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炉が開く
11月は風炉から炉に変わる季節
茶道の世界では『開炉』と言います。
亥の子餅
旧暦の11月にある「亥の月」の「亥の日」に、無病息災や子孫繁栄を願って食べられる和菓子です。イノシシの子(ウリ坊)に似た形で作られ、平安時代から続く歴史を持ちます。
茶道では、開炉の時には出されるお菓子です。
「亥」は陰陽五行説で「水」の属性を持ち、火を制すると考えられてきました。
そのため、亥の子餅を食べることで、火災を逃れられると信じられていました。

旅行の後の楽しみ。
その土地のお菓子を帰って自宅で抹茶といただくことです。
秋の京都に小さな旅行をしました。
四条河原町のデパ地下で数件の和菓子屋さんの上生菓子を集めて販売しているコーナーを発見。贅沢に色々な種類の和菓子を一つづつ購入し、自宅で旅の余韻を楽しみました。
晩秋のお菓子の銘も素敵です。
製 本家玉壽軒
銘 高雄の色

製 亀屋良長
銘 林檎

製 千本玉寿軒
銘 初霜

製 千本玉寿軒
銘 かぶら

製と銘の記録が見つからないのですが、、、
3つの色が層になっていてとても美しいのでご紹介します。

京都の旅の様子はコチラをご覧ください。
関連イベント・教室
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文章 松村篤史
室礼師・オフィスエム代表
1978年10月3日生まれ 天秤座 O型
1997年3月、大阪あべの辻調理師学校卒業
卒業後は調理師としてロンドンで約2年働く
帰国後は家業の飲食店を管理、運営。
山荘無量塔の故藤林社長との出会いにより旅館業(接客、フロント)に携わる。
ロンドンから帰国後、日本文化に興味を持ち茶道・花道の勉強を始める。
旅館という舞台で日々花をいけ、室礼、お客様をもてなすことで独自の接客スタイルを確立。
35歳の時に独立、オフィスエムを立ち上げ室礼師として旅館の床の間を中心に様々な場所の空間コーディネイトを提案している。
2018年より価値伝承師として文化・食の普及活動をスタート。



