![着物を着た女性](/wp-content/themes/a/img/event_top.jpg)
![着物を着た女性](/wp-content/themes/a/img/event_top_sp.jpg)
ブログ
![](https://officeemu.jp/wp-content/uploads/2022/08/22A3056-1024x683.jpg)
能楽塾テキスト/基礎編で説明したように、
能楽は、大きく囃子方とシテ方に分かれます。
能楽は音楽劇です。
まずは音楽として楽しむことをおススメします。
音楽を聞く時に歌詞は気にしないように、
囃子のリズムと謡いのメロディーに集中して聞いて下さい。
原始的な音なので、
現代のようなダイナミックな音ではありませんが
それぞれの音だけを聞くと、
音に迫力があり、
ジャズのように人の本能をかんじるテンポ、
スローだけではなくかなりアップテンポもあり、
じつは抑揚もしっかりあります!!
まずは素囃子をお聞きください。
https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc9/kouzou/musical/hayashi06.html
![](https://officeemu.jp/wp-content/uploads/2022/08/1-8-939x1024.jpg)
それでは、それぞれの楽器をご紹介します。
『 笛 』
素材は竹でできており唯一の旋律楽器です。
笛独特の音域とメロディーに耳を傾けてくだい。
シテの舞を主導したり、曲の進行に趣を添えます。
https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc9/kouzou/musical/hayashi02.html
![](https://officeemu.jp/wp-content/uploads/2022/08/22A3032-1024x683.jpg)
![](https://officeemu.jp/wp-content/uploads/2022/08/2-8-940x1024.jpg)
『 小鼓 』
紐を締めたり緩めたりすることで音色を変えることができ、
テンポと音色の抑揚に耳を傾けてください。
大鼓とともに1曲の進行を司る役割を演じます。
https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc9/kouzou/musical/hayashi03.html
![](https://officeemu.jp/wp-content/uploads/2022/08/22A3181-1024x683.jpg)
![](https://officeemu.jp/wp-content/uploads/2022/08/3-7-940x1024.jpg)
『 大鼓 』
小鼓と違い、
音色がなく音の強弱で表現します。
小鼓とともに1曲の進行を司る役割を演じます。
https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc9/kouzou/musical/hayashi04.html
![](https://officeemu.jp/wp-content/uploads/2022/08/22A3026-1024x683.jpg)
![](https://officeemu.jp/wp-content/uploads/2022/08/4-8-1024x860.jpg)
『 太鼓 』
大鼓と同様に音色がありません。
神や鬼、霊などの登場場面に多く演奏されます。
https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc9/kouzou/musical/hayashi05.html
![](https://officeemu.jp/wp-content/uploads/2022/08/22A3195-1024x683.jpg)
![](https://officeemu.jp/wp-content/uploads/2022/08/5-10-926x1024.jpg)
まとめ
まずはそれぞれの楽器の音とリズムを認識し、
本番では、
音楽を聞くつもりでまずは能楽を楽しみましょう!!
次回は能楽のもう一つの魅力、
『 言葉の文化 』です。
能楽は、古事記や万葉集・伊勢物語などの影響を受けています。
『 言霊 』と言われるように
謡には美しい言葉が沢山含まれています。
謡いに注目し、美しい日本語について勉強したいと思います。
関連イベント
初心者のための『能楽塾』
関連ブログ