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2019/12/22
全国各地の神社では新年の平和・五穀豊穣を祈り能楽の奉納があります。
熊本では毎年1月5日に北岡神社(西区)、藤崎八旛宮(中央区)で奉納があります。
詳細はこちらをご覧ください。
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お正月は能楽を見る絶好の機会です。
奉納であれば誰でも見ることができます。
そこでオフィスエム代表 松村(能楽初心者)がこれまで能楽の普及で学んできたことをもとに、
初心者が能楽を楽しく見るために必要なポイントを3つお伝えいたします。
能楽を見ると3分で眠くなる初心者の意見としてご覧ください!!
ポイント①
能楽は音楽である。
はじめて能楽を見るとき台詞が気になると思います。
確かに台詞も大切ですが、音楽を聴く時に歌詞が気になるでしょうか?
能楽も音楽と同じで太鼓や鼓、笛のリズムと謡のメロディーをただ感じてみてください。
私は古典ラップの様な感覚で聴いています。
意外と目をつぶって聴くのもいいかもしれません。
ポイント②
能楽の役割
能楽の役割は大きく2つあります。
・囃子方(はやしかた)
(小鼓・大鼓・笛・太鼓で構成される楽隊です。)
・シテ方(してかた)
(踊ることを能楽では舞うと言います。舞う役割の人が横で合唱する謡いも担当します。)
囃子方(楽器)の音色・リズムや
シテ方(舞・謡)のダンス、メロディーなど
それぞれの役割を意識すると見所が増えて居眠りする暇はなくなります!!
ポイント③
能楽は世の中の平和と五穀豊穣を祈り神様に奉納するのが起源です。
能楽を見る前に神殿に頭を下げ、祈る気持ちで能楽を見てみてください。
さあ、能楽を見る準備はできました。
もし余裕があったらお着物で見に行くともう素敵な文化人の登場です。
お知らせ
イベントでご案内している「ふくおか万作の会 新春狂言」は完売しました。
令和二年の熊本公演は熊本城ホールで決定しています。
来年は能楽講座を開講いたします。
みなさんと一緒に学び、能楽を楽しめる講座を目指します。
こちらもホームページのイベントにてご案内いたしますのでお楽しみに。