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令和元年11月14日
晩秋の頃、第2回室町時代のいけばな『たてはな教室』を開催しました。
今回は『たてはな』の最も重要な込藁(こみわら)を作るところからはじめました。
込藁とは稲の茎の部分を束ね、花の器に仕込み花をとめるための道具です。
この上の部分だけがのちの剣山となります。
剣山は鉄ですが、込藁は自然素材で繊細なのでやはりどこか自然の優しいいけばなができあがります。
< まずは、稲の茎の薄い皮を一本ずつ剥ぎます。>
< 薄皮を剥いだ稲の茎を約15本ずつ紐で束ねます。>
< 花器にしっかり入るだけの束を詰め適当な高さを決め茎を切ります。その後に束を上部・中部・下部の3ヶ所に紐でまとめて完成です。>
先生のお手本と生徒さんの作品を数点ご紹介いたします。
込藁に優しくとめられた軽やかな『たてはな』をご覧ください。
次回の『たてはな教室』は令和2年3月 桜のお稽古予定です。
ホームページのイベントにてご案内いたします。
オフィスエム令和元年最後のイベント
『正月の室礼と道具の勉強会』お申込開始しております。
お気軽にお越しくださいませ。
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