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室礼について

2020/7/12

 

室礼(しつらい)は平安時代寝殿を設える(しつらえる)という言葉から派生し

室町時代に床の間が出現し儀礼的な装飾をするようになり「室礼」という文字になりました。

 

室礼は下の写真のように神様にお供えする行為から派生しています。

 

 

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室町時代に入り床の間が出現。

床の間は位の高い人が座る一段高い場所をいい、客を迎える部屋に作られ一番神聖な場所とされています。

またその頃に千利休によって「わび茶」が大成され、床の間に禅僧の墨蹟や花、香炉を室礼ようになりました。

 

 

この時代の基本的な室礼が

床の間に掛軸と下の写真にある仏様の前に置く五具足(ごぐそく)です。

 

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床の間の出現と千利休が大成した「わび茶」によって宗教から少しづつもてなしの要素が強くなってきます。

 

現代では茶の湯をはじめ、旅館や料亭の床の間に季節の掛物と花をいけお客様へのもてなしとして継承されています。

 

 

ポイント

床の間は神聖な場所であること。

掛軸が神・仏の象徴であり

下には香炉・蝋燭・花を室礼のが基本となります。

 

 

 

 

 

では、床の間のない現代の暮らしでの室礼の提案です。

まず一番大切なことは床の間は神聖な場所であるということです。

室礼をする場所を決めます。

まずそこにある物を全て移動し綺麗に掃除をし清めます。

そこに壁があれば季節のお軸や絵を飾りその下に台を置きます。

台の上に季節の花を添えれば完成です。

床の間がなくとも、清めた場所で心の中で結界をはり

そこに壁がなければ季節の花と置物を飾り少し神様・仏様に祈りの心が入れば立派な室礼です。

 

是非、皆さんもご自宅で実践してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

室礼をする上で大切にしたいこと

 

年中行事(祈り、感謝)

年中行事は国土安泰、五穀豊穣、無病息災を神様、ご先祖様に祈り

人間は自然の生命の一部であり、自然のおかげで生かされているという感謝することです。

そしてその行事から日本文化は育まれ形成されてきました。

 

 

五節句とは、、、

五節句の「節」というのは、唐時代の中国の暦法で定められた季節の変わり目のことです。

定められた日に宮中で邪気を祓う宴会が催されるようになり「節句」といわれるようになりました。

 

一月七日 人日(じんじつ)の節句(七草の節句)

一月七日の朝に春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)の入った七草粥を作りその一年の無病息災を願って食べます。

 

三月三日 上巳(じょうみ)の節句(桃の節句)

誕生した女児を祝福し、健やかな成長を願う、親から子、孫への愛情の節句。

雛人形を飾り、菱餅や桃の花も添えて、ちらし寿司や、白酒などで宴を催します。

 

五月五日 端午の節句(菖蒲の節句)

誕生した男児を祝福し、健やかな成長を願う、親から子、孫への愛情の節句。

鎧兜や人形を飾り、鯉のぼりを掲揚して、粽や柏餅に菖蒲の花を添えて宴を催します。

 

七月七日 七夕の節句(笹竹の節句)

日本古来の豊作を祈る祭りに、女性が針仕事などの上達を願う中国伝来の行事などが習合したものと考えられています。

 

九月九日 重陽の節句(菊の節句)

中国から伝わった重陽節が江戸時代に入り五節句の一つとなり庶民の間にも広まりました。

菊酒を飲み、菊の被綿(きせわた)に溜まった露で体を拭い健康と長寿を願います。

 

 

 

 

 

お彼岸

春分の日と秋分の日には、太陽が真東から上り真西へと沈みますが、

それによって彼岸と此岸とが通じやすくなり、

これらの時期に先祖供養をすることでご先祖の冥福を祈るとともに、

自らもいつか迷いのない此岸に到達できるよう願ったのです。

お墓、仏壇にぼた餅、おはぎをお供えする。

 

お盆(新暦7月15日、旧暦8月15日)

お盆の時期には先祖が浄土から地上に戻ってくると考えられ、

ご先祖様を1年に1回、家にお迎えしともにひと時を過ごして、

ご冥福をお祈りし、先祖の霊を供養する。

 

 

 

 

 

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