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重陽の節句/9月9日
初秋、菊を愛でる
中国では菊は長寿の薬と考えられ、重陽の節句では菊を愛で長寿を願う日となりました。
また、秋の収穫を祝い、家族の無病息災を願う日でもあります。
銘 手毬菊
製 あんの和(熊本)
秋をイメージしたお干菓子


銘 萩こぼし
製 季乃菓(熊本)

9月は栗が美味しい季節
じつは重陽の節句は別名「栗の節句」とも呼ばれます。
熊本県北に位置する山鹿は栗の産地
山鹿の栗だけで作られた『栗きんとん』

秋の彼岸
ご先祖様を供養する仏教の行事です。
秋分の日を中心とする前後3日間、計7日間の期間。
秋分の日、太陽が真西に沈むため、西方にある極楽浄土に想いを馳せるのに適した日とされています。
ご先祖様を供養し、自身も極楽浄土に往生することを願う大切な期間です。
お彼岸にはおはぎをお供えします。
中国では古くから、赤色には邪気をはらう力があるとされており、日本でも赤色には特別な力があると考えられてきました。
そのため赤色をした小豆は縁起がよい食べ物とされ、魔除けや不老長寿の願いが込められお供えされるようになりました。


秋野菜のお干菓子
製 五島(福岡)

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文章 松村篤史
室礼師・オフィスエム代表
1978年10月3日生まれ 天秤座 O型
1997年3月、大阪あべの辻調理師学校卒業
卒業後は調理師としてロンドンで約2年働く
帰国後は家業の飲食店を管理、運営。
山荘無量塔の故藤林社長との出会いにより旅館業(接客、フロント)に携わる。
ロンドンから帰国後、日本文化に興味を持ち茶道・花道の勉強を始める。
旅館という舞台で日々花をいけ、室礼、お客様をもてなすことで独自の接客スタイルを確立。
35歳の時に独立、オフィスエムを立ち上げ室礼師として旅館の床の間を中心に様々な場所の空間コーディネイトを提案している。
2018年より価値伝承師として文化・食の普及活動をスタート。




