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#茶道
2022/1/8
前回は、床の間に一礼し掛軸を拝見する作法から
「 祈る 」をテーマに頭を下げる謙虚な心について書きました。
今回は「 清める 」です。
お手前の中で茶杓と棗(抹茶を入れる器)を袱紗という絹の布で清めるところがあります。
これは汚いから拭くのではなく、清めるのです。
文明の理屈からみると不必要な行為であり、無駄、非効率です。
でも、本当に無駄でしょうか?
文明社会になりこの様な理屈にかなわないものは捨てさられ
特に日本文化は日本人が故意に捨てているように感じます。
これは日本が敗戦国となり西洋文明に強い憧れを今でも引きずっているからではないでしょうか?
戦後70年が経ち世界が狭くなり国際社会となった現代において
長い歴史と伝統が受け継がれている日本文化は世界的に高い評価を得ています。
残念ながら戦後欧米化が進み日本の文化や工芸は消え失せようとしています。
今、日本人がもう一度自国の文化の価値に目を向け守らなければ将来消滅してしまいます。
まずは日本の総合芸術である茶道を学び一緒に日本の文化を守りませんか?
オフィスエムでは文化・芸術・食の普及事業を展開しています。
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