岳間茶寮 好信楽 コラム/熊本の文化・食を旅する①

オフィスエムでは毎年茶摘み体験でお世話になっている『岳間茶寮 好信楽』が2024年1月12日新月の日にリニューアルオープンした。

店主のヒロトガワ(茶師)は日本茶の魅力を広めるために朝茶ライブを毎日配信し密かに日本茶ファンの有名人となっている。

この茶寮では朝茶ライブでヒロトガワが飲んだ全国の日本茶をはじめ自身が栽培・製茶をした日本茶が飲める唯一無二の茶寮だ。

茶寮は岳間の山奥に堂々とたたずむ立派な古民家

昔の美しい建具やガラス、洗練された金具が使われておりどんな人が住んでいたのか想像が膨らむ。

玄関を入り奥に進むと土間をリノベーションした喫茶室がありここで私たちはお茶をいただくことができる。

ゆっくり時間をかけて丁寧に日本茶を淹れるヒロトガワ

妻のジュンさんが作る地元で作られた米・味噌を使ったおにぎり定食もいただける。

味噌汁はみそ玉になっていて選ぶことができる。

是非食べていただきたいのが『玄米餅ぜんざい』

自分たちで育てた玄米の餅を揚げ、やはり地元で育てられた小豆を焚いた甘さ控えめのぜんざい。

メニューはジュンさんが販売しているハーブティーや自家製の酵素ジュースなども飲むことができる。

朝茶ライブのお茶 580円

茶師の焙煎茶(菓子付) 1,200円

ぜんざいと日本茶のペアリング 1,500円

自家製酵素ジュース 580円

*メニュー・値段は変更されている可能性がありますので予めご了承ください。

都会の喧騒から離れ、長閑な茶の里でゆっくり『お茶の時間』が楽しめる贅沢な茶寮だ。

できればゆっくり時間を取って出かけられることをおススメしたい。

店舗情報

岳間茶寮 好信楽

所在地 〒861-0604 熊本県山鹿市鹿北町椎持2172
電話 050-3591-1619

営業日はinstagramより。

https://www.instagram.com/koushinraku_takema/?hl=ja

筆者/写真右

松村篤史(オフィスエム代表・室礼師)

1978年10月3日生まれ 天秤座 O型
1997年3月、大阪あべの辻調理師学校卒業
卒業後は調理師としてロンドンで約2年働く
帰国後は家業の飲食店を管理、運営。
山荘無量塔の故藤林社長との出会いにより旅館業(接客、フロント)に携わる。
ロンドンから帰国後、日本文化に興味を持ち茶道・花道の勉強を始める。
旅館という舞台で日々花をいけ、室礼、お客様をもてなすことで独自の接客スタイルを確立。
35歳の時に独立、オフィスエムを立ち上げ室礼師として旅館の床の間を中心に様々な場所の空間コーディネイトを提案している。
2018年より価値伝承師として文化・食の普及活動をスタート。

関連イベント・教室

新茶、茶摘み体験(毎年5月開催予定)

https://officeemu.jp/1718

関連ブログ

初心者のための抹茶の点て方 解説

茶道には興味があるけど、まだ一歩を踏み出せないあなた。

ここでは、初心者でも上手に抹茶が点てられるよう、基本の点て方と一緒にちょっとしたコツをまとめました。

準備するもの

茶碗、茶筅、茶杓、茶漉し

レシピ

抹茶 2~3g、お湯 60~80cc

抹茶を茶碗に入れる

・抹茶のダマはお湯に溶けないことがあるので、点てる前に漉しましょう

普通の茶漉しを使っても大丈夫です。

・抹茶とお湯の割合ですが、基本(抹茶2g+お湯80㏄)でまず点ててみてそこからご自分のお好みの割合をみつけてください。

最初は基本の割合で点てることに慣れてからお好みに変えましょう

冬など寒い時期はお茶碗が冷えています。

まず抹茶を入れる前に茶碗にお湯を入れて器を温めると抹茶が冷めにくくなります。

茶筅は親指・人差指・中指で軽く持ちます。

最初に茶筅で抹茶とお湯をなじませダマがないようにします。

茶筅を前後に動かすだけですが、

最初は手首が動きつらいのでお茶碗にお湯だけを入れて茶筅を振る練習をしましょう。

・茶筅は使う前にお湯に浸し柔らかくしておきましょう。

抹茶とお湯が馴染んだら茶筅をまっすぐ立て、前後に振って泡を点てます。

・茶筅は強く押さず、茶碗に滑らせるイメージで前後に大きく振ります。

・泡が点ったら少し茶筅を浮かしMの字を書くように抹茶の表面をもう一回振ることで泡が細かく厚みが増し、クリーミーな抹茶を点てることができます。

・最後に茶碗いっぱいに平仮名の「の」のじを書いて茶筅をゆっくり上げると泡が中心に集まって綺麗にできあがります。

・抹茶はあまり長く茶筅を振り過ぎる苦味がでるので注意しましょう。

最初の頃は緊張して茶筅を強く握りしめたり、茶碗に押し付けてしまい茶筅が振り辛いことがあります。まずは、肩の力を抜き茶筅は軽く持つことを意識してください。

・茶筅は前後に振ることで抹茶が攪拌されます。時々茶筅を丸く動かしお湯もグルグル回してしまう方がいらっしゃいますが、これでははたちません。その時は、茶碗の中心で前後に真っ直ぐ振ることを意識してみてください

・茶筅の振る距離が長いほど泡が立ちやすいです。

初心者の方には、口の大きい茶碗がおすすめです。オフィスエムの教室では、白のうつわ(中鉢)を茶碗にみたてて使っています。

抹茶はコーヒーのようにその日の気分、抹茶の種類お湯の温度などでも味が変わります。

お好きなお菓子と一緒にまずは自分のためのお茶の時間を作ってみるのはいかがでしょうか?

https://shop.officeemu.jp/view/item/000000000085

文章 松村篤史

室礼師・オフィスエム代表

1978年10月3日生まれ 天秤座 O型
1997年3月、大阪あべの辻調理師学校卒業
卒業後は調理師としてロンドンで約2年働く
帰国後は家業の飲食店を管理、運営。
山荘無量塔の故藤林社長との出会いにより旅館業(接客、フロント)に携わる。
ロンドンから帰国後、日本文化に興味を持ち茶道・花道の勉強を始める。
旅館という舞台で日々花をいけ、室礼、お客様をもてなすことで独自の接客スタイルを確立。
35歳の時に独立、オフィスエムを立ち上げ室礼師として旅館の床の間を中心に様々な場所の空間コーディネイトを提案している。
2018年より価値伝承師として文化・食の普及活動をスタート。

基礎編⑤生け花 コラム/季節を楽しむ和の暮らし

コラム/季節を楽しむ和の暮らし

『野の花』 冬から春へ

日本の「いけはな」は自然の景色と移ろいを表現をしながら神様に奉る「祈り」の文化です。

まずは「いけはな」の原点『野の花』を通して春夏秋冬を意識的に感じてみましょう

冬は葉が落ち常緑樹の季節です。

常緑の木は生命力の象徴、神木と考えられ神社仏閣では松や榊、檜などで祭壇をお祀りします。

正月の花です。

御祝なので松に水引を巻き水仙を添えました。

新嘗祭とは新米を天皇陛下が神様にお供えしその年の収穫を神様に感謝をする日です。

昔は新嘗祭から新米を食べていたそうです。

新嘗祭には生徒さんと「たてはな」を献花します。

冬の花といえば椿

韓国の古い燭台の上に小壷を置き椿一輪添えました。

こちらも同じ藪椿。

掛花入れに柳を合せました。

柑橘類は子孫繁栄や橘を吉と呼ぶことから縁起が良いとされています。

小ぶりの金柑をたっぷりいけました。

2月の節分を過ぎると春の気配がしてきます。

魔除けとして節分に柊を玄関にかける風習があります。

まだ花が少ない季節、木蓮の蕾と柊を合せました。

春の訪れを告げる黄色い花。

蠟梅

山茱萸

菜の花

水仙

春は様々な花木が咲き誇ります。

紅梅

木瓜

春といえば『桜』

大ぶりの枝を壷にダイナミックにいけました。

茶師ヒロトガワの岳間茶寮『好信楽』の床の間にて

料亭『松葉』の玄関にて。

夏の訪れを知らせる色です。

オフィスエムでは初心者のためのいけ花教室をはじめ、花をいけやすいオリジナルの花のうつわの販売もしています。

季節の花を一輪ご自宅の玄関や食卓に飾ってみてはいかがでしょうか?

いけはな教室

初心者対象ですのでお気軽にご参加ください。

オフィスエムオリジナル商品

花のうつわ

https://shop.officeemu.jp/view/category/vase

筆者

松村篤史(オフィスエム代表・室礼師)

1978年10月3日生まれ 天秤座 O型
1997年3月、大阪あべの辻調理師学校卒業
卒業後は調理師としてロンドンで約2年働く
帰国後は家業の飲食店を管理、運営。
山荘無量塔の故藤林社長との出会いにより旅館業(接客、フロント)に携わる。
ロンドンから帰国後、日本文化に興味を持ち茶道・花道の勉強を始める。
旅館という舞台で日々花をいけ、室礼、お客様をもてなすことで独自の接客スタイルを確立。
35歳の時に独立、オフィスエムを立ち上げ室礼師として旅館の床の間を中心に様々な場所の空間コーディネイトを提案している。
2018年より価値伝承師として文化・食の普及活動をスタート。

令和5年11,12月 茶道教室

11月の茶道教室のお菓子は亥の子餅(いのこもち)をご用意いたしました。

旧暦の亥の月(現在の11月),最初の亥の日の亥の刻に,イノシシの子のようなカタチをした「亥の子餅」を食べると,万病から逃れると言われています。さらに“亥”は中国の陰陽五行説で水性にあたることから,火災を逃れるという考えが。このことから,亥の子の日に囲炉裏やこたつ開きをする風習ができあがりました。

茶道教室/上級は12月はお休みのため11月が令和5年は最後の教室となりました。

11月の茶道教室/上級の花は紅葉した百日紅に白玉椿でした。

百日紅の葉が時間と共に落ち、ちょうどお稽古中に葉がポトリと落ち秋の風情を感じました

11月は海外の方も体験にいらっしゃいました。

12月クリスマスをテーマにした創作おはぎをご用意しました。

ニット帽をイメージしているそうです。

床の間は『凛』の一文字。

花は備前の大壺に野ばらの実をダイナミックにいけました。

1月教室では『花びら餅』をご用意いたします。

お気軽にご参加お待ちしております。

関連教室

令和5年12月 着付教室

Before & After

着付教室/初級編では講師と一緒に着物を着ます。

皆さん苦手なをしめます。

今回は前結びに挑戦です。

最後に帯紐をしめて完成。

首元や帯の傾きを微調整して終了です。

お着物が着れたら茶室で抹茶を一服召し上がっていただきます。

洋服と着物を着た時は体の動かし方が違うのを体験していただきます。

お着物を上手に着るコツは回数を重ねることです。

お着物で茶道教室、イベントに参加されることをおススメいたします。

関連イベント・教室

https://officeemu.jp/9298/

室礼師・松村篤史の出張講座のご案内

室礼師 松村篤史、冬の出張講座をご紹介いたします。

旅館や病院、窯元などこれまでにご縁をいただいた素敵な場所で教室を開催させていただけることになりました。

講座の内容はその場所のコンセプトにあわせて変更いたします。

沢山のご参加お待ちしております。

予約は直接お電話か、オフィスエムのコンタクトからも承ります。

花教室@熊本/松の苔玉と稲飾り作り


年4回開催
日程 12月6日(水)
時間 10時~12時
会費 5,500円(税込)
場所 玄窯

https://www.instagram.com/genngama/

熊本市北区植木町内985
予約・問合せ 096-295-6001

室礼講座/聖誕祭と正月の室礼


日程 12月9日(土)
時間・会費 詳細未定

場所 大森創太郎建築事務所
熊本市北区八景水谷1丁目6−24ー2
予約・問合せ 096-367-3333(鐵谷)

教室の様子

旅館で花教室
梅の古木を使ったクリスマスと正月の花


日程 12月12日(火)
時間 12時30分~14時30分
会費 6,000円(税込)
場所 

湯富里の宿 一壷天

大分県由布市湯布院町川上302-7
予約・問合せ 0977-28-8815

教室の様子

花教室@広島/正月の花


年4回開催
日程 12月22,23日(金・土)
時間 10時~14時
会費 18,000円(食事付・税込)
場所 

悠然いしおか

https://yuzenishioka.wixsite.com/yuzenishioka/untitled

広島市南区段原3丁目15-19
予約・問合せ 082-569-5753

教室の様子

こころとからだを整える花教室/正月飾作り


年4回開催
日程 12月29日(金)
時間 ①10時30分 ②13時
所要時間 約30分
会費 2,500円(税込)
場所 

あそ統合医療研究所(阿蘇立野病院新館4階)

https://asotateno.or.jp/institute/

熊本県阿蘇郡南阿蘇村立野185-1
予約・問合せ 0967-65-8239

教室の様子

花教室@湯布院


毎月開催
日程 12月26日(火)
時間 14時~16時
会費 5,500円(税込)
場所 大分県由布市湯布院町川上276
予約・問合せ 090-9570-7976

これまでの出張講座の様子はこちらからご覧いただけます。

https://officeemu.jp/tag/%e5%87%ba%e5%bc%b5%e8%ac%9b%e5%ba%a7%ef%bc%8f%e5%ae%9f%e7%b8%be%e5%a0%b1%e5%91%8a/

出張講座をご希望の方はこちらをご覧ください。

令和5年10月 たてはな教室 秋草編

紅葉したドウダンツツジなど色々な種類の秋花が用意されました。

生徒さんによって選ぶ花材が違い、個性的な花が沢山いけられました。

今回は生徒さんのリクエストで杜若の生花もお稽古しました。

生徒さんの作品をご紹介します。

夜の部の方は2回目にシンプルなたてはなをいけられました。

今年はスケジュールの都合上12月の正月の花はお休みさせていただきます。

来年は3月の春の花編から開催いたしますのでしばらくお待ちください。

これまでの正月の花の記録です。

参考にご覧ください。

いけはな教室は毎月開催しております。

こちらでもご希望の方には「たてはな」をお稽古していただくことができます。

たてはな教室は3月に開催予定です。

https://officeemu.jp/1475

オフィスエムオリジナル花のうつわ

こちらよりご購入いただけます。

https://shop.officeemu.jp/view/category/vase

令和5年11月 農業体験@菊池

今年は10月に農業体験が企画できず11月1日の開催となり稲刈りができませんでした

10月に海外から一時帰国をしていた友人の観光案内の途中で立ち寄ったら、

何と!!ちょうど稲刈りをされており運良く稲刈りをさせていただけました。

予定外だったので普段着のまま、、、

11月1日の今年最後の農業体験ではもう稲刈りが終わっていました。

藁をお正月のしめ縄とたてはなの込藁用に分けていただきました。

12月のいけはな教室では新しい込藁を作りたいと思います

いけはな教室

『 道暮れて右も左も刈田かな 』

晩秋の季語で『刈田』という言葉があります。

稲を刈り取ったあとの田園風景を表現しており、

今年も無事に収穫できたことへの神様への感謝やおめでたい言葉として使われます。

まさしく今回の田んぼは刈田の景色でした。

刈田蒔絵という、稲を刈った根元をデザインされて蒔絵の柄もあります。

あえて稲穂を見せず、切り口だけをデザインすることで哲学的に表現するところが日本らしいですね。

来年も梅雨の頃、5・6月から農業体験スタートいたしますのでお楽しみに!!

令和5年10月 遠州流茶道教室がはじまりました。

この教室は遠州流という茶道の流派の教授である戸田宗珀先生の茶道教室です

最初はお盆に道具をのせてお茶を点てる『茶盆点』を学ぶことでお点前の基本動作(袱紗さばき・茶杓と棗を清める)を習得します。

お茶を点るための道具がお盆に並べられています。

袱紗さばきの練習です。

茶杓と棗を清めたら道具の位置が変わります

さあこれからお茶を点ます。

お茶が点ちました。

お菓子は香梅さんの練り切り『肥後菊』

遠州流の家元がデザインされている袱紗も見せていただきました。

これからお稽古をされたい方におすすめです。

綺麗さびといわれる『遠州流茶道』はじめませんか?

遠州流茶道教室は月2回開催しています。

お申込みはこちらより。

令和5年10月9日合同茶会へ

熊本では毎年スポーツの日に表千家・裏千家・肥後古流の合同茶会が開催されます。

今年もシリーズ『お茶会へ行ってみよう』のイベントとして皆さまと一緒にお邪魔してきました。

場所は元肥後熊本藩主細川家の邸宅『泰勝寺』と隣の立田自然公園の仰松軒です。

泰勝寺は細川家の菩提寺であったため、今は神殿の中に細川家のご先祖様が祀られています。

細川三斎が考案した仰松軒でお茶をいただきました。

肥後古流の美しいお点前に皆さんうっとりされていました。

地元の和菓子屋さんのお菓子も楽しみの1つ。

こちらは『きくもとや』さんでした。

関連イベント・教室

茶会に興味がある方ご一緒しませんか?

初心者対象ですのでお気軽にご参加ください。

令和5年9月27日 初心者のための能楽塾

この能楽塾は実際に公演される演目の事前勉強会となっていますが、前回の飯冨先生の塾の時に地獄についての話が少し登場し次回は詳しく能楽から見た地獄について解説をしてほしいという生徒さんからのリクエストで今回は『地獄』について飯冨先生の考えを聞かせていただきました。

五界・六界

魂の居場所のこと

天・・・仏教における天上界

人間・・・四苦八苦、108の煩悩

修羅・・・武士が死んだ後の世界で元は天界

餓鬼・・・貧欲、強欲の者が転生する

畜生・・・邪淫戒、妄語戒を破ったものが転生する

地獄・・・仏教世界観の最下層、 大いなる罪悪を犯した者が転生する

最後に般若心経と実際演目から地獄のことを示しているところを紹介されました。

能には成仏できない亡霊が現れ、それらを成仏させ最後に美しい舞によってあの世に帰るという演出がよくあります。

地獄の世界を知ることで能楽のより深いストーリーやメッセージを知ることができます。

これから能楽を観る時に少しだけあの世を意識してみるのはいかがでしょうか。

関連イベント・教室

令和5年9月26日 農業体験@菊池

立派な稲穂ができすっかり秋の景色になっていました。

今年は田植えが遅かったので稲刈りはあと1か月後くらいになるそうです。

緑米の穂が黒々としてとても綺麗だったので色が焦る前にお飾り用に少しいただきました。

お米の方には少しが入った跡があり電柵がされていました。

収穫ができるまで心配です、、、

田んぼの状況を確認したら足を延ばして和水町の花の香酒造さんにお邪魔しました。

料理人の守田さんが案内をしてくれました。

蔵の中には仕込み水の前に神棚が置かれていまいした。

酒造りの様子はガラス越しから見えるようになっており、壁には酒造りの様子が撮られた写真が綺麗に展示されていました。

もちろんお酒も販売されており、ここでしか買えない貴重なお酒もありました。

店員さんに花の香のお酒について教えていただきまいした。

近所にある花の香さんが育てられている田んぼも見せていただきました。

あぜ道に咲く彼岸花

この田んぼはイベントで一般の方と一緒に田植えをされたそうで、稲刈りの時は収穫祭もされるそうです。

農耕馬の菊次郎くん

3歳のやんちゃ盛りで撫でてあげたいのですが、、、

少し腰が引けてしまいました。

田んぼから見た酒蔵の外観。

田んぼの風景が美しい酒蔵の2階

守田さんは現在こちらで食事処をオープンされる準備をされています。

どんなお料理がいただけるの楽しみです。

ランチは前から行ってみたかった『月亭』さんへ。

月亭さんは以前菊池で米作りをされており、

ご主人が予約に合わせて野菜はもちろん、魚も自分で採って来られます。

『命をいただく』をコンセプトにおまかせコースのお店です。

内装は古民家で落ち着いた雰囲気。

飲物は自家製ブレンド酵素の炭酸割をいただきました。

お茶は薬草茶

一品一品丁寧に作られた滋味あふれるお料理たち

はじめていただいた穴熊

これも勉強ですね。

臭みはなく食べやすかったです。

笑うと優しいご主人。

胡桃のご飯でした。

花の香酒造

守田さんの以前されていたお店

『而今に生きる』

https://tabelog.com/kumamoto/A4301/A430101/43013679/

月亭

https://www.instagram.com/moomfisher/

関連イベント・教室

令和5年 室礼/「中秋の名月」

室礼歳時記


『 十五夜 』


実りの秋、
月の神様に野菜や果物をお供えし、収穫を感謝しお祝いをします。
芒は稲穂の代わりに月の神様の依り代としました。また芒は切り口が鋭いため魔除けの力があると信じられていました。

関連教室

10月のいけはな教室では芒の苔玉作りです。

室礼のご依頼

旅館の床の間をはじめ、ホテルや会社のロビー等にも季節の室礼いたします。

令和5年9月 着付教室

秋に入り着物が着やすい季節となりました。

前回の着付教室に来られた方が早速自分で着物を着て茶道教室に参加されました。

今月のBefor&Afterです。

後半の方はBeforeを取り損ねてしまいました、、、

教室の様子

お着物が着れたらお茶の時間です。

9月は秋の彼岸ということで田舎おはぎをご用意しました。

次に『着物で茶道教室』です。

こちらの教室はまだお着物を持たれていない方が対象の着付体験教室です。

ごめんなさい、、、

Beforeを取り損ねました。

お婆さまのお着物があるそうで今後着物を着れるようになりたいとのこと。

着付の前田先生お見立てのお着物がとてもお似合いでした。

撮影前のお直し。

茶道教室の生徒さんも一緒にパシャ。

関連イベント・教室

お着物を持たれていない方はコチラ。

令和5年 9月茶道教室

9月は秋の彼岸と重陽の節句の月です。

お菓子はお彼岸に合わせて田舎おはぎをご用意しました。

こちらは創作おはぎ。

紫芋のモンブランです。

お花は重陽の節句に合わせて菊の花を。

9月の歌

読み方


(はぎ)の花尾花葛花瞿麦(をばなくずばななでしこ)の花 女郎花(をみなへし)また藤袴(ふぢばかま) 顔(あさがほ)の花

解説


山上臣憶良(やまのうへのおみおくら)が万葉集にて秋の野の花を詠んだ二首のうちのひとつ。


「秋の野に咲いている花を指折って数を数えれば次の七種類の花が美しい」巻八(一五三七)の次に詠まれた歌。

「朝顔(あさがほ)」は、現在でいう「アサガオ」は万葉の時代にはまだ日本に持ち込まれていなかったと思われ、これは「桔梗(ききょう)」のことだろうといわれています。

次に茶道教室上級です。

こちらは本番のお茶会を前提に茶室でお茶を一服飲んでいただく茶会体験教室です。

お菓子は季の菓さんの栗のお菓子。

銘は銀嶺です。

茶会体験のあとはサロンでお茶を点る練習です。

上手に点てられました。

関連イベント・教室

茶道具のご購入はこちらより

https://shop.officeemu.jp/view/category/tea

令和5年8月25日 初心者のための能楽塾

今月は久しぶりに飯冨先生の登場です。

9月の藤崎八幡宮秋の例大祭で奉納される能の演目の解説でした。

演目ごとに使うの紹介。

能楽塾では実際に公演される能を楽しむために事前勉強会です。

藤崎八幡宮秋の例大祭は敬老の日に開催されます。

どなたでも見ることができますので是非お出かけください。

関連ブログ

能楽塾のお申込みはこちらより。

令和5年 室礼/「重陽の節句」

『 着綿・きせわた 』

菊に綿を被せ朝露を含ませます。

中国ではその綿で身体を清めます。

『 菊酒 』

菊が美しい秋、

中国では菊は不老長寿の薬と考えられ、

この日に菊酒を飲み長寿を祈りました。

菊の香合を取り合せる。

稲穂をいける

収穫の秋

稲に穂ができはじめます。

関連教室

9月のいけはな教室では着綿のお稽古をいたします。

室礼のご依頼

旅館の床の間をはじめ、ホテルや会社のロビー等にも季節の室礼いたします。

暮らしの『野の花』夏から秋へ

新緑から深緑へ。

山の緑が深くなり、色鮮やかな花々が咲き誇ります。

夏は風を感じるように涼やかにいけます。

山紫陽花を根〆に軽やかにを合せました。

夏の花(蓮、媛檜扇水仙)に風を感じさせる細草を合せました。

根〆の葉の先が白くなっているのは半夏生です。

夏を象徴する花『蓮』。

まだ蕾が固い初夏の蓮

シンプルに葉は使わず花托を合せました。

お盆のころは蓮の花が咲き誇ります。

蓮畑の周りに生えている細草と一緒に蓮のブーケを楽しみました。

最後は花びらだけを飾りました。

7月7日は七夕。

青竹は独特の水揚げ方法があり、水揚げをした竹の葉は2週間近く美しさを保たせることができます

7月のいけはな教室では竹の水揚げのお稽古をいたします。

手作りの五色短冊

夏花のなげいれ

鬼百合

禊萩(みそはぎ)

赤い実が印象的な夏の椿

晩夏の花

赤く色づいた鬼灯灌木の実

少しずつ秋の気配を感じます。

9月9日は重陽の節句

菊の花が美しい秋。

中国では菊は長寿の薬とされ菊に綿を被せ朝露をしみこませる風習があります。

9月のいけはな教室では『着綿』のお稽古をします。

秋のいけはなといえば、

侘びた籠に芒とたっぷりと秋草です。

秋草(秋明菊、檜扇、百日紅、吾亦紅、女郎花)と矢筈

秋明菊

数種類の色があります。

梅擬(うめもどき)

紫式部

白式部と梅擬(うめもどき)

彼岸花

田んぼのあぜ道に咲き誇ると稲刈りまでもう少し

関連イベント・教室

オフィスエムオリジナル『花のうつわ』

ご購入はこちらより。

https://shop.officeemu.jp/view/category/vase

令和5年8月 茶道教室/上級

8月は遠州流の戸田先生による茶道教室/上級の茶会体験を開催いたしました。

秋の気配が感じられる床の間の花。

秋明菊、女郎花、吾亦紅、檜扇、百日紅、矢筈芒

お菓子

 

練切/不知火

薯蕷団扇見立て/涼風

御製

友達屋

御茶

遠州茶道宗家家元好み

 星宵の白

御詰 星野村

お道具組

9月より戸田先生による『入門/遠州流茶道』がスタートいたします。

お茶のお稽古にご興味がある方におススメです。

体験入門もできますのでお気軽にご参加ください

お申込はこちらより。

関連イベント・教室

令和5年8月23日 農業体験@菊池

7月上旬に田植えを2ヶ月が経ちました。

稲はしっかり株が大きくなる順調に成長していました。

今年は適量の雨も降り気候にも恵まれているようです。

この田んぼはタニシが草を食べてくれるのでほとんど草取りをする必要がなく今月は見学だけさせていただきました。

農家さん訪問ですが、はじめて自然栽培のオリーブ園を訪ねました。

今年は虫に木がやられてしまったそうで、伐採したオリーブの木をいただきました。

オリーブの木は生の時は柔らかいですが、乾燥するととても固くなるそうでまな板やスプーンの素材に適しているそうです。

今回もどんたけし農園さんにもお邪魔しました。

まだ卵はあまり産まないそうで、空心菜やゴーヤなどのお野菜を分けていただきました。

ゴーヤの花がとてもきれいでした。

お楽しみのランチ。

りんどうポークを育てられている生産者さんが運営されているカフェで自家製のベーコンを使ったBLTサンドをいただきました。

LinkBaseさんについて

https://www.instagram.com/p/Cm79pTwvJUL/

店内は綺麗でゆっくりとしたスペース。

さあ9月はどうなっているでしょうか?

月1農業体験のお申込みはこちらより。

令和5年8月8日 熊本市南倫理法人会様にて講話をさせていただきました。

約50人の経営者の方が参加されていました。

テーマ「豊臣秀吉と千利休/日本文化・歴史について考える」

代表的な歴史的人物をピックアップしエピソード交えながら日本文化の素晴らしさをお伝えしました。

最後に世界が小さくなり世界経済となり日本人も国際人に一員である自覚と日本文化が自分たちの強みになることをご提案いたしました。

① 世界最古の王室天皇の系譜から見る日本の歴史

② 

豊臣秀吉×千利休

益田鈍翁×茶の湯

細川護熙×シラク大統領

③島国根性の卒業と日本文化を守る意義

④日本文化を守る方法→オフィスエムの活動紹介

講話の後に参加者の方から感想・質問をいただきました。

待ち時間の間に盆飾りを見ていただき室礼について説明しました。

今回の講話のご依頼をいただいた高見会長と。

貴重な機会をありがとうございました。

令和5年8月1日 出張いけはな・室礼講座@黒川温泉

7月に青竹の教室をやったばかりですが、お盆に合わせて鬼灯の苔玉作りを開催しました。

かなり大きな鬼灯でしたので苔を這わせるのに悪戦苦闘。

支柱は前回の教室で使った青竹の脇枝を再利用

上手にできました!!

関連教室

室礼のご依頼はこちらより。

令和5年 室礼/「お盆」

旅館山河(黒川温泉)の玄関の室礼です。

鬼灯を迎え火に、胡瓜と茄子をご先祖様の荷物を運ぶ馬と牛にみたてました。

宿の夏花

研究会(黒川温泉旅館組合)では鬼灯の苔玉を作りました。

一壷天(湯布院)

鬼灯と虫篭をあわせて。

京町茶寮徳永の玄関

料亭松葉

関連教室

室礼のご依頼

令和5年8月の茶道教室

8月は「お盆」をテーマに室礼ました。

言葉

草木国土 悉皆成仏

そうもくこくど 
しっかいじょうぶつ

仏様の言葉。

草木や国土のように心をもたないものでさえ、ことごとく仏性があるから、成仏するということ。

迎え火を鬼灯に、胡瓜と茄子をご先祖様の荷物を運ぶ馬と牛にみたてます。

お茶

お詰 丸久小山園

御銘 又玄(ゆうげん)

お菓子

夏の盛り、涼を感じるものを。

御銘 涼やかな羊羹

御製 福寿堂秀信

美しい夏の銘が付いたお菓子たち

夏萩

浮雲

関連イベント・教室

どちらも初心者が対象です。

お気軽に参加ご参加ください。

令和5年7月30日 農業体験@菊池

田植えをして約3週間たった頃。

小さな株だった苗がしっかり大きく育っていました。

この時期は草むしりをするのですが、この田んぼには田螺(タニシ)が草を食べるのであまり草むしりはしなくてもよいそうです。

今回は稲の成長を観察するだけでお手伝いは特にありませんでした。

農家さんにもお邪魔しました。

どんたけし農園さんは養鶏もされており産みたての卵を分けていただくことができるのですが、夏の暑さでか最近はあまり卵を産まないそうです。

今回は1パック6個だけ分けていただきました。

山羊は草を食べてくれるので草むしりの代わりになるそうです。

イタリアントマト

ゆうさく農園さん

ミントやバジル

ハーブの香りでリラックス。

いただいたハーブを自宅で花瓶にいれて楽しみながら、炭酸水に浮かべてハーブ水にもしました。

最後にお楽しみにランチ。

農家さんがやっているカフェで菊池のお米のおにぎりとカレー、冷やし焼芋をいただきました。

最後にカフェ隣の川で水遊びをしました。

地元の人に人気の千畳河原

農業体験@菊池は毎月開催しています。

お申込みはこちらより。

令和5年8月5日 「浴衣で薪能を見に行こう」

日本で2番目に古い出水神社の薪能を見に行ってきました。

ご参加下さいました皆さまありがとうございました。

最初に参道にある松柏さんに17時集合。

こちらで名物の水前寺菜を使った湯豆と南関揚げの稲荷ずしセットを召し上がっていただきながら能を見るうえでの基礎知識と今回の演目「熊坂」の解説を聞いていただきました。

出水神社の参道にある松柏さん。

落ち着いた内装で、古い器や熊本の作家さんの器の販売もされています。

名物の水前寺菜の湯豆腐セット

当日は台風の影響で風があり気持ちがよかったです。

あと数日遅かったら台風が直撃したかもしれません。

夕暮れ時の水前寺成就園。

御社から火が届き薪に火が点火されます。

火が付いたら能「熊坂」がスタートです。

陽がだんだん落ち暗くなると薪の炎がより一層存在感を増し幽玄な世界となります。

熊坂長範の勇ましい舞で会場も盛り上がります。

夜の出水神社に参拝

お天気にも恵まれ沢山の見物の方で盛況でした。

参加者の方は浴衣姿で会場に花を添えたようでした。

関連イベント

令和5年 盛夏の室礼

『 早苗/さなえ 』


八十八夜の頃、田植えの準備がはじまる。
種をまいて発芽し早苗ができると田んぼに水が張られ田植えがはじまる。各地で稲が無事育つよう祭事が行われる。

田植えで補植用として残った稲苗を生産者さんから分けていただき虫篭と一緒に室礼ました。

山河

菊池の山奥で無農薬で栽培されている田んぼ

早苗の室礼

サロンの床の間

一壷天

京町茶寮徳永

令和5年7月 初心者のための「着付教室」

岳間茶寮好信楽の女将でモデルのジュンさんによる初心者のための「着付教室」をはじめて開催しました。

この教室では、ご自身の着物をお持ちいただきジュンさんと一緒に着物を着ます

皆さん着物が着れたらそのまま茶道体験です。

茶室に入り茶道の作法に従って季節の和菓子と抹茶を1杯を召し上がっていただき終了です。

皆さんお着物がお似合いでした!!

Before & Afterをご覧ください。

教室の様子

まずは襦袢と着物を着ます。

次にです。

さあうまく巻けるでしょうか?!

最後に帯揚げと帯締めを絞めて完成です。

皆さん着物を自分で着るのがはじめてでしたので悪戦苦闘されていましたがワイワイと終始にぎやかな雰囲気となりました。

着物が着れたら茶室で茶道体験です。

こちらもはじめてで最初はドキドキされていましたがお菓子がでてきたら皆さん緊張もほどけ美味しそうに召し上がっていらっしゃいました

お菓子は夏らしい但馬屋さんの涼やかな羊羹をご用意しました。

初心者のための「着付教室」

着物に興味がある方はお気軽にご参加お待ちしております。

お着物をお持ちでない方はこちらがおススメです。

令和5年7月 茶道教室/上級

茶道教室/上級は本番のお茶会を前提としてた教室です。

細かいことをお稽古するというより、

流れを大切に一杯のお茶とお菓子を純粋に楽しむ教室です。

今月のお花は、小海老草・薮茗荷・矢筈芒でした。

お菓子は2種類

生徒さんに人気のたちばな製で銘は「苔清水」

白玉が有名な八代(熊本県)の白玉屋新三郎の「香り白玉」

ニッケの葉で白玉が挟まれていました。

ゆっくりお茶と和菓子を召し上がりたい方におススメの教室です。

こちらも初心者対象ですのでお気軽にご参加お待ちしております。

関連イベント・教室

令和5年7月 野村萬斎出演 夏季狂言の会へ

毎年開催されている『夏季狂言の会』を見に行ってきました。

熊本での演目は「蝸牛」と「牛盗人」

能楽塾で事前に勉強をしていたのでしっかり楽しむことができました。

来年は9月15日に開催されるそうで。

能楽塾は実際に公演される能楽の事前勉強会です。

初心者を対象としていますのでお気軽にご参加ください。

関連イベント

令和5年7月 たてはな教室/蓮編

蓮根畑には蓮の花が咲き始めたころ、

蓮のお稽古をいたしました。

菊池の蓮花畑

ピンクと白の蓮にトクサと矢筈芒を取り合わせました。

教室の様子

生徒さんの作品をご紹介します。

柴田先生のたてはな教室は季節ごとに開催しています。

お申込はこちらより。

https://officeemu.jp/1475

関連教室

初心者のための『いけはな教室』 毎月開催

令和5年7月『ハーブの花束作り』開催しました。

毎年恒例の柴田先生による『ハーブの花束作り』特別レッスンをあそ統合医療研究にて開催しました。

ハーブの香りに包まれリラックス効果抜群の教室でした。

今回柴田先生が用意されたハーブ。

ラベンダーやバジル、ゼラニウムにアクセントとして可愛らしい数種類のワイルドグラス

花を束ねるために余分な葉を落とします。

ラベンダーも1本ずつ丁寧に。

花の整理ができたら花を束ねます。

スパイラルと言って放射状に花を束ねていきます。

まずは先生のお手本。

さあ、生徒さんも花を束ねます。

花束ができあがったら最後にラッピングです。

今回はピンクのペーパーで可愛らしくナチュラルに仕上がりました。

レッスンが終わったら手作りのデザートでお茶時間

今回は星野村の緑茶に自家製の梅ゼリー

おまけで、ラベンダーのブーケを病院スタッフで作りました。

ラベンダー1本1本丁寧に葉の処理をして束ねる。

見た目より手間のかかりました。

あそ統合医療研究の受付に飾りました。

あそ統合医療研究について

オフィスエムでは、出張講座・イベントをコーディネートいたします。

団体・会社の研修会やイベントをご検討の方はこちらをご覧ください。

竜田会 秋の茶会 席主/北村美術館 館長

熊本の数寄者で構成されている竜田会。

細川護熙氏の長男護光氏が代表をつとめ毎回趣向を凝らした茶会を企画されています。

細川家熊本別邸『泰勝寺跡』を会場に、

京都の北村美術館館長による秋の茶会が開催されます。

興味があるけど初心者で行けない方、私たちと一緒に行きませんか?

日程

11月2日(日)

集合

11時30分

場所

泰勝寺跡/熊本市中央区黒髪4-610

会費

27,500円(案内料・茶券/濃茶、薄茶、点心・税込み)

オフィスエムでは皆さんと一緒にお茶会にお邪魔しています。

初心者の方でもご参加いただけますのでお気軽にお申込みお待ちしております。

茶道教室 初級はお客様の作法をお勉強しています。

関連ブログ

毎年6月第1日曜日に開催される肥後古流主催の菖蒲の茶会

毎年10月のスポーツの日に開催される合同茶会

案内人 松村篤史

室礼師・オフィスエム代表

1978年10月3日生まれ 天秤座 O型
1997年3月、大阪あべの辻調理師学校卒業
卒業後は調理師としてロンドンで約2年働く
帰国後は家業の飲食店を管理、運営。
山荘無量塔の故藤林社長との出会いにより旅館業(接客、フロント)に携わる。
ロンドンから帰国後、日本文化に興味を持ち茶道・花道の勉強を始める。
旅館という舞台で日々花をいけ、室礼、お客様をもてなすことで独自の接客スタイルを確立。
35歳の時に独立、オフィスエムを立ち上げ室礼師として旅館の床の間を中心に様々な場所の空間コーディネイトを提案している。
2018年より価値伝承師として文化・食の普及活動をスタート。

令和5年7月茶道教室/前期

7月は蓮の季節

菊池の蓮畑には綺麗な蓮の花が咲き誇っています。

今月は蓮を中心にした趣向にしました。

床の花は畑から直接採ってきました

7月の言葉

泥中之蓮

でいちゅうのはす

泥の中でも美しく咲き誇る蓮の花のように仏道を歩むものは精進しましょう。

由来

維摩経より「身は泥中の蓮華」

お菓子は涼やかな羊羹と淡雪を使った但馬屋さんのものを冷たく冷やして。

広島の思い出として風雅堂さんの「ひろかき」

但馬屋さんは大分県竹田市の老舗和菓子屋さん。

お店も素敵です。

但馬屋老舗

但馬屋さんの上生菓子

関連イベント・教室

令和5年7月/出張いけはな・室礼講座@黒川温泉

季節ごとにうかがっている黒川温泉旅館組さんの研修会

今回は七夕ということで青竹の水揚げと稲苗を使った室礼研修をいたしました。

まずは竹を採取するところからです。

各旅館、飾りたい大きさに切ります。

実際に青竹の水揚げと大まかな枝の整理。

短冊は旅館に戻ってから付けていただくことにしました。

次に南小国で無農薬のお米を作っている生産者さんから分けていただいた稲苗です。

参加者の方のアイディアで竹筒に飾ることになりました。

できた竹飾りは案内所にも飾りました。

次回はお盆ということで鬼灯の苔玉作りを予定しています。

研修会の帰りに最近オープンした竹熊さんへ。

とても素敵なカフェで景色が最高です。

竹熊

https://takenokuma.jp/shop/

今回はじめて稲苗を分けていただいた農家さん。

田植えのお手伝いをさせていただきました。

お昼には手作りのおはぎをいただきました。

優しいお味で美味しかったです。

ご馳走様でした。

令和5年7月/出張花講座@悠然いしおか

はじめて広島での出張講座をさせていただきました。

最初に店主のご挨拶からスタート。

今回は竹と蓮の水揚を体験していただき七夕飾りをご提案いたしました。

最初は青竹から。

好きな枝ぶりをお選びいただきました。

生徒さんに枝の整理と五色の短冊を飾っていただいた後に一人づつ掛軸の前に持って来ていただき手直しをしました。

敷板の風合いを変えるだけでもイメージが変わります。

生徒さんが持って来られていたにいけ変えました。

後半はです。

蓮を水揚げしていただきシンプルななげいれにしました。

デモンストレーション

最後に皆さんの前で松村が花をいけました。

教室のあとは悠然いしおかのお昼ご飯です。

蓮根農家さんかいただいた蓮根が上にのせられていました。

柔らかくて美味しい蓮根でした。

教室の前日に蓮根畑にお邪魔して蓮の葉を分けていただきました。

蓮根をいただきました。

ありがとうございます。

2人で水揚げ中です。

当日の朝は竹を採りに

悠然いしおかの主人は松村が山荘無量塔時代の同僚でした。

食材の持ち味を最大限に活かし、身体と心も元気になる料理を提供しています。

花教室は季節ごとに今後開催予定です。

ご興味のある方は直接お店にお問合せください。

悠然いしおか

https://yuzenishioka.wixsite.com/yuzenishioka/—-m9zh5

令和5年7月 農業体験@菊池市

梅雨に入り雨の日が続いていましたがこの日は曇り空の下で田植えのお手伝いをさせていただきました。

先月から準備されていた稲苗を掘り起こし1株づつ田んぼに植えていきます。

目印があるのでそこに稲苗を植えます。

田植えの時はお手伝いの人が集まり皆でいっきに植えていきます。

手植えは中腰で沼で歩きにくいのでコツが必要です。

田植えが終わったら数日後に元気がない苗や倒れている苗は捕植をします。

今年も無事に収穫できますように。

次回は稲の成長の確認と草むしりのお手伝いです。

自然の中での作業はストレス発散になります。

また体を動かした後の食事は最高です

ご興味のある方はお気軽にご参加お待ちしております。

令和5年6月茶道教室/上級

令和5年6月の茶道教室/上級を開催しました。

今回は初めて遠州流の先生に釜をかけていただきました。

掛軸と茶杓は遠州流所縁の孤篷庵の物が取り合わされました。

お花は半夏生と媛檜扇水仙

敷板も遠州好み。

お菓子は『水無月』

御製は友達屋

お茶は遠州流宗家御好『初の森』

上級クラスは本番の茶会を設定したお稽古です。

お茶とお菓子を気軽に楽しまれたい方にもお薦めですのでお気軽にご参加ください。

細かい作法や質問をされたい方は初級編をお薦めいたします。

EMU流/季節を感じる『暮らしの花教室』

EMU流「花教室」では、旬の野の花をシンプルに活かした暮らしの花のデザインを提案します。

日本の花には『いけ花』と”『なげいれ』大きく2つのいけ方があります。

どちらも『自然の景色を表現する』という考え方は同じですが、『いけ花』は剣山など道具を使って花をとめますが『なげいれ』字のごとく道具を使わずそのまま花を投げ入れる茶室の床の間に飾られる茶花のいけ方です。

EMU流では極力剣山を使用せず自然の植物を花留めにし「なげいれ」の手法で花や自然にも優しいいけ方を目指しています。

花には香りや葉や枝の感触などそれぞれに個性があり直接植物に触ることでリラックス効果があります。

また、旬の野の花を使用することで季節の移ろいを楽しむことができます。

松は神様が宿る神木です。

お正月には松を飾り1月1日に年神様をお迎えします。

水仙は種類が沢山あります。

水仙は何と言っても爽やかな香りが魅力です。

お正月が過ぎると梅の季節

梅園には紅白の梅の花が咲き誇り人々の目を楽しませます。

お花見といえば桜ですが、古人は梅の花を愛でていました。

いける時は、格式高い枝ぶりを活かします。

蠟梅

花びらが蠟のように艶があるのが特徴の梅です。

黄色の梅は珍しいので正月の花材に使うとお洒落になります。

人気の紅梅

冬の花といえば椿

八重でピンクの乙女椿をいけると部屋が明るくなります

冬薔薇

細い枝の先端に可憐に咲く薔薇の花はロマンティックです。

花器を変えると雰囲気も変わります。

菜の花を見るとを感じます。

黄色い花が咲き始めると春の訪れです。

春といえば「桜」

桜の木の下には菜の花が広がっている景色がよく見られます。

チューリップ

こちらも春を代表する花です。

何とも独特な形をしています。

木蓮

フサフサ産毛に包まれ蕾が印象的です。

2月は節分

まだ蕾が固い木蓮に柊を合せました。

3月3日「桃の節句」の頃に咲き始めます。

貝母百合

百合は夏の花。

貝母百合が咲き始めると夏の気配を感じはじめます。

黒百合

貝母百合の花が黒色のものです。

少し匂いがありますので注意です。

夏は個性的な花が多いです。

カラー

熊谷草

とても珍しい花で茶花として珍重されています。

山紫陽花

梅雨の頃に咲く紫陽花

山紫陽花は可憐です。

青竹

夏本番。

7月7日「七夕」にあわせて。

水揚げをすると葉が枯れません。

泥の中綺麗な花を咲かせる蓮は仏教の教えの象徴とされています。

夏本番、蓮畑には美しい蓮の花が咲き誇ります。

蓮の花を分けていただいてる菊池の蓮畑

鬼灯

お盆には迎火として鬼灯を飾ります。

鬼灯はドライフラワーとして秋の花にもアクセントとして活躍します。

秋桜と芒

秋の代表といえば秋桜。

たっぷり秋桜と芒で秋の風景を表現しました。

宿の秋花です。

月の掛軸に野紺菊と芒をいけました。

森のリース

秋の山には様々な実ものがあります。

講師 松村篤史

1978年10月3日生まれ 天秤座 O型
1997年3月、大阪あべの辻調理師学校卒業
卒業後は調理師としてロンドンで約2年働く
帰国後は家業の飲食店を管理、運営。山荘無量塔の故藤林社長との出会いにより旅館業(接客、フロント)に携わる。ロンドンから帰国後、日本文化に興味を持ち茶道・花道の勉強を始める。旅館という舞台で日々花をいけ、室礼、お客様をもてなすことで独自の接客スタイルを確立。35歳の時に独立、オフィスエムを立ち上げ室礼師として旅館の床の間を中心に様々な場所の空間コーディネイトを提案している。
2018年より価値伝承師として文化・食の普及活動をスタート。

EMU流『暮らしの花教室』

オフィスエムオリジナル花器

松村篤史監修

初心者の方がいけやす花のうつわです。

https://shop.officeemu.jp/view/category/vase

令和5年 初夏の室礼/「端午の節句」「七夕」

ゴールデンウィークも終わり梅雨に入りもうすぐ夏本番という季節。

初夏は端午の節句から七夕へと移りかわります。

上の室礼は湯布院のお宿一壷天さんの玄関と談話室です。

端午の節句が終わると青竹と短冊七夕の室礼に模様替えです。

料亭の松葉さん(熊本市)も菖蒲から青竹へ。

5月の玄関

5月は山藤が見ごろでした。

6月に入ると青竹の登場です。

梅雨の時期といえば紫陽花。

色々なところに登場します。

菖蒲の名残も、、、

京町茶寮徳永

三方に五色の糸巻、牛の置物を合せました。

令和5年6月のいけはな教室

今月は7月7日の七夕に合わせて青竹の水揚げをお稽古しました。

竹にはアクセントで五色の短冊を掛け、根元に季節の花をいけていただきました。

ちゃんと水揚げをすると1か月近く葉が枯れません。

皆さん黙々とに花と向き合っていらっしゃいました。

関連イベント・教室

いけはな教室は初心者を対象にしています。

お気軽にご参加ください。

室町時代のいけはな『たてはな』教室

季節ごとに開催しています。

令和5年6月 菖蒲茶会へ行ってきました。

八代城主・松井直之が元禄元年(1688年)に造った松浜軒で3年ぶりに肥後古流の菖蒲茶会が開催されました。

松井家は細川家の筆頭家老を代々務め

現在、松井家14代当主・松井葵之氏は松井文庫理事長で市立博物館館長をされています。

松浜軒では年3回お茶会が開催されているそうです。

特に菖蒲の季節の庭は有名で、細川家のお殿様もいらっしゃったそうです。

松浜軒について。

歴史を感じる正門。

美しい菖蒲の庭と建築。

松浜軒には小間の林鹿庵をはじめお茶室が何部屋もあるようです。

趣の違う様々な場所に茶席が設けられ、

床の間には松井文庫の貴重なお道具も飾られ贅沢な茶会でした。

今回は野点のお薄席と広間と小間の濃茶席に入りました。

お薄席は野点の趣向で、木陰で気持ちのよい風を感じながらゆっくりとお茶をいただきました。

お菓子は初夏らしく鮎と船頭をモチーフにしたお干菓子。

地元の和菓子屋の梅山さんが作られたそうです。

人気の小間のお濃茶席は庭をお客様に見ていただくために逆勝手のお点前をされるそうです。

部屋の中から見る菖蒲の景色は格別でした。

濃茶席は広間にも入りました。

こちらの床の間には昔の茶会の記録が記されたものが掛けられていました。

今年は菖蒲の花も見ごろでお天気もよく最高のお茶会日和でした。

来年もまた皆さんと一緒にうかがいたいと思います。

関連イベント・教室

https://officeemu.jp/3045/

茶会に興味がある方ご一緒しませんか?

初心者対象ですのでお気軽にご参加ください。

令和5年6月 農業体験がスタート

ゴールデンウィークが終わると田植えの季節が近くなります。

令和3年から個人的にはじめた農業体験も3年目に突入します。

今年は皆さんにもご一緒にしていただけるようイベントを企画しました。

月1 農業体験@菊池

田植えの4週間ほど前にまずは種を捲いて稲苗を育てます。

今回、田んぼにうかがったのは6月初旬

ちょうど稲苗が育っているところでした。

昨年は種蒔きも手伝えてのですが今年は見学のみからスタートです!!

田んぼを見たあとは久しぶりに生産者さんと畑を見に行きました。

これから夏野菜が大きくなるところでした。

茄子の実

ミニトマトもまだまだこれから。

黄色の花はトマトです。

無農薬の美しい野菜たち。

次に鳥小屋へ。

産みたてのタマゴが運よく分けていただきました。

月1農業体験では、

田んぼのお手伝いと畑周りをします。

ランチは菊池の美味しいお弁当やカフェなどオフィスエムのおすすめをご用意いたしますのでご期待ください!!

お申込みはこちらより。

令和5年6月の茶道教室

6月は梅雨の季節。

紫陽花や螢がイメージされ、山の緑が新緑から深緑へと変化します。

今月のお菓子は季乃花さんの練り切です。

銘は「ほたる」

お茶は八女の星野村

銘は「八媛」

床の間の室礼は少し先どりで小ぶりの青竹に短冊で七夕の風情を添えました。

お稽古ではしっかり言葉を詠んでいただきたいのであえて掛軸はPC文字

春は花 夏ほととぎす
秋は月 冬雪さえて 涼しかりけり

道元禅師の歌
人生も季節に似て次々に移ろいゆき、寒い日もあれば暑い日もある。それをそのままに受け止めて生きれば苦しむことはない、と説く。

雨が続く梅雨、心も荒む季節をあるがまま受け入れ心穏やかに健康で過ごしていただきたいとこの歌を選びました。

お稽古では掛けていませんが掛軸を合わせてみました。

また雰囲気が変わりますね。

次回7月は夏の盛りです。

どんな趣向になるかお楽しみに!!

茶道教室

いけはな教室

初心者のための着付け教室@熊本教室(12月10,11,12,14,15日着付教室/初心者対象)

初心者を対象にした着付教室です。

毎年茶摘み体験でお世話になっている岳間茶寮好信楽の女将 戸川純子さんが担当します。

初めて自分で着物を着る人はもちろん、

自分で少しは着れるけど、まだ一人で着るのに自信がない方におススメです。

ジュンさんも数年前までは全く着物を着られてませんでした。

何度か着付を勉強し後は独学

数年前からお茶のお稽古をはじめられ、お稽古の時に必ず着物を着ることで上手に着られるようになりました。

なのでジュンさんは初心者の気持ちが分かるので緊張せずに学ぶことができます。

モデルでもあるジュンさんならではの、着物を上手に着る見せるコツも教えてもらえます。

お着物が着れたらお茶室で抹茶と季節の和菓子をお楽しみいただきます。

日程

10月6日(金)

時間

①10時~12時 ②13時~15時

料金

3,300円(講習料・抹茶、菓子・税込)

2,200円/見学のみの方(抹茶、菓子付)

*見学希望の方は予約フォームに見学と入力ください。

場所

オフィスエムサロン/熊本県合志市須屋319-77

お問合

096-346-6068 090-9570-7976(松村)

用意する物

着物 帯(名古屋帯) 長襦袢 肌襦袢 衿芯 コーリンベルト 腰紐×3本 伊達締め×1本 帯枕 帯板 帯締め) 帯揚げ 着物クリップ 足袋

お持ちでない物がありましたら事前にご相談ください。

お願い

予約フォームの問い合わせにご希望の日にち・時間を入力ください。

予約状況で日程をご相談させていただく場合がございます。

予めご了承下さい。

関連イベント

お着物に興味があるけど着物をお持ちでない方はこちらをご利用ください。

https://officeemu.jp/3045

茶摘み体験について

ジュンさんについて

https://www.instagram.com/junko__togawa/

教室の様子

月1 稲作体験 @ 菊池市

稲作は日本の歴史・文化の原点です。

稲作は縄文時代(約3000年前)に中国から伝わり、弥生時代に水田稲作が登場したことで食糧が安定供給されるようになりました。飛鳥時代にはお米を税として徴収するようになり、国が豊かになり朝廷や武士が出現しました。

また米が無事収穫できるよう、

自然を神として崇め祈ることで風習やしきたりができ日本固有の文化が形成されました。

このイベントでは、稲作体験を通して日本文化をより深く理解することを目的としています。

稲作体験は美しい田園風景が残る菊池市(熊本県北東部)で開催します。

田んぼのお手伝いをしたあとに、こだわりの無農薬栽培をされている生産者さんの畑を見学をします。

運がよければ新鮮な野菜や産みたてのタマゴなどを分けてもらうことができるかもしれません。

ランチはその日のスケジュールに合わせて、

地元の食材を活かしたお弁当やカフェ・レストランをお楽しみください。

10月は稲刈りの季節。

菊池は11月なので稲刈り前のたわわに実った稲穂を見に行きます。

田んぼを見た後は毎年10月13日に菊池の神様に収穫の感謝する能の奉納に参拝します。

日程

10月16日(木) 

時間

10時~14時

会費

5,500円(案内料・税込)

集合場所

菊池市ふるさと創生市民広場/菊池市隈府1273-1

お願い

汚れてもよい服装、熱中症対策(帽子や水分補給など)はご自身で対応ください。

農業体験の様子

稲の成長を直に感じることで四季の移ろいを楽しむ感性を育てることもできます。

初夏、田植えのころは水面の美しさが印象的です。

田植えから30日後

1つの株から沢山の稲が成長していてくれるとホッとします。

梅雨もあけ夏本番、稲がどんどん大きくなり穂が出てきます。

日照りが続くのも困るし、

長雨も困るし、

本当に神様に祈りたくなります。

稲の色が変わり始めると秋がやってきます。

米が大きくなると頭が重たくなり折れやすくなります。

この頃は強風が来ると心配になります。

無事収穫できました。

中秋の名月には、月の神様に自然と感謝する心が生まれました。

田んぼの手伝いのあとは無農薬の野菜を作るこだわりの生産者さんを訪ねます。

運がよかったら産みたてのタマゴ

菊池には美味しいカフェやレストランがあるのも魅力の1つです。

こちらは古い病院をリノベーションされてカフェに生まれ変わったASANISHIMASAさん。

ASANISHIMASAさんについて。

↓ ↓ ↓

https://haru-lunch.net/2022/08/30/asanisimasa/

これまでの農業体験の様子はこちらをご覧ください。

https://officeemu.jp/tag/%e8%be%b2%e6%a5%ad%e4%bd%93%e9%a8%93/

2023年7月の出張イベントのご案内

昨年に引き続き今年も、

「たてはな教室」講師担当の柴田ゆかり先生による

「ハーブの花束作り」

あそ統合医療研究のワークショップとして開催いたします。

色々な種類のハーブをご用意いたします。

初夏ならではのハーブの香りをお楽しみください。

あそ統合医療研究 ワークショップ

『ハーブの花束作り』

日程  2023年7月13日(木)

時間  13時~15時

参加費 8,800円(花材、講習費・ガイアor磁気シャワー体験)

場所  あそ統合医療研究/阿蘇郡南阿蘇村立野185-1 立野病院

お申込 

0967-65-8239(あそ統合医療研究)

090-9570-7976(オフィスエム/松村)

主催 あそ統合医療研究

コーディネート オフィスエム

2022年のワークショップの様子はこちらより。

あそ統合医療研究について

オフィスエムでは、出張講座・イベントをコーディネートいたします。

団体・会社の研修会やイベントをご検討の方はこちらをご覧ください。

令和5年8月6日 表千家学校茶道部合同茶会へ

表千家の学生茶道部による合同のお茶会へお邪魔しました。

本席は熊本信愛女学院のお席へ。

立礼席は熊本大学が担当されていまいした。

学生さんの一生懸命な姿が初々しくいつものお茶会と雰囲気が違い楽しいお茶の時間でした。

制服を着た学生さんがいっぱいいらっしゃいました。

高校生は制服でしたが大学生は浴衣や着物でした。

今回も頑張ってお着物を着られました。

着物をお直し中。

オフィスエムでは初心者の方でも安心してお茶会にいけるよう茶会に皆さんと一緒に行くイベントを企画しています。

茶道教室 初級はお客様の作法をお勉強しています。

関連ブログ

文章 松村篤史

室礼師・オフィスエム代表

1978年10月3日生まれ 天秤座 O型
1997年3月、大阪あべの辻調理師学校卒業
卒業後は調理師としてロンドンで約2年働く
帰国後は家業の飲食店を管理、運営。
山荘無量塔の故藤林社長との出会いにより旅館業(接客、フロント)に携わる。
ロンドンから帰国後、日本文化に興味を持ち茶道・花道の勉強を始める。
旅館という舞台で日々花をいけ、室礼、お客様をもてなすことで独自の接客スタイルを確立。
35歳の時に独立、オフィスエムを立ち上げ室礼師として旅館の床の間を中心に様々な場所の空間コーディネイトを提案している。
2018年より価値伝承師として文化・食の普及活動をスタート。

茶室のお洒落

https://shop.officeemu.jp/view/category/suki

まずは自分のために抹茶を点てることから始めませんか?

自宅でお抹茶一式セット 13,200円

https://shop.officeemu.jp/view/category/tea

2023年『茶摘み体験&まゆみ食堂』終了いたしました。

今回で3回目となる茶摘み体験も無事開催することができました。

ご参加くださいましたありがとうございました。

さて、今年も岳間(熊本県北部)の茶師ヒロトガワの茶畑と茶寮でお世話になりました。

当日は茶寮に集合し茶畑へ移動です。

八十八夜(立春から88日目/今年は5月2日))が茶摘みの季節ですが、今年はお茶の木の成長が早く4月が茶摘みのピークとなりイベントの開催日はもう茶摘みには遅い状況でした。

人間の都合ではなく自然に合わせることも大切な体験です。

茶師ヒロトガワが2週間前に成長した茶の木の先端を切ってくれれたので何とか茶摘みをすることができました!!

摘んだ茶葉を茶寮に持ち帰ります。

ヒロトガワが皆さんの前で生葉を茶葉に製茶します。

皆さん熱心に見られていました。

鉄なべで茶葉の水分をとばします。

茶葉を揉みます。

参加者の皆さんにお手伝いをしていただきました。

水分を飛ばし茶葉を揉むという工程を繰り返すと茶葉になっていきます。

ザルで細かくなった茶葉を取り除き完成です。

乾燥して量が減ってしまいました。

できたての茶葉を飲んでみます。

さあ実飲です。

色は爽やかなフレッシュグリーン。

味は最初にフローラルなお茶の香りが広がり後からしっかりとしたお茶の旨味が感じられました。

製茶のデモンストレーションの後はお楽しみのランチタイムです。

料理家の橋本真由美さんに料理を担当していただきました。

橋本真由美さんから料理説明

お食事は和室や縁側で和やかに。

和室の床の間には室礼師松村が茶寮の庭の花をいけさせていただきました。

献立をご紹介します。

よもぎドレッシングのたっぷりサラダ

猪の麹煮込みと酵素玄米のお茶づけ

猪肉は岳間で捕られたものだそうです。

じゅんちゃん味噌のお味噌汁

茶師ヒロトガワの奥さまじゅんちゃんと味噌

好信楽 発酵茶のゼリー

令和5年4月15日 人間国宝大倉源次郎先生の能楽披露へ行ってきました。

衆院議員木原みのる先生は2020年に能楽振興議員連盟を設立され幹事長を務められています。

今回は能楽をより多くの方に知っていただこうということで、

木原先生の春の報告会にて能楽を楽しむ時間をもうけられました。

関連記事

https://kiharaminoru.jp/blog/2020/12/02/3075/

報告会は熊本城ホールにて約1000人に支援者の方が集まられました。

最初に木原先生と奥様のご挨拶からはじまりました。

最初は大倉先生による小鼓の解説。

その後に人気のエアー鼓体験

最後に『田村』が披露されました。

シテは熊本出身の能楽師狩野了一先生

征夷大将軍、坂上田村麿の力強い舞が素晴らしったです。

これまで日本人の暮らしから遠のいていた能楽がまた少しずつ戻ってきました。

7月17日には恒例の野村萬斎さん出演『狂言の会』の開催が決定いたしました。

チケットはオフィスエムでも販売しておりますので是非この機会にご家族、ご友人をお誘い合わせの上ご参加ください。

また、今後開催される能楽講演の事前勉強会を毎月『初心者のための能楽塾』として開催しております。

令和5年4月の茶道教室

4,5月は新茶の季節

蓮月作の煎茶の掛軸をかけました。

蓮月は幕末明治の歌人・尼僧

軽やかなかな文字、水墨画が人気です。

お花はいけはな教室でお稽古した作品を合せました。

「たてはな」は室町期のいけはなの形で千利休も影響を受けました。

木瓜

雪柳

お菓子は近所で人気のお団子屋さんの桜餅です。

今の季節だけのお楽しみです。

春も盛り、これからは少しづつ初夏の気配がしてきます。

5月はどんな趣向にしようかな、、、

関連イベント・教室

「茶道教室」後期はこちらより。

令和5年3月『たてはな教室』桜編終了いたしました。

今年は例年より早く桜が咲き満開の季節でのお稽古となりました。

花材は4種類(山桜・啓翁桜・陽光桜・染井吉野)の桜のみでしたがとても豪華な春のたてはなができあがりました。

教室の風景

生徒さんの作品をご紹介します。

関連イベント

たてはな教室は季節ごとに開催しています。

https://officeemu.jp/1475

初心者の方を対象にした「いけはな教室」です。

毎月開催していますのでお気軽にご参加ください。

「たてはな」のお稽古としてもご利用いただけます。

令和5年3月『書道教室』終了いたしました。

2月から始まり2回目の書道教室でした。

今回は小筆の使い方を練習しました。

まずは、準備運動として直線とカタカナを書いて筆に慣れます。

準備運動が終わったら自分の名前や写経などそれぞれに書きたい文字を書き最後に先生が添削です。

この教室は初心者を対象にした教室です。

芳名帳での名前と住所を筆で書く練習や好きな文字の書き方など個々のご希望に合わせて先生がお教えいたしますのでお気軽にご参加ください。

令和5年3月の『能楽塾』終了いたしました。

桜が綺麗な季節、

今回は「桜に関する能楽」をテーマに飯冨先生の解説がありました。

最初に京都の桜と柳の風景の写真を見ながら

「日本人にとっての桜」について飯冨先生の見解です。

中国の影響で、日本では最初は桜ではなく梅を愛でていました。

その後日本は農耕民族であることから、

桜が咲く頃が農作業をはじめる目安となり、

桜は神様が出現する場として信仰され日本人にとって桜が特別な意味を持つようになったそうです。

この頃は桜は近くで見るのではなく、

「遠山の桜」という言葉があるように

遠くから山桜を見ていたそうです。

また、天皇が奈良県吉野の桜が好きでよく花見をしたことで

吉野と言えば桜がイメージされるようになったそうです。

では、具体的に桜にまつわる演目のご紹介です。

「嵐山」も桜の名所です。

豊臣秀吉は戦国時代で吉野まで桜を見にいけないので吉野の桜を京都の嵐山に移植をさせました。

この演目では、

秀吉が家臣に嵐山の桜がどうなっているのか見に行かせたことからはじまります。

家臣が嵐山に行くと桜の精が現れ美しい舞を舞うという春ならではの情景とおめでたい舞が見どころだそうです。

次に「桜川」です。

貧しい親子の話で、

娘が母親にのために黙ってみずから身売りをします。

母親はそのことを悲しみ・狂い全国探しまわります。

娘の名前は桜子ということから桜の付く場所をさがし、

桜川という場所で娘を見つけることになります。

娘を失った母親の悲しみと、桜の演出が見どころだそうです。

桜川の川で母親が娘を思い桜を網ですくっている情景を表現しているそうです。

次回は「恋」にまつわる演目についてご紹介くださるそうです。

初心者を対象とした能楽塾です。

お気軽にご参加お待ちしております。

茶の湯のススメ/素敵な日本人になるために

茶道には、

お茶を頂く茶室や露地などの建築や庭造りにはじまり、

もてなしの懐石や菓子

趣向に合わせた道具や掛け軸、花、香、着物など、

季節を五感で感じられる、衣食住すべてにおいて、心地よい状態をつくりあげ

日本文化の多くを内包する、総合芸術としての奥深い世界があります。

茶道を通して、

日本の文化芸術・歴史を広く知ることができるので

はじめて日本の文化を学ぶ方には、

まず茶道からはじめることをオフィスエムではお薦めしています。

初心者の方にとって茶道をはじめるには着物を着れないといけないできないなど敷居の高いイメージがありますが、

オフィスエムでは忙しい方でも無理なく続けていただけるよう、

お洋服で気軽に単発で参加いただける茶道教室を開催しています。

まずはカフェに行く感覚で、

気楽に美味しいお茶とお菓子を食べるつもりでご参加ください。

自国の文化が理解できなくなったダサい日本人

USニューズ&ワールド・レポート「世界最高の国ランキング2021年度」で日本は第2位となりました。

その要因の1つが文化的影響力でした。

海外の人は、日本の文化や美意識、精神性の美しさに強く憧れがあります。

これだけ高く評価されている日本文化ですが、

不思議なことに私達日本人がその文化の素晴らしさが理解できなくなってきています。

そして、恐ろしいことにその文化が消えようしています。

原因は、第二次世界大戦の敗戦です。

敗戦後、日本ではアメリカ文化が普及し日本の精神が排除され経済大国となりました。
これにより、私達日本人は日本の精神を失ってしまい、気づかないうちに日本文化が理解できなくなってしまったのです。

世界が小さくなり多くの外国の方が日本に訪れるようになりました。

日本経済においてインバウンドはとても期待されています。

観光で来られる外国の方は日本の伝統文化や精神について説明でき、人間的な深みを身につけ、豊かな心を持った教養ある人が求められています。

日本憲法の制定、戦後民主主義により物質的に豊かな国へと日本は成長しました。


戦後70年、そろそろ私達日本人が日本の文化・精神を取り戻すときではないでしょうか?

国際社会において日本文化・精神が評価されていることは私達日本人の誇りです。


経済大国で育った新日本人があらためて日本文化・精神を取り戻した素敵な日本人が求められています。

オフィスエムではくまもとDMCと共同で外国の方が日本の文化を体験できるプランを企画運営しています。

もちろん日本人の方もご参加いただけますのでお気軽にお問合せください。

関連ブログ

筆者

松村篤史/オフィスエム代表・室礼師

令和5年3月の茶道教室

3月は春の彼岸をテーマに室礼をしました。

掛軸は清浄心院所持、江戸時代の十二天曼荼羅の版木を昨年新たに刷ったものです。

掛軸には高野裂を使っています。

花は山桜とクリスマスローズのたてはなにしました。

お菓子はお彼岸なので牡丹餅です。

お茶はさっぱり飲みいやすい京都の丸久小山園の「五十鈴」を合せました。

お彼岸が過ぎたら桜餅をお出ししたら「お花見」の趣向になりますね。

4月はどんな室礼にしようか妄想が膨らみます。

またブログでご報告いたしますのでお楽しみに!!

関連イベント・教室

旅館で『いけはな体験』コーナーを作りました。

一壺天のスタッフのアイディアで『いけはな体験』コーナーを作りました。

お花屋さんのように数種類のお花を用意し、

一輪挿しにお客様が自由にお花をいけていただけるようにしてみました。

はじめたばかりなのでこれから改善することが沢山あると思いますがまずはお客様の反応が楽しみです。

観光業で人気の要素である「体験」はこれからもっと必要とされてきます。

その先駆けとしてこれからアップグレードしていければと思っています。

令和5年室礼報告/お花見

室礼歳時記

『 お花見 』
桜には、春に山から降りてくる「田」の神様が宿ると信じられており、桜の花の咲き方で農作物の収穫を占ったり、花時期に合わせて稲の種まき準備を行ったりと、農民にとって桜はとても大切なものでした。

日本人が大好きな桜。

室礼師は花咲爺さんのように桜を様々なところにいけます。

茶道教室での床の間での室礼

3月は春の彼岸がありますので、

掛軸は清浄心院所持、江戸時代の十二天曼荼羅の版木を昨年新たに刷ったものです。

花は桜とクリスマスローズのたてはなです。

あそ統合医療研究

病気でお花見ができない人も病院の中でお花見。

お花見のお茶会の気分で、

桜餅と抹茶をゆっくりお召し上がりいただきました。

京町茶寮徳永

大きな桜の苔玉を活かして。

苔玉のメンテナンス

駐車場で少し外の空気に触れさせます。

室礼師松村のお仕事のご用命はこちらより。

オフィスエムオリジナル室礼道具のご購入はこちらより。

https://shop.officeemu.jp/view/category/shitsurai

「池坊」いけはな展へ行ってきました。

昨年の夏に飯冨先生主催の『能楽を愉しむ夕べ』で花いけライブをされた平島先生が作品を出品されるということでおうかがいしました。

上の写真は平島先生の作品の前で撮ったものです。

右側が平島先生です。

『能楽の夕べ』の様子はこちらをご覧ください。

場所は熊本の郷土のデパート「鶴屋」のホール。

記念事業ということで盛大な展覧会でした。

春爛漫

春の花材が沢山使われていました。

最初は平島先生の作品です。

熊本で生産されているアマリリスだそうです。

軽やかな生花は池坊ならでは。

勉強になります。

いけ花と言えば「立花」

流石です。

まるで花の伝書に描かれていそうな古典立花

山茱萸だけの生花。

シンプルで小さな作品でしたが存在感がありました。

池坊はいけはなの起源の流派です。

時代と共に成熟し進化しつづける池坊のいけはなの世界でした。

関連イベント・教室

令和5年3月『いけはな教室』終了いたしました。

生徒さんのご自宅の庭から採って来られた雪柳を真にした「たてはな」です。

今回は3月31日のたてはな教室の復習として、

雪柳やクリスマスローズなど春の花材でお稽古をいたしました。

生徒さんの経筒の花入れに、、、

印象的な花を一輪

冬薔薇

黄花水仙

日常の暮らしでたのしむシンプルな「たてはな」。

木蓮、雪柳

こちらはカラーを真にモダンな組み合わせにしました。

カラー、冬薔薇、雪柳

関連イベント・教室

令和5年3月の『茶道教室』前期終了いたしました。

あっという間に3月に突入。

3月の茶道教室前期も終了しました。

お菓子は大阪の福寿堂秀信さんの「舞ひな」と「てまり」と他2種、

お茶は京都の上林春松の「大福」をご用意いたしました。

今月からはお点前体験も本格的にスタート。

こころとからだを一つにし、美しいお点前をされていました。

男性の方で、毎回お稽古の時は洋服の上から着物を着られます。

着物は体の動かし方がかわるので是非お試しください。

後期は3月30日に開催いたします。

初心者を対象とした茶会体験です。

お気軽にお菓子とお茶を飲みにお越しください。

関連イベント・教室

毎年春のお楽しみイベント。

今年もやります!!

風姿花伝/寿福増長の基、遐齢延年の法なるべし

『いのちの居場所』では、『風姿花伝』にて世阿弥が述べた一説について稲葉先生ならではの興味深い解釈がありましたのでご紹介いたします。

P173、P185参照

P173

「そもそも芸能とは、諸人の心を和らげて、上下の感をなさんこと、寿福増長(じゅふくぞうちょう)の基(もとい)、遐齢延年(かれいえんねん)の法なるべし。きはめきはめては諸道ことごとく寿福延長ならん」

そもそも芸能というものは、人々の心を楽しませ、いずれの心も動かすものであり、幸福を増進し寿命を延ばす基となるべきものだ。突き詰めてみれば、芸能はいずれもそのような役割をもっている。

稲葉先生の解釈

P185

「日本の伝統芸能には寿や福を増やすためのものであり、年齢を重ねることに喜びを深めていくことが、すべての道の極意である。」という意味合いの言葉が綴られている。

医療も「寿」や「福」を増やし、幸せに生きることを助けるもので、向かう先は同じである。

オフィスエムも日本の文化を通し、

みなさまの『寿福』を増し幸せになっていただける活動をしているのだと認識することができました。

文章 松村篤史

室礼師・オフィスエム代表

1978年10月3日生まれ 天秤座 O型
1997年3月、大阪あべの辻調理師学校卒業
卒業後は調理師としてロンドンで約2年働く
帰国後は家業の飲食店を管理、運営。
山荘無量塔の故藤林社長との出会いにより旅館業(接客、フロント)に携わる。
ロンドンから帰国後、日本文化に興味を持ち茶道・花道の勉強を始める。
旅館という舞台で日々花をいけ、室礼、お客様をもてなすことで独自の接客スタイルを確立。
35歳の時に独立、オフィスエムを立ち上げ室礼師として旅館の床の間を中心に様々な場所の空間コーディネイトを提案している。
2018年より価値伝承師として文化・食の普及活動をスタート。

稲葉俊郎先生の講演会に行ってきました。

令和4年度熊本市医師会婦人会研修にて稲葉俊郎先生が講師として『いのちの居場所をめぐって』をテーマに講演されました。

この講演会では特別に一般参加もできたためオフィスエムでもご案内をさせていただきました。

また、オンライン配信もあり会場とオンラインで100名以上の方が参加されていたそうで稲葉先生の注目度の高さを再認識しました。

まず最初に令和4年に出版された新著『いのちの居場所』の内容を中心に、一つの病気だけでなくもっと体全体をいのちとして考える必要についてお話をされました。

後半では稲葉先生が提唱されている『医療と芸術』を具現化された事例として、稲葉先生が院長を務められる軽井沢病院で採用されているお薬手帳について発表され、最後には参加者の方にプレゼントされました。

障害者の方が描いた一点もののお薬手帳です。

1冊200円で販売され、その収益は障害者の方に支払われるそうです。

稲葉先生が芸術監督を務められた山形ビエンナーレのワークショップでは、言葉もこころを癒すお薬になるということで、元気になる言葉を薬としておくすり手帳に書くということをされたそうです。

稲葉先生セレクトの素敵な言葉が記されていました。

講演会の後はサイン会もありました。

後日、熊本日日新聞でこちらの講演会の記事が掲載されました。

茶道やいけ花、能には身体的に有意な要素が沢山含まれています。

稲葉先生が提唱される『からだとこころの健康学』をより考察を深め、日本文化の普及が皆さまの健康にも寄与できるような活動になることをめざしています。

オフィスエムでは定期的に健康学の勉強会を開催しています。

詳細はこちらをご覧ください。

令和5年2月 初心者のための『能楽塾』がスタートしました。

能楽塾もこれまで季節ごとに開催していましたが、今年より毎月開催することになりました。

今回は熊本城まつりで3月19日に開催される「薪能」の番組表とそれぞれの演目の特徴を解説いただきました。

実際に飯冨先生のお持ちの面を見せていただきました。

最後にはお城まつりでの演目の一部のお謡いを飯冨先生が披露くださいました。

この教室は実際に公演される演目の事前勉強を兼ねています。

初心者の方が見ても楽しめるための教室ですのでお気軽にご参加ください。

初心者のための『能楽塾』のお申込みはこちらから。

講師紹介

飯冨章宏(いいとみ あきひろ)

能楽師 大倉流小鼓方 重要無形文化財総合指定。

熊本生まれ。熊本高校卒業。

昭和52年人間国宝大倉源次郎に師事、大倉流小鼓に入門。

尚絅大学非常勤講師。

2018年野村万作・萬斎・裕基×杉本博司「三番叟」パリ公演出演。

2019年9月21日熊本「万作・萬斎の会 夏季狂言の会」出演

九州を中心に国際的に活動中。

熊本城薪能

開催日:令和5年3月19日(日)
時 間:午後6時~午後7時半
出 演:観世流

詳細はこちらをご覧ください。

https://kumamoto-guide.jp/oshiromatsuri/events/detail/39

令和5年2月 初心者のための『書道教室』がスタートしました。

昨年までは毎年12月に書道体験を開催していましたが、今年より毎月開催することになりました。

この教室では書道初心者の方を対象にしており、

参加される方のご希望に合わせて先生が指導をしてくださいます。

代表松村は写経の書き方を教えていただきました。

ご自分の名前と住所の練習をされる方もいらっしゃいました。

教室の風景

講師紹介

阿部鳳竹(あべほうちく)

熊本県書道連盟選抜会員 ・広深書道会師範 ・書道研究玄心会常務理事 ・日本教育書道連盟審査会員

読売書法展幹事 読売書法展で特選2回連続受賞、読売奨励賞受賞 ・日展入選作家

日本書道美術館参与 ・日本教育書道連盟代表作家展監査部入選

書道教室のお申込みはこちらより。

令和5年2月17日/稲葉俊郎先生の講演会が開催されます。

オフィスエムでは長年、

稲葉俊郎先生の講演会や先生が提唱される『こころとからだの健康学』の勉強会を開催しています。

稲葉先生の講演会が熊本で開催されますのでご案内いたします。

今回は熊本市医師会婦人会主催ですが一般での参加も可能です。

またZOOMによるオンラインでの参加もできます。

新著『いのちの居場所』についてお話をされますので是非ご参加くださいませ。

日程 令和5年2月17日(金)

時間 13:30~14:30(受付13:00~)

会場 

熊本市医師会館2階研修室

*オンラインでの受講も可能です。

予約 

申込書に記入の上FAX、またはメールにて熊本市医師会館事務局へお申込ください。

FAX/ 096-366-3628

Mail/fujinkai@city.kumamoto.med.or.jp

*メールの方は参加者氏名・電話番号を記載ください。

申込書・詳細はこちらより

関連イベント・ブログ

春を告げる『黄色の花』

春が近くなると菜の花や山茱萸など色々な種類の黄色の花が咲きはじめます。

新年を迎えたら少しずつ冬から春の花を組み合わせましょう。

旅館山河

玄関にはお正月に使った梅の苔梅を土台に菜の花をたっぷりいけました。

自然光が綺麗な渡り廊下にも菜の花一輪

料亭松葉

立派な枝ぶりの蠟梅をそのままいける

関連イベント

初心者のための『いけはな教室』

Online Shop

オフィスエムオリジナル/花のうつわ

https://shop.officeemu.jp/view/category/vase

令和5年 室礼/「桃の節句」

3月3日は 上巳の節句

女の子の健やかな成長を祈る日です。

室礼歳時記

『 桃の節句 』

桃は物事や生命の「兆し」を意味していたため、死などの悪い邪気を払う神聖なものとして用いられ、生命を宿す女性も意味するようになりました。桃の花が咲く季節、桃を用いて行事を行うようになり、「桃の節句」と呼ばれるようになりました。

『 ひな祭り 』

節句とは季節の節目の邪気祓い行事として老若男女を問わず皆の幸福を願う行事が起源ですが、現在では三月三日は女の子の成長を願う日と変化してきました。雛人形は娘の厄を受けると考えられ自宅に飾るようになりました。

京町茶寮徳永

蛤の香合を取り合せて。

一壷天

小さな雛人形を三宝に置き、庭の万作を大らかにいけました。

黄色の可愛い花が咲いた万作。

名残りとして去年の葉もそのままに。

旅館山河

お正月に使った梅の苔木をアクセントに。

あそ統合医療研究

時代のあり品の良い立雛の掛軸。

猫柳に松を合わせて。

室礼師松村のお仕事のご用命はこちらより。

オフィスエムオリジナル室礼道具のご購入はこちらより。

https://shop.officeemu.jp/view/category/shitsurai

令和5年 室礼/「節分」

令和5年2月3日は節分(雑拙/立春の前日)の日です。

節分とは、季節を分けること。
春は一年のはじまり、

悪いものを追い出す日とされており神社やお寺では厄祓いをします。

魔除けとして、

柊や唐辛子、鰯の頭を玄関に飾ります。

室礼歳時記

節分

『 鬼は外 福は内 』

立春、暦の上では春を迎えます。
季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を鬼に見立て「豆まき」をし、厄を払い新年の幸せを願います。

『 福豆 』

炒った大豆を桝に入れ、神棚にお供えしたものが福豆。昔から穀物には霊力が宿ると考えられ、福豆は邪気を払うと考えられてきました。豆まきでは、正式にはこの福豆をまきます。

令和5年の節分は、

色々な豆を福豆にみたてました。

京町茶寮徳永

複数の升を組み合わせ立体的にしました。

硝子の花器を升にみたてて。

旅館山河

旅館に昔からある豆まきの人形を組み合わせて。

一壷天

硝子の器と升を組み合わせて。

アクセントに干支のうさぎも添えました。

室礼師/松村篤史

オフィスエムオリジナル室礼道具のご購入はこちらより。

https://shop.officeemu.jp/view/category/shitsurai

令和5年2月『初釜/洋菓子茶会』終了いたしました。

オフィスエムの初釜として、

河野氏(Le Pin Parasolパティシエ)のスイーツを楽しむ『洋菓子茶会』を開催いたしました。

当日は最初にスペシャルスイーツプレートを召し上がっていただいた後に茶室にて抹茶を一杯飲んでいただく趣向でした。

勿論、抹茶のお菓子も河野氏によるものです!!

それでは当日の様子をご覧ください。

サロンの広間を待合にみたてテーブルセッティングをしてお客様をお迎えしました。

献立はトレーの上に。

本来であれば河野氏がお客様の目の前で最後にデザートを完成させるのですが、諸事情により来熊することができなくなり、代わりに代表松村が最後の仕上げをさせていただきました。

事前に河野氏よりデザートのキットが送られ、細かい打合せのもとドキドキしながらも無事お客様に提供することができました。

無事お客様のもとへ!!

お献立

ブラウニー
焦がしバターとブルターニュの塩をアクセントに効かせた濃厚な逸品。

ムースオショコラ
カカオ72%のムースの中にもう一つ製法の異なるムースを閉じ込めました。ラズベリーと一緒にお召し上がり下さい。

マジックパウダー
彩として、
チョコレート・ナッツ・赤く染めた砂糖を合せました。

Le Pin Parasol 河野
初釜 令和5年2月6日

ドリンクはスイーツの味を邪魔しないように、スッキリとした紅茶を釜のお湯で淹れました。

ワイングラスで特別感を演出。

次にお茶室へ移動です。

抹茶にはカシスのマカロンを合せられました。

オフィスエムでは毎月茶道教室を開催しています。

単発でご参加いただけます。

お時間がある時にお気軽にご予約お待ちしております!!

心を通わせる茶道教室

医師 稲葉俊郎から見た日本文化の効能

医師 稲葉俊郎先生は現代医療の現場にいながら、

西洋医学では病気を「敵」とみなし、「闘う」「治す」という概念のため「病気が治るから元気になる」という考えになります。代替医療・養生法では、「元気になったから病気がよくなった」と考えますので「日々元気に楽しく暮らすための手段を考え、それが結果として病気が良くなることもある。」という概念になります。

日本の「芸道」の世界は医学的にも理に適っており

茶道のお点前や能の舞では丹田を中心にして重心を下げて、からだを安定させることで、こころも安定させます。「心身一如」を重視する日本の「芸道」には呼吸法や瞑想など部分や要素に分けて実践する方法論ではなく、

健康とは、

だと稲葉先生はおっしゃいます。

殺伐とした日々を過ごしていると、何が心地いい状態なのかわからなくなり、「物質的に満たされればいい」という錯覚に陥りますが、外にあるものではこころは満たせられません

自分にとって心地よい「芸道」を見つけ、

地震の多い日本では古より、自然と争ったり闘ったりせず、いかに共存するかという深い知恵に溢れています。日本国は第二次世界大戦の敗戦により西洋の概念が移植され、古いものを一度捨ててしまい、「ものが豊であることがしあわせだ」という仮説を立て国を立て直しました。

「自然を支配する」という考えに基づいた近代科学は表面だけを見て、わからないものを排除し分断し全体性を失った偏った世界を作ってしまいました。

古人は大自然の中で作物を育て、天地・自然に祈り、自然の植物から家や衣服を作りました
いまこそ、歴史や伝統の中からその知恵をもう一度発見し現代の息吹を加えて歴史をつなぐ必要があります

そういうつなぎ目の時代なんだと稲葉先生は考えられています。

茶・花・書・能など様々な教室をご用意しております。
どの教室も単発で受講いただけますので色々な教室を体験され

『日本文化と健康』をより深く学び提供するために稲葉先生の講演会勉強会を不定期で開催しています。

稲葉俊郎

https://www.toshiroinaba.com/about-me

1979年熊本県生まれ。
1997年熊本高校卒
2004年東京大学医学部卒
東京大学医学部附属病院を経て、2020年4月から軽井沢に拠点を移す。現在は軽井沢病院院長。心臓が専門で在宅医療などにも従事。山形ビエンナーレ2020・2022・2024芸術監督、SWITCHインタビュー 達人達「大友良英×稲葉俊郎」(NHK)、暮らしの手帳など多数の書籍への寄稿等多方面で活動中。

文章 松村篤史

室礼師・オフィスエム代表

1978年10月3日生まれ 天秤座 O型
1997年3月、大阪あべの辻調理師学校卒業
卒業後は調理師としてロンドンで約2年働く
帰国後は家業の飲食店を管理、運営。
山荘無量塔の故藤林社長との出会いにより旅館業(接客、フロント)に携わる。
ロンドンから帰国後、日本文化に興味を持ち茶道・花道の勉強を始める。
旅館という舞台で日々花をいけ、室礼、お客様をもてなすことで独自の接客スタイルを確立。
35歳の時に独立、オフィスエムを立ち上げ室礼師として旅館の床の間を中心に様々な場所の空間コーディネイトを提案している。
2018年より価値伝承師として文化・食の普及活動をスタート。

医師 稲葉俊郎先生について

医師 稲葉俊郎先生日本の古い「芸道」にはこころとからだの全体性を取り戻し、心身を調和させる予防医療としての効果があると考えられています。

稲葉先生の経歴と著書をご紹介いたします。

稲葉 俊郎

https://www.toshiroinaba.com/about-me

1979年熊本生まれ。医師、医学博士、産業医、作家。慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科(SDM) 特任教授。「いのちを呼びさます場」として、湯治、芸術、音楽、物語、対話などが融合したwell-beingの場の研究と実践に関わる。西洋医学だけではなく伝統医療、補完代替医療、民間医療も広く修め、医療と芸術、福祉など、他分野と橋を架ける活動に従事している。

​1979年 熊本生まれ

​​1997年 熊本県立熊本高校卒業

1998年 東京大学教養学部理科Ⅲ類入学

2004年 東京大学医学部医学科卒業

2004年-2006年 相澤病院

2006年-2009年 心臓血管研究所付属病院

2009年-2020年 東京大学医学部付属病院

2014年東京大学医学系研究科内科学大学院博士課程卒業(医学博士)。

2014年-2020年 循環器内科助教
2020年-2024年 軽井沢病院(総合診療科医長)、東北芸術工科大学客員教授(山形ビエンナーレ2020, 2022, 2024芸術監督)、信州大学社会基盤研究所特任准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、

2021年-2022年 軽井沢病院 副院長

2022年-2024年 軽井沢病院 院長

2024年- 慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科(SDM) 特任教授

​・アステリア株式会社 嘱託産業医

・温泉ソムリエマスター(温泉健康指導士)

​・水・温泉ORP評価アドバイザー(水・温泉ORP評価協会)

​東大病院時代には心臓を内科的に治療するカテーテル治療や先天性心疾患を専門とし、往診による在宅医療も週に一度行いながら、夏には山岳医療にも従事。

医療の多様性と調和への土壌づくりのため、西洋医学だけではなく伝統医療、補完代替医療、民間医療も広く修める。国宝『医心方』(平安時代に編集された日本最古の医学書)の勉強会も主宰。未来の医療と社会の創発のため、伝統芸能、芸術、民俗学、農業・・など、あらゆる分野との接点を探る対話を積極的に行っている。

2020年4月から軽井沢へと拠点を移し、軽井沢病院(総合診療科医長)に勤務しながら、信州大学社会基盤研究所特任准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員を兼任。東北芸術工科大学客員教授(山形ビエンナーレ2020 芸術監督 就任)を併任。

尊敬する人物は岡本太郎、横尾忠則、手塚治虫、河合隼雄、井筒俊彦、村上春樹、寺田寅彦、武満徹、葛飾北斎、南方熊楠、三宅一生、Leonardo da Vinci、Richard Buckminster Fuller、John Lennon、老子、荘子、ブッダ、美輪明宏、アントニオ猪木、など多数。

大友良英 × 稲葉俊郎

今までにない音楽と、あたらしい医療。

その先に見えてくる可能性とは・・・・・・

人気番組「SWITCH インタビュー達人達」(NHK Eテレ)待望の書籍化!

「あまちゃん」の音楽家と型破りな東大病院医師による、異色の対談集です。今までにない音楽と、あたらしい医療、そしてその先に見えてくる可能性とは……。2017年3月11日に放送され、好評だった「SWITCHインタビュー達人達」(NHK Eテレ)に追加対談・書き下ろしを加え、再構成した書籍版。

いのちを呼びさますもの —ひとのこころとからだ—

“すぐれた芸術は医療である”

領域を超えて活躍する話題の医師、初の単著!

心臓の専門医である東大病院医師、稲葉俊郎氏。西洋医学のみならず伝統医療や代替医療など幅広く医療を修める稲葉氏が説く、人が生きるために必要なこれからの医療、創造の力とは。医療と芸術の接点を探るとともに、皮膚の下に広がる見えない世界を紐解きます。

わたしたちの「こころ」と「からだ」は、あらゆるものとつながっている! 「すぐれた芸術は医療である」と提唱する東大病院医師が、言葉や食、芸術など、様々な角度から「いのち」を紐解く。『ウェブ春秋』連載に加筆訂正。【「TRC MARC」の商品解説】

わたしたちの「こころ」と「からだ」、いろんな角度から見つめなおそう。言葉・食・教育・養生・道・芸術……。「すぐれた芸術は医療である」と提唱する東大病院医師が、社会や文化、生活のなかの「わたし」を紐解く。いのちが持つ潜在的なパワーとは。

いのちは のちの いのちへ ―新しい医療のかたち―

型破りな医師が問いかける

「いのち」というフィロソフィー

「医師」という枠では収まらない元東大病院医師、稲葉俊郎氏。「対話」や「場づくり」をキーワードに、従来の病院のあり方や病気の考え方だけでは解決しない、補完し合う存在としての「新たな医療」や私たち自らが関わっていく「医療的な場」とはなにかを考えます。

“健康”を再定義せよ!

私たちが思い描く“健康”は、間違っている? 古今東西の医療に精通する東大病院の医師が、「あたま」「からだ」「こころ」の3つのつながりから、健康に生きる心構えを伝授。普段は意識しない“自分の仕組み”を改めて知れば、健康の概念が一変する。医学知識ゼロで読める、目からウロコのレッスン。

感染症、戦争、災害、孤独……

不安で覆われた世の中に必要なのは

「いのち」の居場所をつくること――

軽井沢病院・院長として「すべての『いのち』が輝ける場所づくり」を始めた著者が語る、

これからの医療・社会のあり方とは!?

私は「ことば」が「くすり」になると考えています。何気ない1日が、すべて新鮮に感じられるよう、目覚めてから眠るまでをテーマに、33篇を紡ぎました。

メディスンとは英語で「医学、医療、医術、薬、魔法、治す、通過儀礼」

学生時代から山岳医療に携わり、山に魅了された著者が辿り着いた山の思索の到達点

病院にアートの手法を応用するなど、多方面での活動を展開し、注目を集める医師である著者は、「生きていくうえで大切なこと、かけがえのないことのすべてを山から学んだ」と語る。

本書は、心身の不調に悩まされていた著者の学生時代や大学時代の山との出会い、山岳部でのエピソードを紹介するとともに、長年の登山や山岳診療所での経験などを通して深めた著者独自の思索の数々を「メディスン」をキーワードに展開する。また、巻末には山岳診療所所長や山岳部監督を務めた著者独自の登山テクニックと救急医療のABCを解説。登山愛好家・自然を愛する人に読んでほしい現代版『山のパンセ』

文章 松村篤史

室礼師・オフィスエム代表

1978年10月3日生まれ 天秤座 O型
1997年3月、大阪あべの辻調理師学校卒業
卒業後は調理師としてロンドンで約2年働く
帰国後は家業の飲食店を管理、運営。
山荘無量塔の故藤林社長との出会いにより旅館業(接客、フロント)に携わる。
ロンドンから帰国後、日本文化に興味を持ち茶道・花道の勉強を始める。
旅館という舞台で日々花をいけ、室礼、お客様をもてなすことで独自の接客スタイルを確立。
35歳の時に独立、オフィスエムを立ち上げ室礼師として旅館の床の間を中心に様々な場所の空間コーディネイトを提案している。
2018年より価値伝承師として文化・食の普及活動をスタート。

令和5年お稽古はじめ

令和5年のお稽古もはじまりました。

昨年末にいただいたラデュレの抹茶をお出しました。

辻利がラデュレのために作った抹茶で、苦みが少なく飲みやすいと皆さんとてもお喜びでした。

さすがラデュレ。

箱や缶も美しくこちらも見ていただきました。

お菓子は福岡の五島さんのお干菓子と香梅さんの花びら餅

関連イベント

茶道教室 初級 / お客様の作法

Online Shop

茶道具の購入はこちらより。

https://shop.officeemu.jp/view/category/tea

自宅でお抹茶一式セット
¥16,610(税込)

お稽古はじめ一式(女性用)
¥8,470(税込)

大濠公園能楽堂で『道成寺』を見てきました。

昨年に引き続き、日本全国能楽キャラバン『道成寺』が令和5年1月9日の成人の日に大濠公園能楽堂(福岡市)にて公演されました。

昨年は友枝昭世先生の『翁』でした。

今年は熊本でもお稽古をされている狩野了一先生がシテをつとめられました。

看板の前にて。

能楽堂は当たり前ですが、、、

天候に左右されず、冷暖房もしっかり完備。

とても快適に鑑賞することができます。

道成寺は歌舞伎でもよく公演される人気の演目ですが私ははじめてでした。

鐘の演出が印象的ですが、

9割静かですが、残りの1割のリズムや舞の動きの激しさがより際立ち感動のフィナーレでした。

非常に緩急のある演出で、他の方舞う道成寺も見たくなりました。

能楽キャラバン 『道成寺』 

http://kita-noh.com/schedule/14488/

公演のあとは和菓子の五島さんへお稽古のお菓子を買いに行きました。

五島の美しい和菓子。

上生菓子とお干菓子を購入。

関連イベント

初心者のための『能楽塾』

『いけはな教室@黒川温泉』を開催しました。

季節ごとに開催している『いけはな教室@黒川温泉』では12月28日に旅館の女将さんを中心に正月の花のお稽古をしました。

旅館で使っている器を持ってこられ、いけてそのまま旅館に飾られました。

実際に旅館に飾った写真を送ってくださいました。

黒川温泉組合の室礼教室に参加されてる方は盆飾りも素敵に室礼されてるようです。

関連イベント

初心者のための『いけはな教室』

Online Shop

花のうつわ

https://shop.officeemu.jp/view/category/vase

令和5年/正月の室礼@京町茶寮徳永

昨年から玄関と店舗内2箇所の室礼を担当させていただいているお店です。

店内はとても広く明るいので老若男女問わず喜ばれます。

お料理も名物の鰻の定食から洋食までそろっており家族の集まり人気のお店です。

京町茶寮徳永についてはこちらより。

熊本の老舗鰻屋が運営をしたいます。

https://tokunagakita.com/kyomachi/

最初に玄関です。

全体の色が黒でスポットが効果的な空間です。

古い行燈に古材を敷いて季節ごとの室礼をしています。

今回は鏡餅を中心に松の盆栽と干支飾りを組み合わせました。

後部には古壷にナンキンハゼをいけました。

店内は2箇所をご紹介いたします。

室礼師松村の仕事のご用命はこちらより。

室礼道具のご購入はこちらより。

Online Shop

https://shop.officeemu.jp/view/category/shitsurai

ギャラリーエム

令和5年/正月のいけはな@料亭松葉

料亭松葉(熊本市)では定期的にお花のいけ込みをさせていただいています。

正月の花を一部ご紹介いたします。

最初の写真は正面玄関から入った迎え花です。

花器は古い大木を切り抜かれた火鉢です。

どっしりとしていて寒い季節の見立ての花入ピッタリです。

花材は苔梅を土台に、

松や南天、ナンキンハゼ、ツルウメモドキです。

広間の床の間です。

九州では珍しい高野槙と金柑をたっぷりいけました。

コーナーには水仙をまとめて。

料亭松葉はお料理に定評があり、

ご家族に集まりや会社の接待に人気のお店です。

松葉について

室礼師松村の仕事のご依頼はこちらより。

室礼道具の購入はこちらより。

Online Shop

https://shop.officeemu.jp/view/category/shitsurai

ギャラリーエム

令和5年/正月室礼@山河

黒川温泉にある『旅館山河』の正月室礼をご紹介します。

玄関の門松社長の手作りです。

しめ縄もとても立派でした。

玄関の迎え花は苔梅をベースに松とツルウメモドキをたっぷりといけました。

玄関入って正面です。

稲飾りの下に鏡餅と仏手柑、干支飾りを取り合わせました。

廊下です。

ここがとても良いスペースで室礼が映えます。

鳥居と梅の蕾の色紙

木製の鏡餅、稲飾り、うさぎの置物です。

最後に大ぶりの蠟梅と松をいけました。

山河では客室のお花はスタッフさんがいけます。

若松と根〆に金柑にしました。

お部屋の花を少しご紹介します。

特別室の『 合歓の木 』は玄関と床の間にも。

綺麗に自然の光が入ってきましたのパチリ。

脇床に硝子の鏡餅

最後にお食事のお部屋です。

こちらは、黒川温泉いけはな教室で若女将が悪戦苦闘していけたお花です。

紅白の南天と松の三種いけですがとてもダイナミックにできあがりました。

山河の詳細・予約はこちらより。

https://www.sanga-ryokan.com/

室礼師松村のお仕事のご用命はこちらより。

室礼道具のご購入はこちらより。

Online Shop

https://shop.officeemu.jp/view/category/shitsurai

ギャラリーエム

令和5年/正月室礼@一壷天・一禅

一壷天・一禅グループ(湯布院)の正月室礼をご紹介します。

まずは『一壷天』からご覧ください。

玄関は毎年定番のシンプルな門松に、

しめ縄は今年はアクセントに稲穂と金柑をあしらいました。

次にメインエントランスです。

三宝に陶器でできた真っ白の鏡餅を中心に、

サイドに若松、仏手柑と干支の置物を組み合わせました。

通路の室礼です。

『 無事 』の墨蹟

松の盆栽、干支の置物と金の俵

最後に『瑠璃』のお部屋の玄関をご覧ください。

新しい稲飾りには南天の実と松を添えました。

次に『一禅』です。

こちらは玄関周りの室礼をさせていただきました。

客室の玄関です。

シンプルな稲飾りを各部屋の玄関に飾りました。

アクセントで赤紙を使いました。

エントランスだけは少し豪華に。

しめ縄に、

稲穂、南天、金柑、松を金銀の水引でまとめ垂れを一枚加えました。

フロントには盆飾りを。

小さい松の苔玉と干支

こちらで使っている稲飾りの材料は、秋に湯布院でできたものを地元の方に分けていただき使用しています。

宿のご予約・詳細はこちらより。

一壷天

https://www.ikkoten.com/

一禅

https://www.oyado-ichizen.com/

室礼師松村のお仕事のご用命はこちらより。

室礼道具のご購入はこちらより。

Online Shop

https://shop.officeemu.jp/view/category/shitsurai

ギャラリーエム

令和5年/正月室礼@あそ統合医療研究

今回あそ統合医療研究では初めて掛軸を使った室礼です。

細長い鶴の掛軸に、時代のある薩摩焼の神亀の酒注器をあわせました。

横には金柑を置きおめでたい雰囲気を演出しました。

ソファー席の前の出窓には、

ワークショップで作った稲飾りと干支を飾りました。

こちらには、赤い実が可愛らしい藪柑子の苔玉とうさぎの置物、小さな稲飾りを合せました。

令和5年も患者様に室礼を通して季節を感じていただきホッとする空間を提供できるよう努めたいと思っています。

室礼師松村へのお仕事のご用命はこちらより。

あそ統合医療研究について

出張講座 正月の室礼教室@一壷天 令和4年12月開催いたしました。

一壷天主催『正月の室礼教室』を一壷天の談話室にて開催いたしました。

教室の前には、

タイプの違う客室を2部屋見学をしていただきました。

教室では最初に、

・室礼の概念

・正月の風習としきたり

について解説をしました。

解説の内容はこちらでもご覧いただけます。

室礼の概念

正月の風習としきたり

基礎知識を理解していただいたら具体的にどう室礼かの提案ですが、

今回は床の間の代わりに盆飾りでの正月室礼を実際にご覧いただきました。

ご自宅でも正月の盆飾りができるように、

最後に小さな稲飾りを作って作っていただきました。

教室のあとは抹茶と和菓子をお楽しみいただきながら質問タイム。

室礼師松村セレクトの室礼道具の展示販売もいたしました。

室礼教室の出張講座をご希望の方はこちらをご覧ください。

稲飾り作り@あそ統合医療研究 令和4年12月開催いたしました。

昨年に引き続き今年も職員さん向けに稲飾りのワークショップを開催いたしました。

忙しい合間に時間を作ってのご参加。

束の間ですが、

植物に触っていただき和やかな時間を過ごしていただきました。

写真を撮り忘れてしまいましたが、、、

最後に秋の熟成抹茶をお出ししました。

教室の風景

11時~15時にご都合の良い時間に来ていただきましたので少人数でのんびり教室になりました。

お花好の男性の先生も参加。

楽しそうに作られました。

作り方は稲の束を作っていただき、

その上に松・金柑・南天をのせて最後に水引で縛ってできあがりです。

約30分で完成できあがります。

サンプルで作った稲飾りは病院に室礼ました。

あそ統合医療研究では、

「心とからだのメンテナンス」として

お花の教室をオフィスエムがコーディネートさせていただいてます。

今後も定期的に開催されますので詳細が決定いたしましたらこちらでもご案内いたします。

あそ統合医療研究

https://asotateno.or.jp/institute/

出張講座をご希望の方はこちらより。

令和5年1月6日 RKKラジオ出演いたしました。

太田黒浩一さんがキャスターを務められる「とんでるワイド」にてオフィスエムのサロンの活動をご紹介下さいました。

当日はサロンにミミキャスターの本田桃さんがお越しになり生放送での出演でした。

radikoにて2週間番組が聞けるそうです。

1月6日10時50分頃に出演いたします。

是非ご視聴ください。

令和5年1月松囃子を見に行きました。

熊本では100年以上前から毎年1月5日に新年を祝う能奉納『松囃子』が執り行われています。

今年も無事にうかがうことができました。

11時から北岡神社で奉納があり、その後藤崎八幡宮に移動されます。

北岡神社では秋の新嘗祭に参加させていただいたご縁がありますので、こちらで新しいお札をいただきました。

新嘗祭のイベントの様子はこちらより。

しっかり初詣も。

今年も無事に過ごせますように、、、

この日は着物でランチ会&初詣のイベントがあり北岡神社の松囃子は最初だけしかみれませんでした。

能の奉納の前に宮司がお祓いをします。

藤崎八幡宮は13時頃スタートです。

こちらはゆっくり観ることができました。

藤崎八幡宮ではイベントに参加された方と記念撮影も。

着物でランチ会&初詣のイベントの様子はこちらから。

これで令和5年も佳い歳になるはず、、、

次回は浴衣で出水神社の薪能を観に行きましょう。

関連イベント

初心者のための『能楽塾』

はじめて能を見る方が楽しむための基礎講座です。

関連ブログ

能を観るうえで必要な基礎知識、楽しむコツをまとめました。

令和4年12月『たてはな教室』正月の花編終了いたしました。

今年もたてはな教室で令和4年のお稽古も最後となりました。

ご参加くださいました皆さまありがとうございました。

お正月に合わせて、

花材はを中心に苔梅・柳・椿・山茶花・菊でした。

教室の風景

生徒さんの作品をご紹介します。

小さな花器に水仙1本

関連イベント

たてはな教室は季節ごとに開催しています。

次回は桜編です。

https://officeemu.jp/1475

初心者のための『いけはな教室』

こちらは野の花を使ったなげいれの花を中心にたてはなの体験もご希望でいたします。

初心者対象ですのでお気軽にご参加ください。

関連ブログ

これまでの教室の様子です。

https://officeemu.jp/tag/%e3%81%84%e3%81%91%e3%81%af%e3%81%aa/

オンラインショップ

オフィスエムオリジナル『花のうつわ』を販売しています。

https://shop.officeemu.jp/view/category/vase

令和5年1月『着物でランチ会&初詣』を開催しました。

熊本では毎年1月5日に北岡神社と藤崎八幡宮で能楽の奉納があります。

今年も初詣を兼ね皆さんと一緒にお着物でランチをした後に藤崎八幡宮に参拝をし最後に能楽を鑑賞しました。

ランチは熊本の老舗イタリア料理専門店『トラットリア ロッソ』さん。

昨年は『洋食の橋本』さんでした。

昨年の様子はこちらをご覧ください。

お料理はメインがお肉かお魚が選べる本日のランチにデザートを付けていただきました。

最初にサラダとスープをいただきます。

メインのお肉は子羊、お魚は白身魚とキノコのソテーをセレクト。

デザートは栗のケーキとピスタチオのジェラート

少しお酒が使われていて大人のお味でした。

ランチの後は藤崎八幡宮へ初詣。

最後に能楽の奉納へ。

お正月に奉納される能のことを松囃子(まつばやし)と言い、

新年に福を祝って行う芸事のことで、

松の内におこなう囃子を意味します。

室町時代に盛んに行われており1月の季語です。

関連イベント

着物で茶道教室/はじめての着物シリーズ

着物はレンタルで用意すものはナシ!!

気軽に着物を着て茶道教室に参加しませんか?

オフィスエム人気の教室です。

初心者のための『能楽塾』

はじめて能を見る方が楽しむための基礎講座です。

関連ブログ

能を観るうえで必要な基礎知識、楽しむコツをまとめました。

新嘗祭/秋のお祓い会を開催しました。

新嘗祭(にいなめさい)とは、、、

「新」は新穀を「嘗」はお召し上がりいただくことを意味し、

収穫された新穀を神に奉り、その恵みに感謝し、国家安泰、国民の繁栄をお祈りする神事です。

このお祭りは毎年11月23日に宮中をはじめ日本全国の神社で行われています。

特に宮中では天皇陛下が自らお育てになった新穀を奉るとともに、御親らもその新穀をお召し上がりになり、

古来日本人は新嘗祭が終わるまで新米は食べませんでした。

北岡神社の新嘗祭に参加させていただき、

1年の厄を祓い新年を健やかに過ごせるようにお祓いをしていただきました。

北岡神社の氏子さん方と一緒に儀式に参列させていただきました。

私達も皆さんと一緒に玉串を奉納させていただきました。

1人ずつお祓い

オフィスエムで使用する抹茶や藁も、、、

最後に記念品のお札をいただき、北岡神社の歴史についてお話を聞きました。

限定で北岡神社でお祓いをしていただいた秋の熟成茶をオンラインショップにて販売しております。

お正月にご家族やお客様に特別なお茶でおもてなしするのはいかがでしょうか?

肥後細川藩献上茶 岳間

秋の蔵出『熟成抹茶・招福』 1,980円(40g)
正月迎え[特選煎茶・開運』  2,200円(90g)

ご購入はこちらより。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

https://shop.officeemu.jp/view/category/gift

関連ブログ

北岡神社の新嘗祭にて『たてはな』を献花しました。

11月23日は新米を神様に奉納し収穫を感謝をする神事『新嘗祭』が全国の神社で行われています。

北岡神社の新嘗祭にて、たてはな教室の生徒さんと献花をさせていただきました。

神様に感謝をしながら花をたてます。

神聖な場所で花をいけると自然と心が落ち着きます。

お花もいつもとは少し雰囲気が変わりました。

たてはな教室のお申込みはこちらより。

https://officeemu.jp/1475

初心者の方におススメ

関連ブログ

令和4年11月『秋の茶会』終了しました。

11月は釜が風炉から炉に代わり『炉開き』と言い、お茶の世界でのお正月にあたります。

炉開きでは、その年の新茶を茶壷に詰め一夏越したお茶を石臼で引いたものをお出します。

11月の床には茶壷を飾ります。

今回は菊池で採れた稲と一緒に脇床に室礼ました。

秋の茶会では岳間製茶さんにお願いして、一夏越したお茶を今回のために挽いていただきました。

また、北岡神社でお祓いをしていただき銘を『招福』としました。

お菓子はたちばなさんの『織部饅頭』

お祝いで餡に色が付けられていました。

花は肥後菊とブルーベリーの照葉。

秋らしい取り合わせでした。

ちょうどサロンの庭の紅葉も色づき秋をお客様に楽しんでいただけました。

秋の茶会で令和4年の茶道イベントは終了いたしました。

令和5年は2月6日開催『洋菓子茶会』よりスタートです。

河野パティシエの芸術的なスィーツをお楽しみください。

洋菓子茶会のお申込みはこちらより。

お正月に家族やお客様に美味しいお茶を、、、

北岡神社でお祓いをした熟成抹茶と煎茶をご購入いただけます。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

https://shop.officeemu.jp/view/category/gift

肥後細川藩献上茶 岳間

秋の蔵出『熟成抹茶・招福』 1,980円(40g)
正月迎え[特選煎茶・開運』  2,200円(90g)

2022年11,12月の出張イベントのご案内

オフィスエムがコーディネートをする出張講座をご紹介いたします。

室礼師松村が定期的に室礼を担当させていただいている『あそ統合医療研究所』にて、柴田ゆかり先生の「クリスマスのスワッグ作り」を開催いたします。

フレッシュの針葉樹の香りでリラックスしながらお花の時間をお楽しみください。

あそ統合医療研究所ワークショップ

クリスマスのスワッグ作り

日程 2022年11月30日(水)

時間 13時~15時

参加費

11,000円(ガイアor磁気シャワー体験・税込)

お申込 0967-65-8239

場所

あそ統合医療研究/阿蘇郡南阿蘇村立野185-1

あそ統合医療研究について

教室の風景

2022年6月開催「ハーブのアレンジ作り」

もう一つも室礼師松村が室礼を担当している、湯布院の人気の宿「湯富里の宿 一壷天」空間で「正月の室礼教室」を開催いたします。

一壷天の玄関

『 正月の室礼教室@湯布院 』

日程 2022年12月13日(火)

時間 13時~14時半 開場/12時半

参加費 3,000円(稲飾り・茶、菓子・税込み)

お申込 090-9570-7976(松村)

場所

一壷天/大分県由布市湯布院町川上302-7

一壷天について

前回開催した教室風景

オフィスエムでは、出張講座・イベントをコーディネートいたします。

団体・会社の研修会やイベントをご検討の方はこちらをご覧ください。

秋吉シェフ(元公邸料理人/パリ)のお料理をいただきに福岡へ。

オフィスエムの食事会で人気の秋吉シェフが待望のお店をパリに来年(2023年)1月にオープンが決定し、日本で最後に秋吉シェフのお料理をいただきに福岡へ行ってきました。

会場は秋吉シェフが監修する淡麗らぁ麺「明鏡志水」2号店。

大名にオープンしたての新店舗です。

https://www.instagram.com/meikyoshisui_hakata/

白を基調とした清潔感のある内装。

贅沢な椅子でゆっくりお料理を堪能することがきました。

最初は数種類のキノコの摺り流しと餅銀杏からスタートでした。

料理教室でも教えていただいたシルク白和え

今回は柿でした。

お椀

鱈の天婦羅(身は半生でした。)の白味噌仕立て。

白子と海老 柚子のジュレかけ

秋吉シェフのスペシャリテ

鯛の鱗焼と雲丹の巻き寿司

シャリは黒酢を使用。

明鏡志水の麺の上に自家製の唐墨をかけて。

麺つゆとラーメンの鶏ガラを絡めていただきました。

壱岐牛とトリュフ

フライドポテト添え

〆は明鏡志水のラーメンにたっぷり松茸

おそらく二度と食べることができないであろう最高のラーメンでした!!

次回、帰国の際は食事会のお約束をしてお店を後にしました。

秋吉シェフのお店はパリ16区、エッフェル塔の近くにできるそうです。

パリのお店にも皆さんと一緒に行けるイベントを企画中ですのでお楽しみに!!

秋吉シェフから送られてきた、パリのお店の前の写真。

お店の詳しい情報はこちらより。

Chakaiseki Akiyoshi

59Rue letellier.75015 Paris

https://www.instagram.com/akiyoshi_chef/?hl=ja

懐かしい秋吉シェフとのイベントレポート

後編/令和10月の農業体験

稲刈りの後は最近オープンしたカフェでお茶をした後に能を見に行きました。

稲刈りの様子はこちらをご覧ください。

能場のすぐ隣にある『ASANISHIMASA』さんは

元病院だったところをリノベーションされカフェとして生まれ変わり、

菊池の新しいホットスポットして人気店です。

能奉納の時間までこちらでティータイムです。

内装はレトロな海外のリゾート地の雰囲気です。

おすすめのデザートの盛り合わせと自家焙煎のこだわりコーヒーをいただきました。

さあ、松囃子の時間です。

菊池の松囃子は650年続く神事です。

無事収穫できたことを神様に感謝し能を奉納します。

今年も無事稲刈りができた感謝をしながら能を見ました。

菊池の松囃子についてはこちらをご覧ください

将軍木の御社にはお供物がされていました。

金の垂れが菊神社の神様だそうです。

昨年は途中で雨が降りましたが、

今年は気持ちの良い秋晴れでした。

最初は『仕舞』の奉納からはじまりました。

最後は誰でも笑える『狂言』です。

これで『秋の農業体験と菊池の松囃子を見る会』は終了です。

11月23日の秋のお祓会では収穫できたお米をお祓いしていただきます。

また一緒に参加いただける方は、

神殿に入っていただき、

無事お正月を迎えられるよう今年1年の厄を祓いお清をしていただきます。

ご参加お待ちしております。

関連イベント

初心者のための『能楽塾』

前編/令和4年10月の農業体験

10月の農業体験は、

『秋の農業体験&菊池松囃子能を見る会』として、

初めてイベントを開催しました。

自然のことなので思い通りには行きません。

お天気や稲の生育状況によって稲刈りができるか微妙な時期でしたが、、、

なんとか稲刈りをすることができました!!

今回は稲刈りと掛干しまで体験させていただきました。

この田んぼをされているキョウコさんが先生です!!

まずは3束づつ稲を刈り右から交互に3束を重ねます。

束ができたら水で濡らした藁で縛ります。

束がを結んだら1カ所にまとめます。

稲を掛ける台を作ります。

私もお手伝い。

杵で竹が倒れないように埋め込みます。

剣道の竹刀を振っている気分になりました。

台ができたら稲の束を掛けて完成です。

完成です。

穂先を下にすることで稲の養分がお米に集まり美味しくなるそうです。

11月23日の新嘗祭では、

新米を奉納し、

秋のお祓いをいたします。

皆さまのご参加お待ちしております。

稲刈り体験の後は650年続く菊池の松囃子を見にいきました。

その様子は後編をご覧ください。

令和4年10月『たてはな教室』秋の花編終了いたしました。

今回の花材は、朽ちた蓮に名残の杜若や芒と秋草をご用意くださいました。

お稽古では、

・芒を真にしたもの

・朽ちてきた蓮と杜若

の2点をお稽古しました。

それでは生徒さんの作品の1部をご紹介いたします。

・真を芒にしたもの

・朽ちてきた蓮と杜若

柴田先生が杜若のお生花をいけて下さいました。

和室の床間にて。

生徒さんの作品も何点か床間に移動。

雰囲気が変わります。

お教室の様子

初心者の方でも受講いただけます。

お気軽にご参加ください。

たてはな教室はこちらよりお申込ください。

https://officeemu.jp/1475

たてはなの花器の購入はこちらより

https://shop.officeemu.jp/view/category/vase