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基礎編①和菓子 コラム/季節を楽しむ和の暮らし 

季節を楽しむ和の暮らし 基礎編①

『美しい和菓子の世界』 冬~春編

和菓子は煉切、きんとん、ういろう、薯蕷、羊羹などの調理法をベースに色や形で繊細に季節を表現します。

茶道教室では全国の和菓子屋さんから取り寄せた上質なお菓子を毎回ご準備しています。

ここではこれまで茶道教室でお出ししたお菓子をご紹介いたします。

冬のお菓子からご紹介いたします。

銘『冬桜』

真っ白なきんとん

あえて大きめの粉引のうつわを合せました。

銘『室の梅』

餡をういろうで包み、上にかけられているのはを表現しているのでしょうか?

白の中鉢を抹茶椀にみたてました。

皿のサイズ小さくしました。

大きさを変えると雰囲気も変わります。

こちらの銘は『冴』

薯蕷の上に冬の冷たさが伝わるような青色が施されています。

薯蕷が白なので黒の平皿を合せました。

次に春の和菓子をご紹介します。

銘『菜種きんとん』

じつはどちらも同じ銘なのですがお菓子屋さんでデザインが違いました。

あなたはどちらがお好みですか?

器の色でも表情が変わります。

こちらはお雛様をイメージしたお菓子。

2023年春に新しく発売をスタートした桜色のうつわにピッタリ。

抹茶のグリーンとピンクの相性もよかったです。

繊細なお菓子も良いですが、おばあちゃんが作る素朴なお菓子は心がホッとします。

春のお彼岸には牡丹餅。

近所で大人気のお饅頭屋さん。

春限定の「桜餅」も外せません。

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オフィスエムオリジナル商品

和菓子をのせている器はオフィスエムと玄窯のコラボ商品です。

1つのデザインで様々な使用法ができ、重ねられることで収納スペースを広くとらないように工夫しました。

黒と白のうつわ 

さくら色のうつわ(新商品)

購入はこちらより。

https://shop.officeemu.jp/view/category/Japanese_tableware

筆者

松村篤史(オフィスエム代表・室礼師)

1978年10月3日生まれ 天秤座 O型
1997年3月、大阪あべの辻調理師学校卒業
卒業後は調理師としてロンドンで約2年働く
帰国後は家業の飲食店を管理、運営。
山荘無量塔の故藤林社長との出会いにより旅館業(接客、フロント)に携わる。
ロンドンから帰国後、日本文化に興味を持ち茶道・花道の勉強を始める。
旅館という舞台で日々花をいけ、室礼、お客様をもてなすことで独自の接客スタイルを確立。
35歳の時に独立、オフィスエムを立ち上げ室礼師として旅館の床の間を中心に様々な場所の空間コーディネイトを提案している。
2018年より価値伝承師として文化・食の普及活動をスタート。