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お盆とは、ご先祖様の霊が “あの世” から “この世” に帰って来られる日です。
かつては旧暦7月15日を中心とした期間に行われましたが、
明治期になり、新暦7月15日に合わせると農繁期と重なって支障が出る地域が多かったため新暦8月15日をお盆(月遅れ盆)とする地域が多くなり、一般的には8月13日から16日までの4日間を指し、地域によっては7月に行われる場合もあります。
鬼灯(ほおずき)
ふっくらした形と炎のようなオレンジ色から、精霊が迷わずに帰って来られるように道しるべの灯(あかり)として仏壇や盆棚、精霊棚に飾ります。ご先祖様は体を持っていないため空洞を探し、お盆の4日間は鬼灯の空洞の中に身を宿して過ごすと言われています。
お盆の盆飾りには、
鬼灯と馬乗り猿、アクセントに稲飾りを合わせました。

室礼師松村考案『盆飾り』
お盆を床間にみたて現代の暮らしの中で季節の室礼を楽しみませんか?
花一輪と季節の小物で室礼のある暮らしがはじまります。
『盆飾り』について
室礼道具はオンラインショップにてご購入いただけます。
https://shop.officeemu.jp/view/category/shitsurai


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文章 松村篤史
室礼師・オフィスエム代表
1978年10月3日生まれ 天秤座 O型
1997年3月、大阪あべの辻調理師学校卒業
卒業後は調理師としてロンドンで約2年働く
帰国後は家業の飲食店を管理、運営。
山荘無量塔の故藤林社長との出会いにより旅館業(接客、フロント)に携わる。
ロンドンから帰国後、日本文化に興味を持ち茶道・花道の勉強を始める。
旅館という舞台で日々花をいけ、室礼、お客様をもてなすことで独自の接客スタイルを確立。
35歳の時に独立、オフィスエムを立ち上げ室礼師として旅館の床の間を中心に様々な場所の空間コーディネイトを提案している。
2018年より価値伝承師として文化・食の普及活動をスタート。
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床の間の室礼をはじめ、飲食店、ホテル、ご自宅のリビングや会社・病院の受付など様々な空間にあった調度品・いけばなのご提案をいたします。ご希望の方は下記のフォームよりお気軽にお問合せ下さい。
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