みなさん一緒に安心してお茶会へまいりましょう。

おすすめイベント

https://officeemu.jp/2959/

令和3年3月の『祿 ROKU 日本茶を愉しむ会』終了いたしました。

 

 

茶師HiroTogawaが毎月、日本茶の新しい可能性を模索し

お茶の魅力をお伝えする日本茶の会です。

 

今月のテーマは「お茶漬」

じつは2月に参加された方からのリクエストでした。

 

 

 

 

 

お献立

 

きらら野村園

熊本県産玉緑茶

茶品種 つゆひかり

 

小山園

茶品種 はるのなごり(生・焙煎)

 

< お茶の旨味で作るお茶漬 >

・つゆひかり茶漬+岳間産梅干し、塩昆布

・はるのなごり+塩辛

 

藤本製茶

茶品種 やまが復刻紅茶

 

茶菓子

山鹿灯籠もなか

 

 

 

 

 

 

まずは今回お茶漬に使われる日本茶2種類をいただきます。

はるのなごりは、生茶をいただいた後に目の前で焙煎したお茶をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

焙煎をすると茶葉の香りに香ばしさが加わって飲みやすくなります。

これはROKU茶会でしか味わうことができません!!

 

 

 

 

 

 

お茶の味を確認できたら早速お茶漬けです。

最初はつゆひかりに岳間産梅干しと塩昆布のお茶漬です。

 

 

 

 

次に、はるのなごりと塩辛のお茶漬です。

塩辛専門店「attaatta」さんの塩辛は柚子の香が合わせられていました。

とても贅沢な塩辛で金箔がのせられみなさんビックリ!!

そのままでも美味しいのですが、

お茶によって塩辛の臭みがスッキリしつつ旨味がしっかり残り何とも贅沢なお茶漬でした。

 

 

 

 

最後にデザートとして山鹿灯籠もなかに山鹿産の紅茶をペアリング。

じつは明治時代、日本で最初に紅茶を作られたのが山鹿だったそうです。

その頃に使われた茶品種を復活させ作られた「やまが復刻紅茶」は茶葉独特の香りと酸味があり味わい深い紅茶でした。

 

 

 

 

 

ROKU茶会も回を重ね益々バージョンアップしています。

4月は徐々に気温が上がってくる季節に合わせ

新しい「冷茶」を披露するそうです。

 

 

 

 

お席に限りがありますのでお早めのご予約をお願いいたします。

『 祿 ROKU 日本茶を愉しむ会 』

お申込はこちらより。

↓ ↓ ↓

https://officeemu.jp/2637/

令和3年3月の『心を通わせる茶道教室』終了いたしました。

 

 

今年は例年より早く桜が開き春爛漫の茶道教室となりました。

 

お菓子「菜の花金団」

お花 「ト伴椿、黒文字」

花器 「楽焼」

 

 

花の台が濡れていたのでおたずねしたところ

楽焼は草の格の焼き物なので、敷板も格を合せて生地を使われたそうです。

また、生地の敷板を使う場合は濡らして使うそうです。

 

 

このようにお茶は亭主と客の会話がとても大切です。

この教室ではお茶事に行った時に

緊張せず楽しくお茶をいただくことを目標に

お客様のお稽古をやっています。

茶道教室も開講して1年がたち生徒さんも会話を楽しみながら

お茶をいただけるようになってきました。

 

 

ではお茶事とは何でしょうか?

 

お茶事とは、

ただお茶をいただくだけではなく

お茶を美味しくいただくために

亭主はお客様の前で炭を組み、食事供し最後にお茶をさしあげる

最高のおもてなしです。

 

茶道を習う人の最大の目標はこのお茶事でもてなしたり、もてなされたりすることです。

 

しかし、お茶事をするには食事や道具の用意など準備が大変で

お茶のお稽古をしている人でもなかなか経験をすることができない贅沢な会です。

 

 

 

 

オフィスエムではこのお茶事をどなたでも体験していただける

『本格的な茶事を体験する会』を春と秋に開催しています。

『心を通わせる茶道教室』の最終目標でもあります!!

 

 

 

 

春は5月28日に開催いたします。

お稽古をされている方もされていない方も参加できますので

是非この機会にお気軽にお申込ください。

 

『 本格的な茶事を体験する会 』

お申込みはこちらより。

↓ ↓ ↓

https://officeemu.jp/1961/

 

 

 

今からでも遅くない。

お茶事を楽しむために事前勉強しませんか?

『心を通わせる茶道教室』

お申込みはこちらより。

↓ ↓ ↓

https://officeemu.jp/2534/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋吉シェフの料理教室終了いたしました。

 

 

昨年開催しました、

『元公邸料理人(フランス)秋吉雄一朗 日本料理の会』の続編として

『料理教室 お家でできる茶懐石』を開催しました。

 

 

この教室では、

秋吉シェフが皆さんの前でお料理を作りながら作り方を説明し

できあがったお料理をお召し上がりいただきました。

 

 

今回のお献立

テーマ『お家でできる茶懐石』

・シルク白和え トマト 法蓮草 春蕪

・鮪と花山葵のお造

・吸物 蛤 鳴門若布 三つ葉

・焼物 鰆柚庵焼き

・筍ご飯 揚げ 木の芽

・香の物 春キャベツ 山椒昆布

 

 

 

シルク白和え トマト 法蓮草 春蕪

 

 

鮪と花山葵のお造

 

 

吸物 蛤 鳴門若布 三つ葉

 

 

焼物 鰆柚庵焼き

筍ご飯 揚げ 木の芽

香の物 春キャベツ 山椒昆布

 

 

 

 

 

 

 

 

教室風景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オフィスエムでは春と秋に

『本格的な茶事を体験する会』を開催しています。

 

この会では本格的な「茶懐石」をお召し上がりいただけます。

初心者の方もご参加いただけますのでお気軽にお申込おまちしております。

 

 

『 本格的な茶事を体験する会 』

お申込はこちらより

↓ ↓ ↓

https://officeemu.jp/1961/

 

 

 

関連記事

秋吉シェフ 家庭画報2月号掲載

↓ ↓ ↓

https://officeemu.jp/3203/

熊本・喜多流「翁」特別公演終了いたしました。

 

 

 

令和3年3月9日出水神社能楽殿にて

熊本・喜多流「翁」特別公演が上演されました。

 

 

オフィスエムでは2019年4月に開催しました

能楽公演 https://officeemu.jp/486/

をきっかけに大倉源次郎先生(能楽小鼓方大倉流16世宗家・人間国宝)の会を

定期的に企画させていただいております。

 

今回も大倉先生が出演されるということで、

「翁」の事前勉強会をはじめ、

昨年12月には大倉先生の講演会・鼓の夕べを開催してまいりました。

 

お陰様ではじめて能を見られる方、久しぶりに見られる方にも多くご来場いただきました。

 

 

 

この公演は

「 翁プロジェクト 」 https://www.okina-pj.com/

の活動の一環として開催されました。

 

 

「翁プロジェクト」とは

全国5か所での「翁」公演をはじめ展覧会・書籍・動画配信など多面的に活動することで

「翁」を見つめ直し日本文化の素晴らしさを世界に発信することを目標にしているそうです。

 

 

熊本を皮切りに

これから東京・京都・奈良・金沢で開催される予定です。

「翁」は各地域に所縁のある流派の宗家が舞い

会場も東京は皇居、京都は二条城と

とても贅沢な内容になっているそうです。

 

同じ「翁」を違う演者・場所で見るとどう感じるのでしょうか?

 

 

 

 

 

オフィスエムでは今年より

はじめて能楽見られる方が楽しむために必要な

能楽の基本知識

実際に上演される能楽の演目のみどころを知る

事前勉強会を開催します。

 

次回は5月12日

8月に開催されます出水神社「薪能」について勉強いたします。

ご参加お待ちしております。

 

お申込み

初心者のための「能楽塾」

https://officeemu.jp/1519/

 

 

 

 

 

 

 

このプロジェクトの舞台演出・運営は大倉先生のお嬢様が指揮をとられています。

この写真は、公演が終わった後のお嬢様とプロジェクトメンバーでの記念撮影風景です。

 

若い人達が関わっていることもこのプロジェクトの素晴らしいところですね。

令和3年3月の初心者のための「能楽塾」終了いたしました。

 

 

 

 

令和3年最初の「能楽塾」を開催しました。

塾の目的は、熊本で公演される能楽を事前に勉強し当日は楽しく観れることを目標にしています!!

 

 

今回は3月9日に出水神社(熊本市)で公演される「翁」について勉強しました。

 

 

まずはじめに、オフィスエム代表松村から能楽を観るうえで必要な基礎知識をテキストをもとに30分ほど説明をしました。

*基礎知識の説明は毎回しますので複数回受講される方にとっては重複しますので2回目以降は開始時間の30分後からの参加も可能です。

 

 

その後、約90分テキストと映像を見ながらが飯冨章宏先生(小鼓方能楽師)が演目についてわかりやすく解説くださいました

飯冨先生のプロフィール

飯冨 章宏

 

 

 

能と能楽の違いや、「翁」のリズムなど

能楽の不思議に参加者の皆さん驚きの連続であっという間の2時間でした。

 

 

 

次回は5月12日(水)開催です。

毎年8月の第1土曜日にある出水神社「薪能」の演目について勉強します。

お申込みはこちらより。

初心者のための『能楽塾』

 

 

 

令和3年2月の『心を通わせる茶道教室』終了いたしました。

 

2月の床の間のお花は椿と蕗の薹でした。

 

暖かい季節になり土の中から出てくる蕗の薹。

天麩羅やお味噌など春の食材としてなじみがありますが

春のお花としても使われます。

 

 

 

 

今月のテーマは「桃の節句」

写っていませんが、

お軸は春の花の香りを詠った和歌が掛けられており

先生から和歌の意味を教えていただいた時は一気に春の気分になりました。

 

 

 

 

 

久しぶりに私(オフィスエム代表)もお正客のお稽古をさせていただきました。

次回3月のお稽古ははどんな趣向になるのでしょうか?

 

毎月1回開催

『 心を通わせる茶道教室 』

お申込はこちらより

↓ ↓ ↓

https://officeemu.jp/2959/

 

 

 

『 節句の室礼と道具の勉強会 』終了いたしました。

 

 

令和3年2月15.16日にオフィスエムサロンにて開催いたしました。

 

新年を迎え3月3日の「桃の節句」から9月まで奇数月に節句のお祝いが続きます。

そこで今回は五節句にちなんだ道具を見ていただきました。

 

五節句についてはこちらの記事をご覧ください。

https://officeemu.jp/2398/

 

 

 

 

床の間には「上巳の節句」を詠った和歌のお軸に

お花は少し荒れた山の桃をいけました。

 

 

 

ギャラリースペースではそれぞれの節句に合わせたお軸に

小物を合せて室礼のデモンストレーションをしました。

 

 

 

 

雅な有職の七福神セット

 

 

美しい道具たち

 

 

 

可愛らしいみたての道具たち

 

 

 

 

関連イベント

『 季節の室礼と道具の勉強会 』

お申込はこちらより

↓ ↓ ↓

https://officeemu.jp/1014/

 

 

室礼師 松村篤史 について

↓ ↓ ↓

https://officeemu.jp/600/

 

「翁」熊本・喜多流 特別公演 チケット完売いたしました。

 

 

こちらのチケットは完売いたしました。

ありがとうございます。

 

 

昨年末講演会を企画いたしました人間国宝大倉源次郎先生(小鼓方能楽師)が出演される能楽公演です。

 

翁は江戸時代、お正月や田植えの時期に国家安穏・五穀豊穣を祈り舞われたおめでたい演目です。

 

大倉先生は、農耕民族であった日本人の原点が「翁」にあることから

現代日本において大変重要な演目と考えられ翁プロジェクトを立ち上げられました。

このプロジェクトでは全国5か所で「翁」を上演することになっています。

その最初の場所が細川家がお祀りされている出水神社(熊本)能楽殿です。

 

翁プロジェクトホームページ

https://www.okina-pj.com/

 

 

 

翁も人間国宝友枝昭世先生です。

大倉先生は一調「八島」に出演されます。

 

細川家所縁の地にて人気能楽師が出演

熊本では数十年ぶりのプレミアム公演です。

 

是非この機会に本物の能楽の世界をご堪能ください。

 

 

 

 

 

日程   令和3年3月9日(火)

 

時間   開場13時 事前説明会13時30分 開演14時

 

場所   出水神社 能楽殿(水前寺成就園)

     熊本県熊本市中央区水前寺公園8-1

 

チケット SS席 12,000円(完売)

     S席   7,500円(完売)

     A席   6,000円(完売)

     *税込・全席パンフレット付

 

 

 

お申込フォームに

ご希望のチケット枚数とお名前、チケットの郵送先を入力ください。

お振込が確認後チケットをお送りいたします。

 

振込先

ゆうちょ銀行 【記号】10260 【番号】49836081 マツムラアツシ

熊本銀行 菊南支店 普通預金 3058479  マツムラアツシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「翁」事前勉強会を開催します。

 

初心者のための「能楽塾」

3月2日(火)19時~

https://officeemu.jp/1519/

 

 

室礼のお仕事@赤松館

 

熊本県芦北町の大地主だった藤崎家の邸宅「赤松間」

現在は明治に建てられた重要な建築として2000年に国登録有形文化財に指定されています。

 

 

今回はこちらの床の間の室礼をさせていただきました。

 

 

 

Before

 

 

 

After

 

 

道具組ですが藤崎家所蔵

西郷隆盛の書

八代焼花器に花は靑文字と南天を合せました。

 

また、脇床には藤崎家所蔵の貴重な日本刺繍を額装した物を室礼ました。

 

 

オフィスエムの室礼は道具の価値だけではなく、

その物、場、人の共有した歴史(ストーリー)とその日の趣向との組み合わせを大切にしています。

 

 

 

 

『 室礼と道具の勉強会 』

お申込はこちらより

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https://officeemu.jp/1014/

 

 

室礼師 松村篤史 について

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関連記事 『 室礼について 』

↓ ↓ ↓

https://officeemu.jp/2398/

 

家庭画報2月号掲載のご案内

 

 

12に開催しました日本料理の会の秋吉シェフが

令和3年2月号の家庭画報にて特集されています。

 

 

特集 パリと真葛焼、茶懐石の一会(90~97ページ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月8日(月)

料理教室「お家でできる茶懐石」

講師 秋吉雄一朗

お申込はこちらより。

https://officeemu.jp/2878/

 

 

 

 

初心者のための『能楽塾』

この講座では、初心者の方を対象に

能楽の基礎知識と、

実際に上演される演目の内容や見所を分かりやすく解説することで、

能楽を観て楽しんでいただくための基礎講座です。

5月15日は毎年8月第1土曜日に開催される出水神社の薪能の事前勉強会です。

7月31日は野村萬斎出演『狂言の会』と藤崎八幡宮秋の例大祭『能奉納』について解説いたします。

関連ブログ

日程

6月26日(水)

次回予定

7月31日(水)

時間 

10:00~12:00

料金 

3,300円(講習料・茶、菓子付き・税込)

場所 

オフィスエムサロン/熊本県合志市須屋319-77

お問合 

090-9570-7976(松村)

全国の神社では能楽の奉納がされており、

私達一般も観ることができます。

この講座では、

熊本で奉納されている能楽の事前勉強を主軸に開催しています。

奉納は無料でどなたでも観れますので、

能楽に興味がある方はまず神社の奉納を観られるのはいかがでしょうか?

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能楽塾の予習・復讐におすすめ。

はじめて能楽を観る方のための楽しみ方を紹介しています。

関連イベント

清浄心院(高野山)のお正月 料理編

 

 

言霊(ことだま)

 

日本には古来から言葉に思いが宿る言霊という考えがあります。

おせちには沢山の言霊が込められています。

 

 

昆布・・・「喜ぶに」引っ掛けて縁起が良いもの

蓮根・・・穴が開いているから見通しが良い

黒豆・・・元気でマメに働く

数の子・・・子孫繁栄、子だくさん

エビ・・・長い髭と背中が曲がっているので、長寿を願う

田作り・・・豊作祈願

栗きんとん・・・商売繁盛・金運・財運

慈姑・・・芽が出ているので「めでたい」

金柑・・・柑橘のきつが→「吉」

伊達巻・・・巻紙を連想させる→学業成就

 

 

 

朝食

お節と雑煮

 

 

 

 

 

夕食

祝い膳(高野山の伝統的な仏家の精進料理をベースに少しだけお肉とお魚も使用しました。)

 

 

一の膳

 

 

 

二の膳

 

 

 

三の膳

 

 

 

四の膳

 

 

 

 

 

 

 

室礼師松村がお店をはじめ、オフィスやご自宅での室礼のご提案をいたします。

ご興味がおありの方はお気軽にお問合せください。

https://officeemu.jp/contact/

 

室礼師 松村篤史 について

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着物で茶道教室/着物を持っていいない方はこちら!

着物に興味がある方、

まずは着物をきてみませんか?

準備する物はナシ!!

全部レンタルで気軽に着物を着て

そのままお茶のお稽古もできるお得なプランです。

『 心を通わせる茶道教室 』

日程

2月29日(木)

次回予定

3月28日(木)

時間

12時~15時

料金

着物レンタル・着付 5500円(税込)

「心を通わせる茶道教室」 3300円(税込・抹茶・菓子付)

着付

おたふく

090-7980-2992(前田)

https://www.kitsukeotafuku.com/

場所

オフィスエムサロン 熊本県合志市須屋319-77

お問合

096-346-6068 090-9570-7976(松村)

講師紹介

一級着付講師 / 前田 妙子 

一級着付講師 / 池間 由紀

清浄心院(高野山)のお正月 室礼編

 

 

オフィスエムが清浄心院のお手伝いをさせていただくようになりはじめてのお正月です。

 

高野山のしめ縄、鏡餅、松飾で正月の室礼をしました。

 

 

 

玄関

松飾(新年の松には高野山ではこのように水引を巻くそうです。)

 

 

 

 

 

しめ縄

神棚はもちろん火を使う場所、水を使う場所にしめ縄を飾り年神様をお迎えします。

 

 

 

 

 

鏡餅

鏡餅はお迎えした年神様の依代です。

神社では鏡をご神体としているところもあり鏡餅が丸いのは銅鏡から由来しています。

また、大小2段に重なっているのは陰陽を表しており、円満に年を重ねるという意味が込められています。

 

 

またそれぞれには願いが込められています。

裏白(うらじろ)・・・表面が緑で裏が白いことから「清廉潔白」

昆布(こんぶ)・・・「よろこぶ」

昔は昆布のことを「広布」(ひろめ)と言い、喜びが広がる縁起もの。

串柿(かき)・・・「嘉来」に通じる縁起もの。

渋柿は修練の末には床の間の飾りとなり高い精神性を表しています。

また串は三種の神器の剣を表しています。

橙(だいだい)・・・「代々」

代々は冬に実が熟しても落ちにくく数年残ることもあり

1本の木に何代もの実がなることから「家門繁栄」を表しています。

 

 

 

 

 

お屠蘇

「屠蘇」は「悪鬼を屠り、死者を蘇らせる」という意味があり正月元日に、一年の健康長寿を願う薬酒です。

清浄心院では神棚の前に室礼、朝のお勤めの後に役僧さんから注いでもらい神様に1年健康を願いながらのんでいただきました。

 

 

 

 

 

次回は料理編です。

お正月のお料理にも神様への感謝と沢山の願いがこめられています。

 

 

 

 

イベント

季節の室礼と道具の勉強会

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室礼@二本の葦束 2021年正月

 

 

 

二本の葦束さんは今回はじめてのお宿さんです。

 

玄関の迎え花とお食事処の室礼をさせていただきました。

 

 

 

二本の葦束ホームページ

https://2hon-no-ashitaba.co.jp/

 

 

 

 

 

 

お食事処にて。

 

 

 

迎花(正面玄関)

 

 

 

 

 

外観

 

 

 

 

 

 

 

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店舗、オフィスやご自宅の室礼、花のいけこみをいたします。

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室礼@一壺天、一禅グループ 2021年正月

 

 

一壺天さんの玄関に毎年恒例のオリジナルの門松からお迎えです。

 

フロント奥の談話室には三方に米俵と干支の置物を

その横には仏手柑を室礼ました。

軸は年末までは「無事」を新年に入ると扇面の花鳥画で少し煌びやかさを演出しました。

 

 

お部屋は定番の湯布院で採れた稲飾りを室礼お客様をお迎えしました。

 

 

 

ホームページ

一壺天 https://www.ikkoten.com/

一禅  https://www.oyado-ichizen.com/

 

 

 

 

 

 

一壺天

玄関には梅の苔木と椿を。

 

 

 

 

談話室にて

 

 

 

 

 

 

お部屋には定番の稲飾りを。

 

 

 

 

 

 

一禅

時間が遅くなり写真が撮れませんでした。

客室の玄関には湯布院の稲を使ったオリジナルのお飾り

正面玄関には南天を中心にナンキンハゼの白い実をアクセントに紅白で壷に大きくいけました。

 

写真は玄関にて

炭・仏手柑・丑を李朝膳にのせました。

 

 

 

 

 

 

 

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