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『心を通わせる茶道教室』座学 / 茶事の流れ

2020/3/15

 

お茶は亭主が茶を点て振舞い、客人はもてなしを受け茶をいただくことですが、そこに炭点前、懐石など前後に色々なもてなし、仕掛けがありそれを客人は汲み取り亭主と心を通わせることが茶道の魅力の一つです。

 

今回は茶事の流れについて簡単に解説します。

 

まず茶事とは今でいうホームパーティーのようなものです。

本来は、申し込むものではなく招待されるものという認識をもってください。

 

当日は直接茶室に入るのではなく、まず待合という部屋で荷物を片付けご一緒する客人にご挨拶をし茶室に入る準備をします。

準備ができたら腰掛という庭にある東屋に移動し亭主のお迎えを待ちます。

亭主のお迎えがあったら一人ずつ茶室に入ります。

最初にお湯を沸かすために亭主が炭を入れます。

これを炭点前といいます。

炭点前が終わったらお湯が沸くまで時間がかかりますのでその間に懐石が出てきます。

懐石が終わったらお菓子がでてきますのでそれを食べたら一度部屋を出て腰掛で一息つきます。

そのころ亭主は掛け軸を外し掛花入れに花をいけ、床の間を模様替えします。

銅鑼の音が聞こえたら入室の合図です。

もう一度茶室に入ります。

炭もおこり、湯が沸いていますのでここから濃茶のお点前です。

濃茶は厳粛なものなのであまり話はせず静かにお点前を拝見します。

濃茶が終わったらお薄です。

お薄は濃茶とは違ってお気楽にということで場も和み客も亭主も会話を楽しみながらリラックスした雰囲気でお茶をいただきます。

茶室から出る時に亭主がお見送りをし終了となります。

 

 

お茶はただ飲むだけでなく、部屋を出入りしたり、小間から大広間に移動したり色々な道具や料理、仕掛けでお客様をもてなすことができます。

客人はその亭主の思いを汲み取り心を通わせることが茶道です。

お点前ができても、掛軸の意味や道具の知識、洗練された言語能力があってはじめて茶事が成立します。

これは、会合や商談も同じではないでしょうか?

仕事に対する深い知識、知性のある会話によってお客様から信頼を獲得し円滑に商談を進めることができます。

 

茶事を非現実と思わず、アフタヌーンティーのような身近なお茶、食事の時間ととらえると、茶道の洗練された作法はきっと仕事、暮らしにも良い影響を与えてくれるはずです。

 

 

 

3月25日 心を通わせる茶道教室@下通教室

3月27日 心を通わせる茶道教室@須屋教室

 

 

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松村めぐみ