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若手経営者の会にて文化の普及について講演をさせていただきました。

令和元年11月27日に熊本県企業団体中央会青年部協議会様の研修会にお声がけいただき、代表松村篤史が文化の普及と企業としての関わり方についてお話をさせていただきました。

 

 

 

経営者の会ですのでテーマは思い切って

「文化を守り・伝える パトロンのすすめ」

と題して40名弱の経営者の方の前で約1時間お話いたしました。

 

 

 

まずはオフィスエムのコンセプト「価値伝承の環」から

PremiumTable、熊本で能楽を愉しむ会などこれまでの活動を説明しました。

 

 

 

次に具体的に経営者でパトロンとして芸術家の応援や文化の伝承をし社会に貢献をした人物をご紹介しました。

1人目は横浜で紡績業で巨万の富を築き自邸に日本全国の稀少な建築を移築し守り、そこで横山大観など多くの芸術家を住まわせ応援をした原三渓をご紹介しました。

次に熊本といえば元熊本城城主細川家です。

利休七哲の細川幽斎から細川家16代当主の細川護立の功績と永青文庫についてご紹介しました。

 

 

 

まとめとして、文化を守り・伝えるためにまず個人が日本文化を知ることが大切で、オフィスエムの提案として「茶道」をはじめることをおすすめしました。

そして具体的に

経営者として、

地域への社会貢献として

文化活動への支援、活動への参加をすることがパトロンですということで話をまとめました。

 

 

 

講演の最後には参加者の方から質問と共に、

ご自身の立場から文化を守り・伝えれることをうかがいしました。

参加者の方は熊本で長く商売をされている方が多く、文化と同じように老舗として会社を守る意義を持っておられ、味噌・醤油組合の方からは特に日本文化と接点が多く、今後どのように日本の食文化を守っていくかということを皆さんの前で少しディスカッションいたしました。

研修会の後の懇親会にもご招待いただき、お一人お一人と文化についてお話をさせていただく時間がありました。それぞれの立場で、文化との関わりについてお考えをお持ちで大変興味深かったです。

 

じつはこちらの会員のお一人がオフィスエムの日本酒の会でご紹介している河津酒造の社長でした。これは偶然だったのですが、お酒も日本文化の一つであり、食事の時間は人の絆を結びつける働きがあり、来年はまた日本酒の会で皆さんとお会いしましょうということでご縁がつながりました。

 

 

 

 

この写真は2018年4月に開催した

「小国、河津酒造の酒を愉しむ会」の時のものです。

 

ということで、

令和二年春頃に河津酒造さんを含む日本酒の会を開催いたします!!

来年はどんな方がいらっしゃるのでしょうか?

 

来年はこちらが皆さまのところに出向き、文化の輪をより大きく広げていければと期待しております。