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飯冨先生主催『能楽を愉しむ夕べ』にうかがいました。

2022/8/27

令和4年8月24日、

飯冨先生主催の能楽の会にうかがいました。

花がいけられた美しい舞台をはじめ、

笛の音色で生け花ライブや小鼓のワークショップなど

趣向を凝らした題名通りの楽しい会でした。

また演奏を間近かで聞くことができ、

囃子や舞、謡の迫力を感じることができました。

会の様子をご報告いたします。

最初に主催者の飯冨先生がご挨拶と番組の説明をされました。

『鷺』をイメージし白い着物を着られたそうです。

まずは、笛の音色と共に平島玲恵子先生による生け花けライブ

次に、飯冨先生と相原先生の小鼓と笛の演奏

1部の最後は、

今回はじめてお会いした武田友志先生お1人での謡い。

お腹から出された声は迫力があります!!

さあ、2部のスタートです。

はじめに武田先生による面の説明です。

小面と般若について。

小面

若い女性の面だそうです。

般若はなんと、

般若は鬼になった女性だそうです!!

次に飯冨先生のワークショップ。

お着物を綺麗に着られた美しいお弟子さんと一緒に登場です。

飯冨先生と一緒に私達参加者はエアーで鼓のお稽古体験をしました。

次に仕舞です。

仕舞とは、

装束を付けず囃子もナシ、

謡いのみで舞うことです。

観世流シテ方、菊本澄代先生と妹の美貴先生と武田先生での仕舞。

二人静は、2人同時に同じ動きをするところが見所です。

菊本澄代・美貴先生が舞われました。

さすが姉妹、息がピッタリ!!

次は選手交代です。

武田先生が船弁慶を舞い、

菊本先生が謡います。

楯の扱いが弁慶の勇ましさを演出します。

菊本先生の迫力あるお謡は鬼気迫るものを感じました。

最後は一調(いっちょう)です。

これは、謡と鼓だけの形式でシンプルなだけに実力がないとできません。

武田先生が謡い、飯冨先生が小鼓です。

最後にアフタートークで終了です。

もちろん能楽堂で500名規模の公演も素晴らしいですが、

今回50名弱のお客様で生の囃子や謡い・舞を肌で感じることができ贅沢で貴重な会でした。

12月24日には、

横浜能楽堂で『鷺』の能公演が控えています。

オフィスエムでもチケットの販売を担当させていただく予定です。

また、9月11日には少し気が早いですが、、、

初心者のための「能楽塾」にて「鷺」の事前勉強会を開催いたします。

ご興味のある方はお気軽にご参加お待ちしております。

初心者のための『能楽塾』

日程 令和4年9月11日(日)

時間 13時~15時